FF14 紅蓮のリベレーターがとりあえず終了した。
解放者
私にしては珍しく、意外と早くFF14の拡張パック「紅蓮のリベレーター」を難なく終了させた。まぁ、メインクエストはそんなに苦労しなくてもクリアできるように設計されているため、クリアするだけなら難なくクリアできるのだが、とりあえず思った以上に悩むことなくクリア出来てしまったため、些か肩すかしを受けたような感じであった。
個人的には、今回の紅蓮のリベレーターよりも前回の蒼天のイシュガルドの方がやり応えがあったように思うし、またシナリオも前作の方が良いように思っている。
全体のボリュームはどちらも同じレベルだと制作側は言っていたが、紅蓮のリベレーターの方が進め方が単純だったせいか、私的には短く感じた。
ま、こういうのは長さの問題じゃない。
どちらがシナリオに引き込まれたか? という事に尽きる。
私は人間が背負う業が絡んでくるシナリオが好きだったりするので、蒼天のイシュガルドの方がしっくりきた、という事だろうと思う。
何しろ、紅蓮のリベレーターはとにかく帝国の支配から脱しようとする中で人々の繋がりを作っていき、それらを開放していく事がメインであり、ストーリーとしてはリセの成長記みたいな話。
進めていく段階で大団円しか見えてこないようなストーリーだったため、とにかく前に進めば何とかなる、というのが見え見えだった。
ま、こういうストーリーが好きな人もいるだろうから、そこをアレコレ言うつもりはないが、良くも悪くも単純だった、という感じである。
苦しいアイテム管理
ただ、今回の紅蓮のリベレーターで最も苦しんだのは、実は所持品だったりする。
とにかく手に入るアイテムが多すぎて、常にインベントリの空き状況との戦いだった。
実際、紅蓮のリベレーターの実装と共にインベントリは拡張されているにも拘わらず、それでも一杯になり、持ちきれない状況に幾度も陥った。
今回は、侍をLv60にして、それをメインにしてストーリーを進めたのだが、とにかく防具が恐ろしく頻繁に手に入るため、それらを全て残そうと思うと他アイテムの処分をしていかないと進められないぐらいである。
何故全て残そうとしたかというと、侍の装備はモンクと兼用なので、モンクを育てる時に必要になるからだ。もし侍専用装備だったなら、次々と乗り換えていく段階で前の装備は廃棄していったところだが…マルチジョブのシステムであるが故に、後の事を考えるとアイテムは増え続けて行く。
折角装備によっていろいろとおしゃれが出来るゲームなのに、それら装備品を数多く持てないというのは、システムとして何とかしてホシイ部分でもある。
ま、戦闘職以外の生産職の素材アイテムが多いからこうなるわけだが、だとしたら、それらを全て許容できるだけのインベントリをぜひ実装して欲しいものである。
今後のシナリオが読めない
蒼天のイシュガルドでは、クリア後に話がどんな感じで繋がっていくかがある程度見える部分があった。クリアしていない人にネタバレしてはいけないので、詳しい事は書かないが、エスティニアンを取巻く流れが完結するまでは、シナリオが完結したとは言えなかったからである。
しかし、今回の紅蓮のリベレーターではとりあえず最終的には東方の国々とアラミゴは開放されるのだが、あまり伏線が見えてこない事もあって、次にどう繋がっていくのかが見えにくい。大きな物語部分に関わるシナリオラインは、白衣のアシエンの登場で何かしらの動きが見えるのだが、それは本筋なのでパッチなどで大きな展開は起こりにくい。本筋は今後来るであろう5.0などに続いていく方向になるのだろうからそれはそれとして、4.0終了時ではアラミゴやドマの行く末というのが見えにくい。
おそらく5.0が発売されるまでには2年くらいはかかるだろうから、今しばらくは追加パッチで進んで行く事と思うが、そうした流れが読めないのは評価すべきところと言うべきか? それとも足りないと評すべきだろうか?
今後は他職を底上げ
とりあえず4.0が終了した事で、侍はLv.70まで上げる事ができた。
まだいくつかクリアできていないインスタンスダンジョン及びレイドダンジョンがあるが、それは蒼天のイシュガルドの時のアレキサンダーや極蛮神討滅戦も同じ。
なので、これからは他職のレベルを底上げしていく事にする。
それによって、自分の最適なジョブが何なのか? をもう一度見直していこうと思う。
…まぁ、タンク3ジョブはまだLv30を超えたぐらいで止まっているので、これらがメインになる事はあり得ないと思うが。
まずは忍者をLv.50まで底上げして、他職と並べる事から始めようと思う。
ちょっとだけ忍者をプレイし直してみたが、戦闘システムが簡略化された事で、実にできる事が少ないという事を改めて実感。
操作体系に大きな変化を迎えている為、感覚を取り戻しつつ他職をやっていこうと思う。
ただ…こうしたマルチジョブを進めていくと、どうしても装備数が増えるため、インベントリの狭さを実感する事になる。
コレ、全てのジョブ(戦闘・生産含む)を制覇しようとすると、ホントに足りないように思うのだが…。今手持ちのアイテムを全部破棄して、再整理してやろうか? とすら思えてくるぐらい、素材系アイテムと混在していて訳が分からない状態になっているのだが、それをやると復帰させるのに莫大なコストが係るので、それはそれで問題。
一体どうすりゃいいのさ(-_-;)
でも真剣に素材アイテムだけは全部破棄してもいいのかもしれない。
PS4版の稼働率が低い
実は…PS4版でも紅蓮のリベレーター含めてFF14をプレイ可能にしているのだが、その稼働率が異様に低い事を懸念していたりする。
導入した意味があるのか? とも言えるのだが、もちろん意味はある。ただ、どうしてもプレイする前に困る事があるため、あまり稼働していないという問題がある。
というのは、ショートカット含めて、マクロデータ等をPC版からPS4版にそのままデータ移行したりする術がないので、PS4版に手作業で設定し直さねばならないという問題があるのである。
だからPC版では設定されている状態であっても、そのままのプレイをするためにはPCで設定したマクロなどの情報をPS4版で再びちまちまと入力していかねばならず、結果的にそれらが面倒で設定しきれていないのである。
設定してなければ同じ操作でプレイできないワケで、それが理由で稼働率が上がらない、といった循環になる。
こういった問題は私だけでなく、同様にPC版とPS4版を併用している人すべてに起きているが、PSNのサーバを経由しているPS4版は、サーバの規約的にデータの同期を取るという事が難しいようで、未だ解決していない。
結局はちまちまやるしかないのかな、と思いつつも、少しでもそうした設定が楽にならないかな、と思っていた矢先での戦闘システムの改編なので、これを機にPC版のマクロの見直しと同時にPS4版の設定をやってしまうのも手かな、と思っている。
…なんかゲーム以外の所でやる事が多くて、娯楽になっていないなとは思うが、これも已む無しといった所か…。
とりあえず、文句を言いつつも今まで継続してこれたのはそれなりに楽しめているからであり、今後もそれは変わらないだろうとは思う。