どうも延期になったらしい。
5年目の恒例行事
車のフルモデルチェンジのサイクルは、最近はほぼ5年と見られている。
私が車に乗り始めた頃は3年でフルモデルチェンジだったが、最近は毎年マイナーチェンジをちょっとずつ行い、発売から5年後にフルモデルチェンジというサイクルが一般のようである。
と言うわけで、私の所有するN BOXもついにモデルチェンジの年を迎えることになる。
当初は2017年7月頃にフルモデルチェンジするのではないか? と思われていたのだが、HONDAの公式サイトにアップされたティザーサイトには“2017年秋登場”と大きく書かれている。
HONDA 新型N BOX ティザーサイト
http://www.honda.co.jp/Nbox/new/ (現在リンク切れ。コチラにリダイレクトされる)
画像の左がノーマルのN BOXで、右がN BOX Customのようである。
私の見た感じ、個人的に好感度が高いのはノーマルN BOXなのだが…性能的には多分Customの方が魅力的に見えるんだろうな…。
ただ、個人的に思うのは、HONDAとしては結構難しいタイミングでのモデルチェンジなのではないかな? と。
というのも、N BOXは依然として軽自動車の中では売れ線の中にいるからであり、正直、この商品力の高さは異常だと思う。
理由がよくわからない
N BOXには当然だがライバルもいる。ダイハツのタント、スズキのスペーシアなど、いわゆるハイト(ハイトール)ワゴンの軽自動車である。軽自動車自体が人気があるのは、今の経済状況を反映した結果だが、軽自動車とは思えない広さとペイロード能力を持つハイトワゴン軽四は使い勝手がよく、普通の軽四よりは燃費は悪くとも人気が出るのは当然と言える。
だが、そのハイトワゴン軽四の中でもN BOXは決して燃費が良いわけではなく、購入価格の値引率も高いわけではない。それでも登場から2年連続で人気車種として君臨し、未だにその人気は低迷せず、第一線で売れている車種である。
もし、N BOXが他ハイトワゴン軽四より魅力があるとするなら、そのエンジンパワーの出力特性にあるかもしれない。他よりも気持ちいいくらいに初動で力がバリバリ出てくる。この力強さが魅力だとすればある程度納得はできるが、日常使用の中でその魅力はあまり意識されない部分でもある。
実際、N BOXが搭載するS07Aエンジンは660ccの中でもハイパワーと言える。というのも、N BOXはライバル達よりも車重が重いのである。それでも初動の力強さを感じるという事は、かなりパワーの出るエンジンと言える。それだけに燃費もライバルより悪いのは間違いない。
今度の新型はノーマルN BOXで32.0km/Lという数値を打ち出してくると言われている。ただ、ライバルのタントの新型は32.2km/Lという数値になると言われているので、燃費でライバルを追い越す事は次の新型でも無理かもしれない。ちなみにTurbo仕様は26.0km/Lになると言われている。
…何か、驚異的な数字を出す時代になったな、と実感するのは、私が古い人間だからだろうか?
HONDA SENSING
ちょっと前から老人の車の急発進等の事故が話題になり、急にセンサーを多数搭載する、アシスト機能を搭載した車の登場が必要という話題が自動車業界では当たり前になってきている。
一番有名な所で言えば、スバルのアイサイトかもしれないが、今やどの自動車メーカーも研究を重ね、独自の安全装置を各車に搭載してきている。
ただ、それら装備はほとんどがオプション扱いで、価格も10~20万円とかなり割高なのが現状である。
だが、今度の新型N BOXは、HONDAの先進技術“HONDA SENSING”が全車標準装備になり、ルームミラー裏に単眼カメラ、前方バンパー部にミリ波レーダーを搭載するようだ。
もっとも、このHONDA SENSINGも複数機能の集合体なので、どこまでの機能を標準装備にするのかは不明だが、今の所全グレードに全ての機能を搭載するという話もあるので、結構な盛り方で進化するのが次期N BOXといえる。
私の場合は…正直まだ買い換えの時期とは思っていない。
何しろ、購入してから5年が経過しようとしているが、未だ走行距離は30,000km以下という状況。
分かってはいたが…年間10,000kmも走ってないのか(爆)
少なくともあと2年、つまり車検を全部で3回迎える頃に考え始めるかな、という感じだろうか。
それも「考え始める」というレベルの話である。そもそも、最近の車は保ちが良いので、買い換え時というのが難しいと思っている。
とりあえず、新型が登場した後、ある程度のバグ出しが行われ、特別仕様車が出始めた頃に買い換え…というのが一つの流れになるかもしれない。