つい先日、Olympusの次期E-M5の噂が流れた。その噂では「現行のカメラを進化させたものではない」という話であった。
どうしてこうなった?
噂が流れたその翌日、また新たに次期E-M5の噂が流れた。
その噂の中身は、何と以下のようなものだった。
「このカメラは防塵防滴が採用されたE-M5の後継機で、重要な事は、このカメラはGH4の競合機になるということだ。現在動画機能に焦点を合わせており、4K動画は間違いなくFT5で、24/25/30fpsが選択できるだろう」
(デジカメinfoより)
つまり、Olympusが従来あまり力を入れてこなかった動画機能を充実させたE-M5を発表する、というのである。
上記リンク先のコメントにもあるが、今までのOlympusのm4/3機では、フルHDの60fps動画すら達成していなかったにも関わらず、イキナリ4K動画対応機として発表する、という事自体にかなり違和感がある。
しかも4K動画としても24/25/30fpsと、正直今一つ弱いという印象しか残らない機能である。
動画のノウハウをあまり持っていない現状において、4Kで60fpsを達成する事は難しいのかもしれないが、動画に注力するなら、今はこれぐらいを視野に入れていかないとカメラとして人気維持は難しいように思えてならない。
求めるものは人それぞれで…
この新型E-M5に関して、人それぞれで賛否両論なのだが、大筋で動画よりスチルで新型の積層センサーを搭載して欲しい、という話が出ている。
動画を撮りたければパナソニック製品で…というのが大多数の声であり、やはり今まで遅れを採ってきた技術を追いかけるよりは、より安定したスチル撮影を可能にする方向に進んで欲しい、という声が多いようだ。
それでも、Olympusも動画撮影に踏み切って欲しい、という声もある。
イマドキのミラーレスは動画も当たり前、という風潮は確かにあるし、ソコをウリにしなくても持っていて欲しい機能、という位置付けの人もいる。
こればっかりは各個人が求める機能であるため、千差万別なのかもしれない。
とりあえず現時点では噂の領域を出ない話である。
個人的には最後まで超高感度なカメラを期待したいところではあるが、今しばらく詳しい話はお預けのようである。
期待して待つべし。
私もこの記事読みました。
この噂自体はFT3らしいのでまだ様子見ですが、OM-Dスタイルのカメラであればスチル機能に特化して欲しいなと思います。
動画を強化した機種を出すならOM-D以外のシリーズにして欲しいな。
高感度重視のセンサーだったら、夜間スナップの多い私には魅力的な機種になるだろうし、解像度重視の積層センサー搭載機が出たら飛びつきそう(手ぶれ補正の強力なオリンパス機に合いそうだし)。
はたして、オリンパスに動画を求めている人がどれくらいいるんでしょう?
でも、オリンパスとしてはm4/3で動画も撮りたいならパナ機を買えって流れを変えたいんでしょうね。
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コレ、いろんな考え方が出来て、そもそも動画撮影を強化すると、センサーは自ずと高感度化する必要があるから、場合によっては動画撮影機能の方が副次的な機能でしかなく、本命は高感度化にある可能性も否定できないかな、と。
ま、都合の良い解釈をしただけなんですけどね。
個人的には次期E-M5をα7Sのような超々高感度カメラにして発表して欲しいな、と思ってたりします。
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なるほど、もし動画重視だとしたら、その可能性もあるわけですか。
OM-DではAFの速いE-M1が動画には有利な感じがするけど、もしかしたらAF高速化する仕組みを導入して来たら面白いですね。
何にしても、もっと確かな情報が出て来るまでは様子見ですかね。
今はそれより40-150mmF2.8PROの売れ行きと、製品版の評価の方が気になりますわ。
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Panasonicは、空間認識AFという技術を使って従来のコントラストAFよりも高速に合焦する技術をLUMIX DMC-GH4から導入しています。
ひょっとしたら、Olympusも次期E-M5に何かしら更なる高速AFの技術を投入してくるのかも知れませんし、場合によってはE-M1に搭載していたデュアルAFを搭載するのかもしれません。積層センサーが使えればデュアルAFは今より高画質化&高感度化できる余地がありそうに思えます。
ま、もう少し情報が出てくるのを待つしかないですね。
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