アイ・オー・データ機器から12倍速対応のBlu-ray Discドライブ“BRD-SH12B”が3月下旬に発売される。価格は29,925円で、日立LGデータストレージ製“BH12N”を採用した事で6倍速対応メディアに12倍速で書き込めるオーバースピード機能を実現している。
まぁ、スペック的には何ら問題のないBDドライブで、付属ソフトも再生ソフト「WinDVD BD」、編集ソフト「DVD MovieWriter 7 BD」、Neroのライティングツール「Nero Express Essentials」などが付属されるため、この一台導入すれば、BDの視聴からデータ書き込みまですべて対応できる。
また、ソフトもWindows7に完全対応しているため、Windows7発売直後のようなソフトのみ未対応という事もない。
Windows7発売後の、ようやく安心して購入できるBDドライブだと思うが、もっと根本的な問題として、PCへのBDドライブ普及率というのは、意外にも低いのではないかと感じていたりする。
メーカー製PCでも上位機種でないとBDドライブ搭載という事もなく、業界全体がBDへと移行するぞという意気込みが感じられないのは非常に残念な感じがする。
DVDドライブの時は、あんなにも急ピッチで価格が下がり、性能も向上したにも関わらず、BDとなると同じようには進んでいない。
たしかにBDでの読み込み速度向上というのは、技術的にもかなり厳しいものがあるのだろうとは思うが、その価格からあまり普及していないように思える。
もし、これぐらいの性能のBDドライブが1万円前後ぐらいの価格で販売されたなら、その普及は一気に加速するのではないかと思ったりする。
個人的にも欲しいとは思うのだが、この価格ではちょっと…と思えてならない。
メーカーがそのあたりを銅考えているのか?
結構気になる話である。
2010/03/10 • no comments