痛○○という名称が、極々一般に使われるようになったこの現代。
…ホントにいいのか? 思わないこともないのだが、それだけオタク文化が普通に根付いてきたという事なのかもしれないが、キャラクター商売というものが今や普通の商売になったという事実の裏付けなのかもしれない。
私が前々職にいた頃は、キャラクター商売はそれなりの地位にいたとは思うが、今ほど一般的ではなかったように思う。
まだケータイサービスが始まったばかりの頃だったし、ケータイの壁紙を作るだけで商売になった時代だ。今はスマホのそれなりのキャラクターアプリですら無料提供される時代に入ったわけで、キャラクタービジネスの広がりの変遷がものすごい速度で変化している事を実感する。
…なんか、自分が妙に時を刻んできたと実感してきて、ちょっと凹む(爆)
さて、その痛○○というジャンルの中でも異彩を放つ痛PCに新作が発表された。
デジクラフトがクリーミーマミに続いて投入してきたのが…何と“THE IDOLM@STER 2”という…これは私に対する挑戦か?(ぉ
でも新作が出てくるって事は、クリーミーマミとかやっぱり売れたって事なのだろう。
日本メーカーのPC販売数が軒並み落ち込み始めている今、キャラクターがいるいないでこんなに違うものなのだろうか…とちょっと思ったり。
しかし…天板にこんなイラスト書いてあったら、仕事どころじゃねーよwww
世間の景気が今みたいに低迷しているからこそ、12人全員が一緒になったイラストのみだが、これがもし景気が良い時に商品化されていたなら、多分12人個別の12種類の商品が出来ていたか、もしくは3人ずつ分けて4種類の商品が出ていた可能性もある。
…そういえば、昔全国に散らばった12人のヒロインを攻略するゲームがあったが(ゲームはものすごいショボかったが、キャラクターは絶大な人気があったアレだw)、あの時代だったら間違いなく12種類のPCが発売されていたように思う。何しろ天板とか交換するだけだし…。
で、このPCのスペックだが、ネットブック版とノートPC版で異なる。
ネットブック版はAtom N2800(1.86GHz)、メモリ4GB、SSD 120GB、1,024×600ドット表示対応10.1型液晶、Windows 7 Home Premiumなどを搭載し、価格は79,800円となる。
ノートPC版はエントリー、スタンダード、ハイスペックと3種類の仕様があり、ハイスペックはIvy Bridge世代となり、Core i7-3610QM(2.3GHz)、メモリ8GB、SSD 120GB、GeForce GT
650M(1GB)、BD-ROMドライブ(書き込みはDVDのみ)、フルHD(1,920×1,080ドット)表示対応液晶、Windows 7 Home
Premium(64bit)などを搭載している。価格は160,000円という仕様である。
全てのパッケージ共通で、他には765プロ事務員の「音無小鳥 (滝田樹里)」の新規録り下ろしシステム音声、専用壁紙を多数収録している。外装もオリジナルのカートンケース
、マイクロファイバークロスも特典として付属するという製品仕様である。
…アイマスになってから妙に豪華だなw
製造はユニットコムで行われ、すべて受注生産となる。そり為、注文後のキャンセルはできないので注意。注文台数は1人3台まで…という事だが、こんなの、複数台買うヤツいるのか?(爆)
キャラクタービジネスというのは、今や普通に商売するよりも堅実に稼ぐ事ができる商売だ。
しかしこのキャラクタービジネスにはいろいろな問題が顕在してきている。版権を持つ企業(製作)と実際に制作している企業とで、売上が違い過ぎるという問題だ。
こういう商売が健全に回る為にも、制作側への待遇改善が進むことを切に願わずにはいられない。昔とはいえ、関係者だった者からすれば、その思いは未だ変わる事がない。
しかし…千早オンリーの痛PCが出なくて良かったと思わざるを得ない(ぉ