3年使った結果がコレ…。
被覆断裂
今年、iPhoneを買い換え予定という話は、このBlogでも何回か書いてきた。
現在使用しているiPhone6 Plusを3年使い、そろそろハードウェア能力的に買い換え時期が来たかな、というのがその理由だが、実は3年使ったiPhone6 Plusの本体は傷もなく綺麗な状態を維持しており、問題が出ているのはそれに付随するパーツだけだったりする。
本体を稼働させる為に必要な充電ケーブルが実は今から半年ちょっと前に、Lightning端子の付け根の部分で、そのケーブル被覆が完全に断裂といっていいほど破けてしまった。…多分、通電している状態でこの部分を触ると、感電するんじゃないのか?(爆)
何故このようになったのか、という理由は、単に劣化したから、という理由だけではないと思っている。
ちょうどこの被覆が破けた部分を頻繁に折り曲げるが如く取り扱っていたため、結果として外周全てが破けてしまったと考えられる。
Apple純正のケーブルであっても、2年以上も使っていればこのような状態になる、という事である。
というわけで、流石にこのまま使い続けるのは危険と思い、今年買い換えるiPhoneでも使える事を想定して、ケーブルを新規に買い換えることにした。
格安Amazon製品
購入したのは、Amazonベーシックの、一応「Apple認証」取得済みのLightningケーブルである。
ハイクオリティーと記載されているが、ホントに高品質かどうかは、今後使ってみればわかる話。とりあえず、価格が790円だったので買ってみた。Apple純正だと2,000円を超える製品になるのではないかと思うが、それと同等に利用できるかどうかが今後の見物である。
また、このLightningケーブルと同時に、MicroUSBの充電ケーブルも購入した。
2本組で699円とLightningケーブルより安いというのが実にアヤシイ製品で、一応2.4A急速充電対応の5,000回以上の曲折テストをクリアした製品というが…この価格から考えてロクな品質管理は成されていないものと考えられる。
…ま、Amazon.co.jp格安品だし(-_-;)
これと合わせて、2ポートのUSBをコンセントから変換するACアダプターを購入した。
2ポート合計2.4Aの出力を可能とする急速充電対応のアダプターだが、ユーザーからの報告でコンセントの金属部分がコンセントを引き抜く時にとれたという事例報告があったため、品質的にある種「賭け」みたいなところがあるが、1,099円だったので購入してみた。iPhoneはもともとPCのUSB端子から充電していたのだが、MicroUSBの方はPS4のコントローラーの充電とか、いろんな用途で使用していたので、コンセントから直接電源を採っていた。
それらの充電環境がことごとく不具合を連発していたので、Lightning系、MicroUSB系を一気に見直した、というワケである。
近いようで遠い
ハッキリ言って、こうした充電や通信に伴うケーブル問題というのは、実に面倒な話である。通信に関しては、最近は無線LANやBluetoothによって解決の目処がつき始めたが、充電に関してはようやくiPhoneがQi規格に対応し始めたという段階で、まだまだ無線充電の道のりは遠い。
持ち運ぶものなので、常にケーブルを抜き差しする事を考えると、そうした行為が常に端子を劣化させるし、ケーブルを使用する事そのものは余り良い事ばかりではない。唯一良い事といえば、通信妨害に遭わないという事と有線で繋いでいる事による絶対的な安心感だけである。
まぁ、この安心感が重要なんだ、という人もいるかもしれないが、接触部分や可動部分の劣化は避けられないわけで、可能なら無線で済ませてしまいたいところである。
ただ、やはり無線充電はまだ有線から比べると時間がかかるという問題もあり、全てがイイ事づくめという事もない。
イヤフォンも最近は左右独立型の無線式が増えてきたが、これらも搭載するバッテリー容量の問題で数時間稼働が限界というのが問題として残っている。
こうして見ると、無線でいろいろやり取りをするというのは、何かしら問題を抱えているものばかりで、絶対的な何かというものがない事に気がつく。
物理的に繋がっている、という事の優位点を超えるというのは、やはりまだまだ遠い話という事なのかもしれない。
とりあえず…充電環境を一新した。
トラブルが解消する事で使い勝手が向上してくれれば良いのだが…。
まずは使ってみる事としよう。