さて…昨日GV-N560SO-1GIが発送されたという事を書いたが、本日ようやく届いた。
パッケージは今まで買ったものは横型の箱だったのだが、これは縦型の箱だった。
中身は非常にシンプルでカード本体と英語、中国語で書かれたマニュアル、ドライバ&ツールのCD-ROM、DVI-I変換コネクタ、HDMI→miniHDMI変換ケーブル、4ピンペリフェラル×2→6ピン電源コードが入っていた。
要するに、必要最低限のもののみが同梱されているといった感じ。
早速取り出して今現在搭載しているGeForce GTX 260と交換してみる。
現状のGTX 260を取り出すには、排気ファンなどを外す必要があるのだが、これは全く問題ない。
で、肝心のGTX 260を取り外す際に…ビデオカードが外れなくなるようなロック機構(といってもプラスチックのレバー)が最近のマザーボードには当たり前についているのだが、これを横に押しながら引っ張ってビデオカードを取り外す…と、同時に「パキッ」と軽い音が…。
またやっちまった orz
このロックレバー、簡単に折れるんだよね (-_-;
このGTX 260を前のマザーボードに取り付けた時にも同じ事があったのだが…このロック機構、もっと壊れにくいものにならないものかねぇ。
排気ファンを取り付ける際に、今回のビデオカードの大きさに影響されて上手く取り付けられないというトラブルがあったものの、概ね 物理的には搭載完了。ドライバのインストールを終え、準備は整った。
で、問題は果たして本当にコアクロックが1GHzで動作しているのか? という事。
以前使っていたGTX 260は、メーカーの説明だとオーバークロック版だったはずなのだが、デフォルト設定がリファレンスと同じで、メーカーのオーバークロックツールでオーバークロックさせるというものだった。
なので、今回のGV-N560SO-1GIはどんな感じなのだろう…とGPU-Zというツールで確認してみると…どうもデフォルト設定で既に1GHzで動作するようになっているようだ。
メモリに関しても同様にクロックアップされた状態がデフォルトになっているようなので、特に何もしなくても問題はなさそうである。
で、早速昨日のGTX 260との比較ベンチをやってみた。
●ストリートファイターIV
設定:すべて最高
SCORE:5804 (260=5250)
AVERAGE:59.81FPS (260=48.39FPS)
●Monster Hunter Frontier 2nd Benchmark
Score:9439 (260=6144)
●Final Fantasy XIV
設定:HIGH
Score:3939 (260=2511)
Load Time:22037 (260=21502)
GTX 260と比較してもかなりのパフォーマンスアップではないかと思う。
ストリートファイターIVでの結果は、CPUによる頭打ちかもしれない。ただ全面において60FPSにかなり近い結果だけに、その違いはハッキリしている。
また、顕著な結果となったのがFF14の結果。
多分CPUがCore i7くらいなら4000超えは確実ではないかと思う。
2世代前のCore2 Quad9550での結果としては十二分だろうと思う。
やっと届いたアイテムだけに、この結果には満足している。
コストパフォーマンスは悪いわけではないだろうが、最近はノーマルのGTX 560 Tiが2万円前半でも手に入るため、そちらの方がお買い得感は高いかもしれない。
ただ、自分的にはあの重いFF14のベンチでHIGH設定が3500を超えたので、その結果には満足している(リファレンスでは3200前後あたりと予想)。
これで当分はこのままでイケルのではないかと思う。
クロックあたりのパフォーマンスはNVIDIA製GPUの中でもかなり高い部類に入る。良い買い物だったと言えよう。