Angel Halo

iPhone15シリーズ、発表

驚くべき進化かと言われれば、実はそうでもないのかも。

無印か、Proか

iPhone15シリーズが発表となった。
予想通りと言えばそれまでだが、iPhone15シリーズで噂されていた内容がほぼ踏襲されていたのではないかと思われる内容である。
価格に関して言えば据え置き…と言いたい所だが、iPhone14シリーズから言えば、無印シリーズは5,000円の上昇、Proシリーズは10,000円ほどの上昇となった。
為替レートを考えれば、もっと上がっていても不思議ではないが、そこまでの影響はでていないという感じではある。
詳細は各種ガジェット関係サイトに譲るが、発表された内容などを考えるには、まず乗り換えるとしたら無印かProか? の二択が考えられる。
その二択の後に、ノーマルかPlusか? という二択があるとは思うが、個人的に言えば無印かProか? の二択の答えは簡単に出る。
結構微妙かもしれない私なら間違いなくProを選択する。あまりにも無印の性能がProと差が付きすぎている。
プロセッサの性能云々の話ではなく、USB Type-Cに切り替わったコネクタ性能の差で、無印を選択する意味がないと私は判断した。
というのは、私はここ最近、最低でも4年は同じスマホを利用するので、4年後の姿を想像した時に、今の無印iPhone15はあり得ないと考えた。
…ま、私の拘りからそう考えているだけだが。

チタン採用

また、iPhone15 Proの本体素材がチタンになったのも大きい。
ステンレスフレームだった時は、この重さは丈夫さの裏返し、と飲み込むしかなかったが、チタンになれば相当な軽量化になる。具体的には、iPhone14 Proは206gだが、iPhone15 Proは187gと19g軽量化している。たった19gと思うかもしれないが、体感はもっと大きなものと言える。
一つ残念なのは、厚みが0.3mmほど厚くなったということ。カメラ性能が上がっているとはいえ、Pro Maxでないかぎりペリスコープ型カメラにはならないので、厚もを従来通りと思っていたら、何故か7.9mmから8.25mmへと増加していた。
この増加が何を意味するのかはまだわからないが、チタンにしたから厚くなったのか、それともバッテリー容量を増やせると考えて厚くしたのか…。
実用上は0.3mmの厚み増はあまり影響はないとは思うが、昨今いろいろなものがミニマム化している時代にこの厚みというのはちょっと残念ではある。

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500Hzの恩恵は?

DELLから最大リフレッシュレート500Hzのモニタが登場。

ハイレベルな表示性能

DELLから、オーバークロック時ではあるものの、最大リフレッシュレート500Hzの24.5型ゲーミングモニタ「AW2524HF」が発売された。価格は96,800円。
最大の特徴は1GtG min時最大0.5ms、通常時リフレッシュレート480Hzというその画面書き換え速度で、シビアなゲームにおけるリフレッシュレートに大きく貢献するその性能と言える。
私には部分的に過ぎた性能解像度はフルHDで、FreeSync Premium、DisplayHDR 400といった認証を取得、sRGB 99%の色域表現、表示色10億7,000万色、コントラスト比1,000:1といった性能を持つFast ISPパネルを採用し、ゲーミングディスプレイに求められるほほ全ての要件を標準以上に満たしている。
インターフェースとしては、DisplayPort1.4を2、HDMI2.1を1、USB3.0を4を持ち、USBハブとしての機能も持つ。
表示色が10億色を超えるところを見ると、10bitカラーの入力にも対応しているものと考えられるので、フルHDという解像度を許容できれば、相当に質の良い映像を得られるモニタと言える。

違いが果たしてわかるのか?

ただ…私的に思うのは、果たしてこの500Hzというリフレッシュレートの恩恵をどれだけの人が享受できるのか? という事。
標準性能でも480Hzのリフレッシュレートなワケだが、正直これでも常人には十分すぎる性能であり、オーバークロックする意味はあまりないのではないかとさえ思う。
どちらかというと、中間色応答速度が最短0.5msになるという性能の方が人によっては恩恵があるように思える。
というのも、通常は中間色応答速度(Gray to Gray)は1msという製品が圧倒的に多いからだ。本製品も通常性能は1msなのだが、オーバークロック時には最大0.5msと言う性能を発揮する。この違いは微妙な差ではあるかもしれないが、高リフレッシュレートをより有効に活用できる性能ではないかと思う。
ただ、それにしてもこれらの性能の恩恵を受けられるのは、10~20代の若者に限られるように思われる。人間の方がこれらの性能に追従出来ないレベルではないかと私は思う。
たしか以前に年齢別で高リフレッシュレートのモニタでプレイ環境に差が出るかという記事があった。

これによると正直言えば若年層、それも10代しか360Hzと240Hzの違いを識別できないという結果だった。
これは識別できるかどうかという実験だったワケだが、通常の話であれば240Hzもあればもうそれ以上のものと比較しても違いが分からないというのが結果である。
この実験は極論かもしれないが、私などはもう120Hz以上になるとそう大きな違いを感じないというのが本音で、どちらかというと色味の方の違いの方が気になる。
なので、標準状態でも「AW2524HF」は十分すぎる性能を持っていると言えるのでは無かろうか?

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二輪車車両区分見直し

125cc以下は全て原付という扱いにするとどうなるのか?

原付免許で125ccまで?

現在、排気量50cc以下の二輪車は道交法で「原動機付自転車」と定められている。
ところが、今これを警察庁で排気量125cc以下の二輪車についても一定の条件の下に原動機付自転車に分類してはどうか? と検討が始まっている。
なぜこのような検討が始まったのか?
実はこれには、大気汚染の問題が大きく関係している。
原油由来の石油類を燃焼して稼働する原動機、つまりエンジンを稼働させると、排気ガスというものが出る。これには有害な物質が含まれているのだが、それを排気浄化装置、触媒が内包されたマフラーを通す事で浄化するのだが、この浄化作用が働くには排ガスそのものの温度を上げ、触媒に一定の熱を加える必要がある。
ところが、50ccというような排気量が小さい原動機だと、触媒が暖まるまでに時間がかかりすぎ、昨今厳しくなった排ガス規制の規制基準を満たせない状況になってしまった。
各バイクメーカーが最近50ccの原付バイクの発売を辞めてしまった理由がここにあり、排気量が125ccならば、浄化装置の温度上昇にかかる時間を50ccの3分の1程度に抑えられ、規制基準をクリアする事が可能になる事から、原付という区分の見直しをする事で、新たな技術開発に繋げられると日本自動車工業会や全国オートバイ協同組合連合などの業界団体が動いたわけである。
原付一種が絶滅する…
原付免許を取得しても、乗れるバイクが見つからないという事が起き得ると、免許の意味がないし、昨今はバイクも電動化が進んでいく背景もあるので、それらを含めて新たな区分と見直す方が、産業としても良いだろう、という事である。

気になるその中身

問題は、125ccまでを原付とした時、その原付に課せられていた規制がどうなるのか、また125ccまでの原付二種が許されていた道交法ルールが、今後も活かされるのか? といったところである。
50ccまでの原付は、「法定速度が時速30km」や「2人乗り禁止」、交差点によっては「2段階右折」などの決まりがある。
ところが、51cc~125ccの原付二種には、これらの規制がなく、いわゆる小型自動二輪扱いで走る事ができる。
これらは、あくまでも最高出力の規制を考えない場合の話で、排気量が125ccであっても最高出力を4kw以下に制限すると、排気量50cc程度の速度性能になると言われていて、今回区分検討が進められているのは、この最高出力4kw以下の125cc以下の原付の事である事に注意したい。
要するに、最高出力制限がなければ、従来と同じというわけである。
なので今回の件を正しく考えると、以下のような事を検討しているという事になる。
2025年11月から運用される新しい排ガス規制の基準をクリアするため、道交法における「原動機付自転車」に排気量125cc以下・最高出力4kw以下の二輪車を加える、という事を検討している。
つまりはそういう事である。

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さらなる整理へ

家にはイロイロと見直さねばならないモノがある。

生活の変化で

昨日、クレジットカードの整理の話をしたが、更なる整理が必要なものがある。
私が住む家には、父親が残した今はもう使っていないいろいろな資源(あえてこの言葉を使う)や既に使わなくなったイロイロな家具、そして私の部屋にも不要になったゴミみたいなものがかなりの量、存在している。
これらは日々いろいろな形で処分してこなければならなかったものだが、私がものぐさだった事で処分せずにいたわけだが、そんな状況で父親は他界し、母親は介護状態となった事で、いよいよ処分するのが難しくなったという状況になっている。
今の私が生きていくために必要なものといえば、PC一式と白物家電一式、最低限の衣服ぐらいがあれば十分であり、それ以外はもう不要と言っても過言ではない。
正直、部屋の中を見渡すと、もうゴミとしか思えないものばかりに囲まれていて、これらの処分をどうしようかと悩むばかりである。
私が容易に引越しができない、と言っているのは、これらの荷物の処分をどうするか? といった事もあって、引越しできないと言っているに等しい。
そんな中で特に処分に困っているのが、実はKSRである。
原付二種、もっと乗りたかったが、母の介護生活を考えると、もう乗っていられる時間などないに等しく、それを維持しているのも既にもったいないとすら言えるような状況になってしまった。
というワケで、今年は車の任意保険でもファミリーバイク特約を切ったし、自賠責の期限が切れるタイミングで更新もしなかった。
なので、もうあとはナンバーを役所に返却し、車体の処理をするだけ、という状況になった。
そんな時、知人から連絡を受けたので、一連の相談をした。

ナンバー返却

原付二種というバイクは、道路交通法と車両法という2つの側面でちょっと変わった制約を受ける乗り物である。
というのも、原付二種は道路交通法上は小型自動二輪の区分に入るため、原付の二段階右折の必要は無く、また速度も普通二輪以上と同じ制約の中で乗る事ができる。一部、排気量別の標識があったりするので、そこでは制約を受けるが、基本は小型自動二輪の区分で走ることができる。
だが、車両法で原付二種を見ると、その区分は原付と同じなので、保険などは原付と同等のものでカバーされる。なので自動車保険のファミリーバイク特約などに入るだけで、任意保険も適用される事になる。
乗る為には普通自動二輪の免許が必要になるので、唯一の欠点とも言えるが、ココさえクリアしてしまえば、維持費も安い、非常に使い勝手の良い街乗りバイクと言える。
その手軽さ故に、普通自動二輪の免許を持っていたこともあって、KSR110をボアアップして125ccで乗っていたのだが、いろいろパーツ交換などをして、今や不動車となった状態でしばらく放置してしまった。
で、その挙げ句に生活の変化から乗る暇がなくなり、処分を考えるようになった。
知人から連絡を受け、いよいよ維持できなくなった旨を伝えたら、いろいろと処分する方法を教えてくれた。
まずナンバーを取得した時に交付された「標識交付証明書」とナンバーを役所の窓口に持っていき、身分証明書を提示、認め印を押して廃車手続きをする。
その旨を知人から教えて貰ったのだが…
はて? 標識交付証明書、どこにやったっけ?(爆)
で、いろいろ探し回ったところ、玄関に書類を入れたA4のビニールの袋があり、その中に綺麗に仕舞われていた。…おそらく私が折り曲げたりしないようにするためにこういうしまい方をしたんだろうな。
とりあえず見つかったから良かったコレさえ有れば、あとは役所にナンバーと一緒に持ち込んで手続きするだけである。

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クレジットカードの整理

しばらくこの辺りを手付かずにしていたので、そろそろ見直しを。

キャッシュレスの時代だからこそ

私自身、使用しているクレジットカードそのものはPayPayカードと楽天カード、dカードの種類しかない。
しかし、入会して手元に持っているクレジットカードはそれよりもずっと多く、未使用のまま数年が経過している。
正直、年会費さえなければあってもなくても何も変わらないものではあるのだが、管理上、自分がコントロールしていないものは持つべきではない、という考えが、最近強くなった。
しかも、その内2種類は年会費が発生している事実もある。
ならば、とクレジットカードの見直しをする事にした。
ま、普通の人ならもっと速い段階で行っていた事だろうが、先日、通帳から「年会費」の名目で1,300円ほど引かれていたのを見つけ、これはムダだと気がついた。
我ながら、杜撰な管理だと言わざるを得ない。
管理していないものがあるのは問題今の時代、キャッシュレスの時代ではあるが、だからこそ使用するカードに限定して持っておくべきだし、使用しないものは処分する、という考え方でいないと、どこにムダを生じるかわからない。
全てをコントロール下に置くことこそ重要と考えた。

使用カードは3種類

私がメインで使用しているカードはPayPayカードである。
この名称に変わったのは、2022年の4月末だったと思うが、その前はYahoo!カードだったものである。
SoftBank主体の生活基盤ではないのだが、QRコード決済としてPayPayをメインで使用している事、ジャパンネット銀行をメインバンクとして使用していた事から、そのままPayPayカードがメインカードとなった。
その他には、楽天カードを使用している。これは一部の支払いと楽天証券でのつみたてNISAの窓口と連携する意味でも重要な位置付けにしていて、これを解約する事は考えないとさえ言える。
そしてもう一つがdカード。これはドコモの支払いを集約するためだけに使用していて、最近のdカードはそれだけに使用している人を対象に、dカードの物理カードをユーザーに発行せず、ドコモで管理する体制を執っている。という事で、カード契約はしているが、物理カードは今手元にない。
この3種のカードがメインで、それ以外は持っているだけ、の状態である。
それ以外にはオリコカード、三井住友カード、しんきんカードなどが手元にあるが、これらは全く利用していない。
この内、しんきんカードと三井住友カードは年会費が必要なので、速攻で解約すべきである。この2種、特にしんきんカードは私が作ったというより、以前親の借金が出来た一つの問題カードで、親が私の名義で作成したカードなので、私の意識下で自分が作ったという自覚がなかったから、放置されていた。
また、三井住友カードは、以前の勤め先で提携サービスを開始する際に、社内で契約してほしいと頼まれたモノ。それを今までそのままにしていた結果が今である。
これらをまずサッと解約してしまう事から始めようと思っている。

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放置プレイのAC6

…せっかくだからやらなきゃいけないのに、全然できない。

未だチュートリアル

ARMORED CORE 6をプレイした、なんてのはもう結構前の話なのだが、実はその後、ほぼプレイできていない。
なので未だに最初のチュートリアルのボスである「惑星封鎖機構大型ヘリ」を倒せないままでいる。
攻略法はもうYouTubeなどにわんさかアップされているが、私はどれも実現していない。

真下に張り付けば何とかなる、接近戦でカタを付けるなどなど、確かにそのとおりといった攻略法はもう分かっているのだが、それを実現できるだけの操作力が今の私にはまだない。
操作力を身に付けるためには、とにかく慣れるしかない。時間と根気が解決するしかないのだが、私には時間がないという事もあって、全然進んでいない。
コレ、別の意味で詰んでないか?
というか、そもそも私はゲームをする時間がほぼない。
だからFF14も放置気味になっているし、週末にガサッと出来る事をやっているレベル。
そこにAC6のプレイが入り込む余地はもともとなかったと言えるかも知れない。
さて、どうする?

FF14か、AC6か

FF14は現在次期パッチまでの待ち時間に入っている。
ただ、私の場合はその待ち時間に未踏クエストに入れれば入りたいという思いもある。
だが、実際はマッチング時に介護が入る事の弊害を警戒して未踏クエストにすら入れていない。
こんな状況でAC6をぶっ込む事ができるのか?
一度、さらっとやってみて…という気持ちで初めて見たら「惑星封鎖機構大型ヘリ」にコテンパンにされ、何度もリトライするも倒せない状況になった。
前述した通り、攻略法こそ解ったものの、その実践もままならないのが今の私である。
FF14のプレイか、AC6のプレイか?
時間の奪い合いが私の頭の中で起きている。
数年前なら、どちらも問題なくプレイできていたのに、今はその時間すらないというのが何とも悲しい現実である。

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介護の負担の再配分

結局は時間が全て。誰かが代わりにやれば良いという事ではない。

関係者会議

先日、当Blogで介護生活に関した記事を書いた。

現在の介護において、訪問介護士がオーバータイムで対応しているという連絡があり、急遽、その為の対策打合せが行われた。
具体的には、現在の状況の確認と、どうやれば時間内に収まるかという事の検討になるのだが、実はほぼ解決策は最初から分かっているのである。
というのは、介護士が時間がかかっている事が何なのかという事を十分理解しているからだ。
その時間がかかっているという事が「母の食事」である。
介護士は食事に関して基本的に必要が無ければ要介護者に対して食べさせるという事はしない。
これは意地悪でそうするのではなく、本人ができる事は本人ができなくなる事を防ぐためにやらせる、という考えがベースにあるためだ。
つまり、ヘルパーさんが食事を用意したならは、実際に食べるという行為は母が自分で食べる、という事を意味する。
当然、上手く食べられないので、ヘルパーさんはその行為を介助するのだが、これに時間がとてつもなく掛かる為、時間内に仕事を終えることができないのである。
食事介護は時間がかかる昼間は何とか1時間枠でそれらが行えるのだが、夕方は30分しか時間がないため、間に合わないのである。
となると、それを解消する方法としては、私が夕食を担当する、というのがもっとも手っ取り早く、また簡単な対策になる。
唯一の問題は、私の帰宅時間が多少遅くなるので、母の夕食が遅くなるという事である。
この部分が解決できれば、訪問介護士の今回の問題はほぼ解決する事になる。

 

一日一時間

私は自宅に帰ると、まず自分の夕食の準備を行い、それが終わると母のおやつの準備や翌日の対応に入る。翌日デイサービスなどがあればその出かける準備をする必要があるからだ。
そしてそれが終わると母の身体的介助を少しやってその後入浴、そして洗濯となる。
それらの合間に、母から体位の変更を言われれば体位変更を行うのだが、これを全部終わらせると、夜の10時~11時になる。これを毎日のルーチンとして生活している。
自分の食事の準備といっても、結局食器の片付けやら何やらがあるので、小一時間はかかるし、手を抜ける時間があまりない。
このルーチンに、母に食事を出して食べさせるという行為が今後増える事になる。
時間にして小一時間はキッカリかかる事は間違いが無く、また私の食事と同時に進行させる事ができない事もわかっている。母は、流動食とは言わないがそれなりに飲み込める食事でないとダメなので、私とは同じ食事にはならないので、食事の準備などは別々に行わねばならないのである。
だから、私の日常から毎日一時間が今後消費される、という事が確定した。
介護生活をしていく上で、外部の力を借りても今回の変更は受け入れるしかない状況である。

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性能が伸びたというよりは

Radeon RX 7800XTのベンチマークが出回り始めた。

ワットパフォーマンスが…

AMDのミドルハイクラスGPUであるRadeon RX 7800XT及びRX 7700XTのベンチマーク情報が出回り始めた。
RDNA3アーキテクチャを採用した最新GPUではあるが、各所でコストダウンのような部分が見え隠れしているのも事実で、それはテクノロジーで性能をカバーした、という名目で削られているところもある。
ただ、明確にRX 6000シリーズと事なるのはAI Acceleratorが搭載された事で、いわゆるAIで使用する専用ユニットが設けられた事で、その分野では従来製品よりも良好な結果が得られる事は期待できる。
ライバルの中に4070Tiがないスペックの詳細はTech系のサイトを見てもらうとして、私が感じた事をちょっと書いていきたい。
結果から言えば、順当にRX 6800XTを置き換えるところに落ち着いた感じはあるが、ライバルとなるGeForce RTX 4070Tiには届かないところが多く、その下位であるRTX 4070と比較して何とか上回る、といった感じである。
ミドルハイというクラスなので、性能を出す為なら消費電力は多少目をつぶるという人も多いと思うが、NVIDIA製GPUと比較してRDNA3になってもまだかなり消費電力は高いというのが残念でしかない。
メモリを多めの16GB搭載しているから…という言い方もできるが、12GB搭載のRX 7700XTをみても消費電力は大きいので、根本的にワットパフォーマンスは高くない、というのが結論ではないかと思う。

価格はどうか?

Radeon RX 7800XTは499ドル、RX 7700XTは449ドルと言われている。
この価格で考えると、RTX 4070Tiと比較すれば価格はかなり抑えられていると言える。何しろ、RTX 4070Tiは登場当時799ドルとされていたのだから、それよりも300ドルも安い事になる。
直接のライバルになるであろうRTX 4070も登場時は599ドルとかなり高い価格が付けられていたので、コストパフォーマンスはかなり高いと言える。
AMDの強みは価格にある、という事かもしれない。
これだけの性能を持っていて、ライバルと100ドルの差を付けることができるあたりにAMDの強さはあるのかもしれないが、ユーザー視点で考えると、ミドルハイクラスならもう少し性能が伸びてくれた方がありがたい、という事になるかもしれない。
どちらにしても、ようやく手の届く価格帯で納得のできる税品が出てきたかな、という意味ではオススメできる製品ではある。
あと、先日当Blogでも記載したAMDの新しい画像処理技術であるFSR3がまだ正式公開されていないので、それが公開されれば、RX 7800XTやRX 7700XTはもっと化けるかもしれない。
あくまでもソフトウェアにより補佐的なアプローチではあるが、快適さを向上させるための技術として期待はできる。

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介護生活の崩壊が始まるか?

介護保険を貰っているからといって全てが丸く収まるとは限らない。

全てが飽和した状態

母の介護生活が始まって既に一年半ほど経過したが、今年の2月以降、その介護の度合いがさらに上がる事となり、我が家の生活はより厳しい現実と向かい合うこととなった。
今年の2月、母が入院することとなった当日、母は言葉を失った。
急に話せなくなり、それが何故そうなったのかの原因もよく分からないままとなった。
医師は母が話せなくなった事をとりわけ大きく取り上げなかったため、私はとても不安だったのだが、何とかなるかも…という希望的なところもあった。何故なら、この1ヶ月前に入院した時も一時的に話ができなくなったが、入院中に言葉を取り戻し、話せるようになったからだ。
だが、2月入院の時はそのような奇跡は起きなかった。母未だ言葉を失ったままで、こちらの話は理解できているようだが、自らの意思を言葉で伝えることはできなくなった。
またしても入院に…
この事が介護生活に与える影響はとてつもなく大きかった。
母からの緊急連絡を私が受取る事ができなくなったため、母の見守りという部分でヘルパーさんの力を多分に借りなければならなくなった。
しかも母が自らの体の調子を訴えることができなくなったので、基本的生活の部分でも不都合を来す事ととなり、訪問看護師を入れざるを得なくなった。
この事で、介護にかかる費用が増大、6月に介護保険の更新見直しが行われ、要介護4から5へと拡大した事で多少は楽にはなったものの、依然としてその枠内に介護費用が納まらず、費用は増大の一途をたどっている。
だが、問題はこれで収まってはいない。
訪問介護士側から、時間超過状態にあるという連絡を受けたのである。

見直す計画

訪問介護士、つまりヘルパーさんは、規定の時間枠で母の面倒を見てくれる人だが、母を2~3時間に一度、様子を見る必要がある子とから、一日に3度、入ってもらっている。
昼食を取る時間帯は1時間、3時ごろには30分、5~6時には30分と一日2時間枠を使っての訪問になるが、それぞれの時間に対して、その決められた時間内に介護が収まらない、というのである。
食事介助と身体介助で1時間というのは、正直ギリギリのところだと思うし、3時と5時に関しても、3時の生活介護は何とかなっても、5~6時の夕食介助は30分で終わる可能性は特に低い。
そうなると、いわゆるサービス残業状態となるわけで、訪問介護士側からすれば、ちょっとまったと言いたくなるのは当たり前である。
私としても、それぞれの時間を30分でも延長したいのはやまやまだが、もともと一日で入れる時間には制限があるという事、週一で訪問看護師が入るという事、週3でデイサービスに出かける事などを組み込むと、今の枠でも介護保険の枠を超過しているというのが減じようである。
なのでこれ以上増やすと、介護保険から超過した分の費用10割がそのまま支払いに直結する。生活の危機がそこにあるわけである。
なので介護計画を見直す必要があるわけだが、正直今の段階では費用的にどこまで許容できるのかが全く見えていない。
まさに介護生活の崩壊が始まろうとしているとしか思えない状況である。

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FFXVI、PC版開発発表

おそらく出るだろう事は判っていたが、ようやく正式発表に。

吉田P、語る

スクウェア・エニックスが、昨日にアメリカのシアトルで開催中のゲームイベント「PAX West 2023」に合わせてFF16の情報をいくつか発表した。
まず無料で2つのアップデートが行われるとして、クライヴの武器の「スキンチェンジ」と主要キャラクターの「コスチュームチェンジ」ができるよう、アップデートが行われる発表があった。


「スキンチェンジ」は、武器の見た目を変更できる機能で、手持ち武器の性能はそのままに見た目だけ変更できるという機能。FF14だとミラージュプリズム(通称ミラプリ)という機能があるが、それを武器限定で実現する機能である。
「コスチュームチェンジ」はクライヴ、ジル、トルガル、アンブロシア、ジョシュアの衣装を追加し変更できる機能である。
これに加え、クライヴの武器「オニオンソード」も配布されるようだが、これらは無料アップデートなのでパッチを当てれば既存プレイヤーには全員与えられる。
この無料アップデート以外に、有料DLCを2種公開するという発表が行われた。
この有料DLCに関しては、その内容はまだ発表にはなっていない。年内には続報という形で公開されるようだ。

PC版の開発

以前から、FF16のPC版が発売されるだろうという噂は出ていた。
名作となるか、凡作となるか?もともとPS5の開発という事であれば、同じx86系のプログラムという事もあり、Windows版はそう難しい対応ではないと考えられていたところもある。
だが、吉田PはPS5版が発売されるまではPC版の発売に関しては否定していた。
これはPS5版の販売数に影響を与える事が予想された事も原因かもしれないが、まずはPlayStationというプラットフォームで発売するとして、情報公開していた。
だが、結局はPC版は開発中である事を今回発表した。
こちらも詳細は年内に続報という形で発表があるようだが、おそらくはSteam版かEPIC Games版として発売されるものと思われる。
個人的にはSteam版として発売して欲しいと思っているのだが、そうしたプラットフォームを介さずにインストールできるようにしてくれる方が良いのかもしれない。
PC版の登場によって、より高度なグラフィックスでFF16がプレイできるようになる事は間違いなく、そこに期待する人も多いのではないかと思う。
ま、ハードウェアもそれなりのものを要求するだろうが。

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iPhoneの買い替えに関して

iPhoneXからそろそろ次を考えているが、いきなりiPhone15はアリなのか?

iOS17への不安

今年、もしくは来年春には、私は手持ちのiPhone Xから次のiPhoneへと切替えるタイミングになると考えている。
乗り換えの理由は二つあり、一つはバッテリーのヘタリ具合から。途中でドコモの補償で一度機種の入れ替えをしたとはいえ、そろそろバッテリーの保ちが悪くなってきている事は自覚しているので、入れ替えはそう遠くないウチにする事になると思っている。
そしてもう一つは、iOS17への対応という側面があるという事である。
iPhone XはiOS17へのアップグレード要件からハズレる事になってしまっているので、今後継続して使用する場合、iOS16のまま使い続ける事になる。
別のそのまま使っていてもよいのだが、セキュリティ的な問題が起きる事は間違いが無いので、できればiOSはアップデートしていきたいところ。
この二つの理由から、今度の新型が出た時には新機種への転換か、一つ程度の得た落ち品に乗り換える必要はあるだろうと踏んでいた。
だが、ここで一つ、もしiPhone15という最新機種への切替えるとしたら、データ移行は簡単にできるのだろうか? という疑問が湧いてきた。
というのは、ユーザーデータの移行を行う時は、基本的に旧機種も新機種も同じOSバージョンに統一しておく必要がある、とされてきたからである。
もしこれが事実だとすると、私の使用するiPhone XはiOS16に留まり、新品のiPhone15はインストール時からしてiPhone17がインストールされている事になる。
つまり、iOS16からiOS17の機種へとユーザーデータを転送しなければならなくなる。
違うナンバーのOSへと移行するので、果たしてこれが可能なのかが気になるのである。

クィックスタート

で、いろいろ調べて見たのだが、iOS11移行ではクィックスタートという追加された機能があり、これを使用するとPCやCloudを使わずともiPhone同士でデータの移行が可能になっているらしい。
但し、データの移行そのものはiOS12.4以降でないとバックアップが必要になるようで、私の環境でいえばiOS16と17なので、とりあえず問題はない、と結論づけても良いのかもしれない。
以前、今のiPhone Xをドコモの補償で本体入れ替えをした際、データの入れ替えをした時に丸いもやもやしたものをカメラで読み取って2つのiPhoneを認識させ、データ移行した事があるが、どうもそれがクイックスタートらしい。
これでデータ移行できるってどんな技術よ?これを使えば、バージョンの異なるiOS間でデータの移行ができるというのであれば、私も心配する事なくiPhone15の登場を待っていられるが、以前iTunes経由で入れ替えした時、iOSのバージョンが異なっていた事が原因でデータ移行できなかった事がある。
それが私の懸念事項として記憶していて、今でも同じバージョンでないとダメだという認識になっているのだが、さて、本当のところはどうなのだろうか?

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発電するガラス

再生可能エネルギーを窓からも取り込む試み。

屋根だけでなく窓でも

パナソニックホールディングスが、ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池なるものを使い、窓から太陽光発電をして再生エネルギーを家に取り込むという実証実験を開始したようである。
このガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池は、ガラス基板上に発電層を直接形成するもので、簡単に言うと「発電するガラス」である。
どこからでもエネルギーを得るために窓やバルコニーといった、太陽光は当たるが従来の結晶シリコン系太陽電池を設置するには不向きなところを発電可能にする事を目指して開発されたもので、独自のインクジェット塗布製法とレーザー加工技術とを組み合わせて、ガラスのサイズ、透過度、デザインなどのカスタマイズが可能な製品を作り出した。
これによって得られた発電効率は、従来の結晶シリコン系太陽電池と同等とされており、実用サイズのモジュールとして世界最高レベルの17.9%の効率を生み出している。
これによって、従来は屋根などに設置する結晶シリコン系太陽電池だけでなく、窓や壁といった部分でも発電を可能にし、より多くの再生エネルギーを得られるようになる、というのが、狙いである。

我が家では無関係だが

借家にいる時点で私がこれらのものを使う事はまずないのだが、光熱費がとても気になるので、今回のガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池が目に止まった。
他にも、フィルム型の太陽電池など最近は壁面や窓といったところを発電に使用する事を想定した実証実験は他でも行われており、NTTデータもフィルム型ペロブスカイト太陽電池を建造物壁面に設置した実験を行っている。

実際問題、どの程度の発電が可能で、どの程度の期間使用可能なのかは、これらの実験結果で分かることになるわけだが、これが息の長い再生エネルギー取得の道として確立すると、国内での電気エネルギーの補填としてはかなりのものを得られる可能性がある。
ただ、こうなってくると問題なのは日照権などの権利問題が大きく問題化してこないかという心配もある。
例えば都会では、高層の建物ほど有利になり、その周辺にいる人は太陽光を遮られる事から、得られるエネルギーが少なくなってしまう。
実際問題、日照権で争われているケースはないようだが、損害賠償という形で係争が起きているという話もある。住宅地が密集しているところでは、起こり得る話である。

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