…久々にとんでもないタイトルを付けてしまったが、別にいかがわしい事をコメントするつもりは毛頭ない。
コレ、実は繊維メーカーや学生服メーカーの産業拡大のスローガンのようなもの。
というのは、少子化による影響でこれらの産業が非常に苦しい状態なのである。
昭和50~60年代の小学生の数は1,000万人を超えていたのだが、2012年5月の段階で676.5万人弱にまで減ってしまっている。
当然、この小学生が中学に進学して制服を着る事になるわけだから、当然数が4割減になっているわけだ。
バブル期には、有名デザイナーがデザインした私立学校の制服などが話題になったりしていた学生服メーカーだが、今は潸潸たる有様というわけである。
そこで繊維・学生服メーカーが考えたのが、小学生にもセーラー服を着せてしまおうというものだったワケである。だが、この動きは実は理にかなっていて、最近は市町村も小中一貫校を増やし始めていて、それに合わせて、いわゆる“中一ギャップ”と呼ばれる問題に文部省が悩んでいる背景を解決できる一つの手段と考えているのである。
“中一ギャップ”とは、中学校に進学した際の環境変化に対応できず不登校に陥る問題の事で、小中一貫校を増やしている背景の一つとも考えられる。
学校そのものは一貫校へと変化させていたものの、制服という所に小学生と中学生の差を出していたわけだが、それすらもまとめてしまい、小学生にもセーラー服を着せてしまおうというのである。
…セーラー服って聞いてまず最初にラブプラスが浮かんだ私も相当にイカレてるとは思うが、まぁ要するに学生は制服にしてしまおう的な発想である。
小学生が制服でない理由は、子供の体の成長が早くて制服に掛かる費用がバカにならないという保護者の声に配慮した結果と言われている。
ホントかどうかはわからないが、確かにサイズ変化が激しい時期は制服を頻繁に買い換えないといけないワケで、金がかかるというのも解る。
だが…私的には私服の方がよほど金がかかるように思えてならない。親としてはいつも同じ服を着せるわけにはいかないだろうし、服を着る当人の子供だってそういう気持ちもあるだろう。そうなると、服を一体何着買えばいいのか? という問題になる。
最近は衣服も随分と安くなったはなったが、だからといって大量に買いそろえるのもどうかと言えるし、しかもそこにセンスというものがついて回り、セレクトする事そのものに難しさを感じる事も多々あるだろう。
というか、大人なら解るハズだ。仕事に行くときに私服である事の難しさは、制服を着る事の何倍も大変だという事を。
しかしこれが制服という決まった姿だったなら、何も迷う事はない。
逆に問題となるのはサイズ的な部分だけであり、そこさえある程度クリアできてしまえば、逆に金はかからなくなる。
ある学生服用繊維メーカーの調査によると、制服にする事で費用が逆にかからなくなるという。
大凡の試算では私服だと年間45,000円かかるようだが、これが制服だと13,000円(最初の費用として39,000円かかり、それを3年着るという仮定)になり、それに学校以外の時に着る私服費用22,000円(平均試算)を合わせても35,000円となる。結果的に年間10,000円節約できるという計算になるという。
おそらくこれは平均的な話だろうから、特にオシャレが気になる女子の場合だと、私服にかかる必要はもっと大きなものとなるだろう。
さらにこうしたメーカーは、制服を着る事で目立ち、誘拐などの犯罪に巻き込まれる可能性も低くなるとしている。まぁ…たしかに制服は目立つといえば目立つ。これは私の実体験でもあるから間違いないだろう。
私はこの小学生にもセーラー服を…とするメーカーの意見には大きく賛同したいと思っている。何故なら…そもそも私が小学生の時は制服だったのである。
なので逆に私服を着ている今の小学生の方が理解できないのであり、小学生から学生は制服を着るのが当たり前、と思っているところがある。
ちなみに私は私立の小学校ではない。市立(公立)の小学校だった。それでも制服なのである。
コレ、私は当たり前だと思っていたのだが、今住んでいる所に引っ越してきた時、小学生が制服である事の方が普通じゃないという事を聞かされて逆に驚いた事がある。
私が生まれ育った石川県金沢市では、公立小学校でも当たり前に制服だった(今はどうかしらんけど…)。
だから、制服でないランドセル姿というのは、テレビの中の世界だけだと思っていたのだが…事実はむしろ私が少数派という事に。
ん~小学生でも制服の方がいいと思うけどねぇ。
一つ言っておくと、私は制服フェチなので(爆)、制服大好きな為に言っている所もある。
だが、制服である事の利点は、何より迷わなくていいという事と、若干のアレンジで個性が出せるという事である。ゼロからセンスを問われる私服よりも、その僅かなアレンジで個性を出す所に意味がある。
制服は、一体感を生むと同時に、個性をなくしてしまうという事を言う人もいるが、私は逆に個性をこれほど出しやすいものはないと思っている。私服は一見して同じでなければ全く違うもの…と見えるが、その服を記号化すると不思議と同じ方向性だったりする。ところが制服での若干のアレンジの場合、明らかに周囲と違って見えるのである。母体の記号が同じだから、変化点が明確に見えるのである。それでセンスを磨く事で、より多彩な個性を生む事が出来るといえる。
そういう見地からしても、制服である事のメリットは数多く、とても大きいと言える。
…もっともらしい事を言うと、ただの制服フェチも“らしく”感じるから日本語って面白いな(笑)
そういえば…セーラー服といえば、こんな写真集も発売されたとか。
W×Cast voice actor friends~授業篇~
http://www.amazon.co.jp/dp/4813081932/
W×Cast voice actor friends~放課後篇~
http://www.amazon.co.jp/dp/4813081940/
コレ、価格が各5,250円と実に価格の高い写真集なのだが、それもそのはず…この2冊でセーラー服一式が揃ってしまうのである(爆)
写真集のオマケがセーラー服なのか?
それともセーラー服のオマケとして写真集が付いてくるのか?
その本当の意味は多分企画出版した所しかわからないだろうと思うが、これを書店で買う勇気が男にどれだけあるか、実に見物である。まぁ…特定のエリアでは何ら気にする事もなく買えるだろうし、Amazon.co.jpとかならそれこそ気になる事すらないワケだが…。
モデルは声優の大坪由佳、瀬戸麻沙美、福原香織、山本彩乃の4女史で、声優ファンを対象にした写真集である事は間違いないのだが、本だけ単品で販売しないのかよ、という声が聞こえてきそうである。
ちなみにこのオマケの制服の生地だが…ちゃんとした制服生地を使っているのかは不明。だれか買った人、教えて下さい(爆)
というか、制服までオマケに付けるとか、日本ってホント平和だなw
でもそれほど日本人は制服が好きという事でもある。
日本人なら誰にでもある学生時代に、一度はほぼ必ず着る事になるわけで、その馴染みやすさはハンパないものではないのだろうか?
その制服を作るメーカーが今、少子化の煽りで産業を維持できなくなりつつある。日本の学生服は国内生産のみである事を考えれば、これは由々しき事態であり、こうしたオマケでもいいから制服を作って産業拡大に繋げていくべきである(大げさかつバカな発言だな…)。
何はともあれ、小学生にセーラー服ってのは、私的には大賛成である。
誰だ、犯罪予備軍を昇格させる起爆剤になるとか言ってるロリコンは!(核爆)
ネタ元:MSNニュース ビジネスの裏側
小学生もセーラー…制服産業に“神風” 中学一貫校は需要起爆剤なるか
やはりこのネタがきたか…w
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先生! 男の娘の制服もセーラーですかっ?
どうなんですか?
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>関西の人 さん
ん~、このテの話題はしやすいんだよね。
ふざけた部分とマジメな部分が融合してるから。
>うめー さん
男の娘かぁ…私の周囲にそういう人がいなかったからなぁ。今も昔も戸籍上の性別で決まるんじゃない?
でも元々セーラー服(上着)って水兵服だから、男でもいいんだよね。
え? スカートも?
そりゃ日本じゃマズかろう?w
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