今日は暑かった…
初夏の日差しの中
今日は参議院選挙だった。
私はここ10年近くは投票に行かないという事はない。
別に政治に興味があるわけではないし、自分の一票の重みを実感しているワケでもないが、何か政治的に文句を言いたいと感じる事があるからこそ、投票はしないとダメだなと思って毎回投票に行っている。
つまり、投票する事で国政参加している、と考えている訳である。
投票にも行かないで、タダ政治の在り方に文句をいうというのは、それはフェアではあり得ない。自分の微々たる一票であってもそれが僅かながらに影響を与えているのなら、そこで初めて文句が言える。そう思っている。
というワケで、本日は近くの投票場まで出向いたわけだが、今日の日差しも中々にして強かった。車で行くには距離が近すぎるので、歩いて出向いたわけだが、日光の下を歩くだけでじっとりと汗ばむこの暑さ。夏だから…というだけの理由では、ちょっと暑すぎるように思える。
で、その行きすがら、車の日陰で寝ているネコを発見した。カメラを持って外に出れば良かったな、と後悔するも、時既に遅し。というワケで、手持ちのiPhone6 Plusで撮影した。コレ、縮小しているからまだ観る事ができる画像だが、リアル画質だとものすごく酷い写真である。
Photoshopでカラーバランスを整えたため、オリジナルよりは発色は良くなっているが、それ以上に手の施しようがないのが画質である。
ネコを大きく撮影するためズームする必要があり、iPhoneカメラの機能でズームさせたのだが、コレがまぁ酷い画質。もともとスマートフォンのカメラなんだから仕方が無いとはいえ、スマホカメラの限界はココらへんにあるな、と実感した。
これがE-M1&M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROなら、多分こんな酷い写りにはならなかっただろう。当たり前だが、やはり本職カメラとの違いは歴然としている。
もしズームしていなかったら…とも考えるが、おそらくその場合は撮りたい被写体が小さく写っている高解像度の写真が一枚撮れるだけ…という事。
写真に本格的に興味のある人は、スマホカメラで満足してはいけないという一例である。
数日前に撮った一枚
コチラもiPhone6 Plusのカメラで撮影した一枚。
会社近くの紫陽花を撮影したのだが、こちらは先程のネコよりはマシという程度の画質。
ズームしなければこの程度には撮れる。
つまり、iPhoneカメラはズームしてはいけないカメラという事になる。
iPhone6 Plusのカメラは、光学手ブレ補正機能が搭載されているが、そちらは有効に機能しているようだが、レンズそのものにはズーム機能がないため、結局デジタルズームでごまかしているという事でしかない。
最近のスマホのカメラも良くなった…と思っていたが、要するにズームさせない単焦点カメラとして使った時のみ、と制限が付くようだ。
と言うわけで、写真に興味がある人はぜひレンズ交換式カメラを使う事をお薦めする。
最近は大型センサー搭載のコンデジもあるが、レンズ交換式の画質であれば、フレーミングにも幅が出るし、表現はもっと多くなる。
記録する事を目的とするだけならそれでも良いが、折角巡り会ったシャッターチャンスを少しでも有意義にしたいと考えるなら、一歩踏み出てレンズ交換式を使ってみてほしい。