元々、白いPS4(グレイシャーホワイト)は、DESTINY Packで同梱されていたPS4だけだった。
今回、それが通常品に加わり、また新たな局面が見え始めてきた。
白いPlayStation4
9月1日、都内でソニー・コンピュータエンタテインメントアジアが「SCEJA Press Conference 2014」を開催した。これは今後アジア地域でPS4がどんなスタンスで展開されていくかをアピールする場であり、今まで日本市場であまり活発な活動が見られなかった今後を知るには良い機会と言える。
そこでまず発表されたのが、PS4の新色展開で、もともとDESTINY同梱パックに同梱されていたグレイシャーホワイトが新たな色として通常品に加わる事が発表された。
黒と白のPS4が並ぶ事で、よりユーザーの選択肢が広まった形になる。
ドラクエ初のアクションRPG
この白いPS4の発表と共に、いよいよ国内でのソフト展開の拡充発表があった。
まずはドラゴンクエスト初のアクションRPGとして「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」がPS4/PS3で発売となる。
発売時期は2015年春という事でまだ先になるのだが、開発は、コーエーテクモゲームスの「ω-Force(オメガフォース)」が担当する事が発表された。
流れとして…ドラクエ無双? ってな感じを受けなくもないのだが、この辺りはドラクエの生みの親である堀井雄二氏のテコ入れで○○無双と違う側面をぜひお願いしたいものである。
ちなみにこの新作とコラボレートして、「PlayStation 4 ドラゴンクエスト メタルスライム エディション」が発売されることが明らかにされた。
発売日や価格については後日発表という事でまだ不明だが、本体色がシルバー、USB端子に固定できるはぐれメタルフィギュアが付いてくる。このフィギュア、ディスクカバーマスコットという使い方のものだそうだが…ま、アクセサリーと考えるべきものである。
メタルスライムエディションと銘打たれているが、付いてくるフィギュアがはぐれメタルで、HDDカバーにメタルスライムが描かれているだけであるため、パッと見はどうみてもメタルスライムではなくはぐれメタルだというツッコミは、この際ナシにしておこうw
その他新作が並ぶ…
今回のカンファレンスで、PS4の新作が約50種ほど発表となったワケだが、海外製タイトルが相変わらず多いという印象が拭えない。
その中にあって、日本独自の製品もいくつか存在している。
まずはみんGOLの愛称で呼ばれる「みんなのGOLF」の新作がPS4で発売される。
スポーツゲームとしての進化にくわえ、ゴルフを中心としたオープンワールドエンターテインメントとして生まれ変わるという事らしいが、具体的な事はまだわからない。
価格、発売時期共に未定だが、来年初めくらいに新情報が出てくるというから、まだ先は長そうである。
また、パズル的要素で中毒性が高いと言われるリトルビッグプラネット3が登場する。
こちらは発売日が12月4日と既に決定していて、主人公「リビッツ」のほかに3匹のプレーヤーキャラクターが新登場する事も判明している。
面白いのは、初代および「2」のステージおよびDLCと互換性を保持しているという事。この辺り、ゲームデザインがいかに最初からシッカリしているかという事の現れかもしれない。
ゲームエンジンのチューンナップにより、アクションゲームとしてのプレイアビリティが向上し、クリエイトモードは、初心者でもすぐ楽しめるテンプレートを最初から多数用意しているという。
価格は未定だが面白さは折紙付きであるため、今から期待していて良い作品ではないかと思う。
それと、以前から発売が発表されていた、フロムソフトウェアが開発する新作「Bloodborne」だが、発売が2015年2月5日と決定した。既に予約が開始されているため、突貫する人は今のウチから準備しておくのが良いだろう。
また、私的にこの「Bloodborne」と比較的よく似た雰囲気…といっても全く別モノなのだが、「The Order:1886」という新作もちょっと注目できるタイトルかもしれないと感じた。
…バイオハザードっぽい感じがしないでもないが、FPSっぽさもありつつのちょっと違うガンアクション系タイトルである。年代が19世紀、舞台がロンドンと、産業革命で急激な変化の真っ只中にある中でのストーリーは見所がありそうである。2015年2月20日に全世界同時発売としているが、その半月前に「Bloodborne」が発売されているため、日本国内では初動が苦しい可能性も。
その他にも…
これらの他にも「バイオハザードHDリマスター」や「バイオハザードリベレーションズ2」、「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」、「P.T.」、「龍が如く0 誓いの場所」...等々、数々の作品が発表されるが、そのほとんどが2015年発売や発売日未定という作品ばかりである。
こういう流れを見てみると、国内ではPS4へのステップアップがまだまだ遅い段階であり、ソフトを発売してもまだ収益はPS3の方がずっと上、という事実がゲームメーカーを直撃している実情が浮かび上がってくる。
ただ、SCEはこの状況を何とかしないとマズイ状態だという事は良く分かっているハズで、いよいよ国内でもXbox ONEが上陸してくるため、ここでPS4タイトルを早めに国内展開しておきたいという思惑が見て取れる。
今すぐPS4を急いで買う必要はないかも知れないが、来年明けには「Bloodborne」などが控えているため、購入者が集中しない今のウチに本体だけ押さえておく、というのも悪い選択ではないかもしれない。
最後に私が今回のカンファレンスでちょっと気になった新作を一つ。
「GOD EATER2 RAGE BURST」がPS4とPS VITAで発売される事が発表された。
完全フルHDで展開する同作品はもちろんシリーズ初であり、どんな綺麗なグラフィックスが用意されるか気になる所である。フルHDでアリサですよ、アリサ。
ま、私はまだGOD EATER2すらクリアしてませんが(爆)
まさに「ドン引きです…」ってな感じである。
おぉ…遂にBloodboneの発売日が決まってしまいましたか…。
フロム脳持ちとしては突貫せねばなるまい!
だけど、資金繰りがなぁ…( ̄▽ ̄;)
返信
ダークソウル版『切り裂きジャック』みたいなタイトルではあるものの、やってる事はダークソウルと何も変わらないのでダークソウルファンは必見でしょう。
私は…正直微妙なところ。ただ、それ以外でPS4が欲しいと思う所もあるので、資金繰りを見直してる最中だったりします。
…セカンドカメラとかの事も考えると、何を優先すべきか悩むなぁ。
返信