Angel Halo

アナログのFF14

ついにこんなのまで企画されたのか…。

FF14 TTRPG

FF14が今年10周年となったのは周知の事実で、いろいろなイベントなどが行われているワケだが、その中で、10周年を記念してシリーズ初の公式TRPG「FINAL FANTASY XIV TTRPG」が発売決定した。


現在はティザーサイトが公開されている。

ちょっと気になったのは、所謂TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)という表記ではなくTTRPG(テーブルトップロールプレイングゲーム)と表記しているところ。
ま、言葉は違えど、意味的には同じものと思われる。
発売日は2024年5月25日を予定しており、現在スクウェア・エニックスe-Storeにて予約が開始されている。

MMORPGとして世界的タイトルになったFF14が、電源を使用しないアナログゲームになるという、ちょっと昔のメディアミックス的展開を迎えた事を意外にも感じるが、そもそもFF14は過去にもいろんなメディアミックス作品が登場してきたワケで、この話は意外性があったというよりも、遂にここまで来たか、という感じがする。

TRPGとは

当Blogを見ている人からすると、TRPGというゲームに関してあまり説明はいらないのではないかと思う。
過去にもいくつか記事を書いている。他にもいくつか記事は上げているが、代表的なものはこんな感じだろうか。

ゲームマスターと呼ばれるシナリオ進行役と、そのシナリオの上で登場人物となるプレイヤーが一堂に会し、会話でもってシナリオを遂行、判断を要する処理は特定のルールに基づいて処理し、最終的にはシナリオエンドまで話を進めていくという、所謂「ごっこ遊び」をルール化したものがTRPGである。
本来RPGといえば、このTRPGを意味するのだが、日本では同時期ぐらいにコンピュータRPGが広がりを見せ、テレビゲームの普及と共にコンピュータRPGの方が主流となったため、TRPGは本流から取り残された感のあるゲームになってしまった。
今回発表のあった「FINAL FANTASY XIV TTRPG」は、FF14の世界観を元にこのTRPGというゲームシステムを利用したゲームになる。
人と人とが織りなすストーリーで進められるFF14なので、より表現力に富んだ体験がそこで生まれるのではないかと思う。

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セガサターンミニの夢

ソフトウェアではない復刻の兆し。

FPGAで実現

本日より幕張メッセでTGS2023が開催されているが、達成電器という企業がオモシロい展示をしている。
なんと、セガサターン用ディスクが動くミニコンソールの技術デモを行っているというのである。見た目はセガサターンミニともいえるもので、あくまでも技術デモの一環として試作品との事らしい。
コレ、市販してほしい人はたくさんいるんじゃないだろうか?ブースではセガサターン用の「ダライアスII」が実際にプレイできるというから、その動作は間違いのないものと思われる。
技術デモなので、その技術もちゃんと説明されているのだが、これは所謂ミニブームで発売されたメガドラミニのようなエミュレータによる再現ではなく、FPGA(Field Programmable Gate Array)技術を用いたものになる。
簡単にいうと、エミュレータのようなソフトウェアによるハードウェアの再現ではなく、半導体チップ上でハードウェアを再現している。つまり、CPUならば日立製作所製(後のルネサスエレクトロニクス)のSH-2を2基含めたハードウェアの再現しているということであり、ソフトウェアのエミュレーションから比べれば、ソフト再現性はかなり高いものになると言える。
また、FPGAの再現なので、オリジナルのセガサターンのソフトがそのまま稼働する。これもエミュレータとは大きく異なる点と言える。

セガサターンミニが発売されない理由

ファミコンミニ、スーパーファミコンミニ、プレイステーションミニ、メガドライブミニ、メガドライブミニ2、PC-Engineミニなど、今までミニと付けられた復刻ハードはいくつか発売されてきたが、これらは全てエミュレータによって再現したものである。
当然、消費者的にはその次の世代になるプレイステーション2ミニやNintendo64ミニ、セガサターンミニなどの登場を待ちわびたりするわけだが、これらは未だに発売される兆しはない。
ただ、Nintendo64に関して言えば、Switchのソフトウェアとして展開していくことは容易に想像が付くし、Sony系に関しても有料会員向けのサービスとしてソフトウェアによる提供が行われる可能性がある。
唯一、ハードウェアでの提供で大成功しているメガドライブミニを発売したセガは、勢いに乗じてセガサターンミニの発売があっても不思議ではない感じではあるが、それでも発売される動きが全く見えない。
実は、これには理由があり、セガサターンミニの発売は技術的に難しいことが囁かれている。
もともとSH-2のDual CPUだったり、そのハードウェア構成でいろいろな技術を投入して設計されているセガサターンは、エミュレータを作ることがとても困難と言われており、今に至っても再現性の高いセガサターンのエミュレータは登場していない。そもそも、オリジナルのセガサターンの性能を使い切ったソフトウェアを開発することもかなり難易度の高い開発だと言われていた。
それ故に、メーカーであるセガが中途半端なセガサターンミニを発売する訳にはいかないので、もし発売するとなると、エミュレータの再現性を完全なものとする開発を行わなければならないことになる。これにかかる開発コストがどれだけになるのか? 想像を絶する開発コストになることは予想に難くない。
ある意味、セガサターン、おそるべしである。

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4種混合のMeteor Lake

Intelが次期CPU「Meteor Lake」の詳細を明らかにした。

Eコアが2種類に?

Intelは第12世代CoreのAlder Lakeから、高性能コアであるPコア、高効率コアであるEコアの異なるCPUを混載するハイブリッドアーキテクチャを採用した。
これによって、重い処理はPコアが担当し、繰り返し処理が多い軽めの処理をEコアが担当するという、スレッドを分業化させて性能と省電力性を両立するスタイルを確立した。
ただ、この処理を分ける部分、つまりIntel Thread Directorと呼ばれる部分が、ちゃんと処理を正しく振り分けないと、思わぬミスマッチが発生するという問題があるのだが、これも時間とともに改良され、大凡問題なく敵した形で処理が行われるようになり、かなりの性能を発揮するに至っている。
デスクトップにコレが来るといいのだが…今回、Intelが情報を開示した「Meteor Lake」は、CPUそのものがチップレット構造を採り、CPU部分であるコンピュートタイル、GPU部分であるグラフィックスタイル、汎用処理を受け持つSoC部分と思しきSoCタイル、I/Oを受け持つIOタイルの4つのチップレット(Intelはこれをタイルと呼んでいる)をベースタイルの上に3D方向に積層させて構成している。
PコアやEコアは、この中のコンピュートタイルの中の話ではあるのだが、CPUそのものがチップレット構造を採り、さらにその中にも分業構成を取り込む事で、Meteor Lakeの高性能、省電力を実現している。
しかも今回は省電力を担うEコアも、さらに低電力で動作するEコアを別で搭載することで、ARM CPUにより近づくための省電力化が実現しているという。
より詳細なセッティングを可能にしたが、より複雑化した感もあるが、Meteor Lakeはここ最近の中では大きな変革をもったCPUになったと言える。

NPU搭載

Meteor Lakeから、IntelのCPUにもAI用のユニットを搭載している。
それをNPUと言ったりするのだが、昨今は生成AIでのテキスト生成、画像生成、音声認識などの処理がトレンドという事もあって、IntelもこのMeteor Lakeから搭載する事を発信していた。
ただ、今まではこのNPUの詳細が説明されていなかったのだが、Intelはついにその情報を公開した。
Intelが買収したMovidiusという企業が開発してきたVPUがベースとなっているようで、低消費電力でAI推論が可能になる特徴があるという。
このNPUは、前述説明したSoCタイルに内蔵されており、2つのNeural Compute Engineという演算器を持っている。このEngineがマシンラーニングやディープラーニングの処理を行うのだが、演算としてはFP16とINT8の制度を利用して行列演算する。1つのEngineあたり1クロックサイクルで2,048の処理が可能で、NPU内部にはScratchpad RAMというローカルメモリ(SRAM)が内蔵されている。低消費電力で効率がよいのは、この内蔵したメモリを利用する事によって、SoCタイルにあるメモリコントローラへ頻繁にアクセスしなくても演算が可能になっている事に起因する。
具体的な性能指標として、Intelが公開した情報によると、CPUで43.3秒かかる画像生成処理に対し、GPUは14.5秒、NPUだと20.7秒との事。GPUの方が処理が速いじゃないかと思うかもしれないが、消費電力ではCPUが40W、GPUが37Wに対しNPUはわずか10Wと電力効率はCPUに比して7.8杯になるという。
AMDのRyzen 7040シリーズにもRyzen AIというNPUのようなユニットが搭載されているが、今後はCPU部分だけでなく、NPU部分の性能も評価対象となるのではないかと考えると、ヘテロジニアスコア(異種混合コア)は評価がとても難しいと考えざるを得ない。

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Wi-Fiの重要性を考えると

やっぱりこのルーターはダメか…。

騙し騙し使ってきたが

家庭内ネットワーク構築は、今の我が家ではライフラインとしても重要性を増している。
母の介護において、失語症となった母からの連絡を受ける為に使用している家庭用ナースコールは、このWi-Fiで接続され、私の部屋と、スマホに連絡を入れることになっているからだ。
しかも、その通信はWi-Fiネットワーク内だけでなく、そこを経由して外にいるモバイル通信経由で私のスマホにも連絡が届く。
だからこそ、通信媒体はライフラインと言えるレベルに昇華しており、これが不具合を起こすと、一大事なわけである。
だが、Buffaloの「WXR-5950AX12」は、光回線の通信でも問題を起こすし、Wi-Fiでも何故か切断するなどの問題を引き起こす時がある。しかも結構な頻度で。
安定してくれれば性能的に申し分ないのだが…
先日も突然自宅でWi-Fiが繋がらないといったことが発生し、結局ルーターを再起動させる必要が出てしまった。
恐らくは処理するSoCの能力不足あるいは要求能力を熟す為にSoCが発熱し、熱暴走するのかもしれない。

過去にも問題を起こしているので、いいかげん安定したルーターに買い替えればよいのだが、普段何事もなく動いている時は普通に動くため、入れ替えるとなるとどこか躊躇してしまうという、実に厄介な状態になってしまっている。
だが、安定性を求めている以上、この問題を起こしている状態が起きるということそのものを無くさないといけないわけで、現在、その代替ルーターをいろいろ検討しているというのが今の状態である。

QNAPも良いのだが

で、その入れ替え機種の筆頭として考えたのが、以前当Blogのコメントで紹介いただいたQNAPの「QHORA-301W」というWi-Fiルーターなのだが、確かに安定しているという話をよく聞くものの、結構な発熱になる機種ということがわかり、導入を躊躇った経緯がある。
いや、発熱してもちゃんと動作してくれれば良いのだが、発熱するということ自体、ルーターに負荷を掛ければ熱暴走の可能性を高めることになるので、躊躇うなという方が無理な話。
そこで国産ルーターを再度検討の場に持ちだして考えた結果、NECのAterm「WX11000T12」が候補にならないか? と考え始めた。
今のBuffaloのルーターを使用する前は、私はYAMAHAとNEC、NTTデータのルーターしか使った事がない。特に長年使用していたのがNECのAtermシリーズで、これらが安定して動作することをよく知っている。
今Buffalo製を使用しているのは、旧来使っていたルーターが古かったため、通信技術の底上げの為に買い替えたというのが理由である。
なので、本当ならNEC製Atermシリーズを導入したかったところだったのだが、Buffaloの「WXR-5950AX12」を導入したことで、安定性に一部欠ける結果となってしまった。
「WXR-5950AX12」も、モノは悪くはないのだが、私の環境では許容できない部分があった、ということである。

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解約した確認は?

クレジットカードの整理を進めた中で困った事。

調べればわかることだが…

当Blogで、ちょっと前にクレジットカードの整理を進めている話を書いた。

現在、私はメインとしてPayPayカード、楽天カード、dカード、みずほのセゾンカードの4種を利用しているのだが、主にほとんどをPayPayカードに集約させてある。
楽天カードは、楽天証券のつみたてNISAの積立時に利用しているのが主目的だし、dカードはドコモの支払いにしか使用していない。みずほのセゾンカードはみずほダイレクトの銀行口座に紐付いているもので、利用そのものはしていない。
最低限これだけあれば十分と思い、現時点で他に持っていたオリコカード、三井住友カード、しんきんカードを整理してしまおうと考えた。理由はカードの年会費の問題があるからだ。
現在、三井住友カード(NL)は、年会費無料というものもあるのだが、このカードは前々職の時にコラボ企画があってそれで契約したものがそのままになったもので、年会費が発生していた。
またしんきんカードは、私の名義ではあるものの、作ったのは母親で、親の借金の返済に使用されていたものの繋がりで所有していた。
また、オリコカードはこれも親の借金に繋がった原因の一つだったのだが、借金の返済が終わり、今は退会処理などぜずにそのまま残していたものになる。
年会費が発生する以上、使っていなければただの浪費にしかならない。なので解約を進めていこう、というのが前述の過去Blog記事である。
で、その後、実際に解約手続きを進めはじめた、という話をする。

電話解約の罠?

まず…オリコカードの解約を進めるべく、ネットでその方法を確認したところ、オリコカードではWebでの解約ができないことが判明、電話か文書による解約手続きだった。
https://www.orico.co.jp/support/procedure/cancel/
文書取り寄せは面倒なので、電話での解約を進めるべく、手順にしたがって実施してみた。
手順通りに、プッシュ回線でカード番号や暗証番号を入れて行くと、解約手続きを開始するという音声案内と共に、解約時の注意事項を説明され、そのまま電話を切って解約終了とのことだった。
電話で解約を進めたが、どうやって確認する?
恐ろしく簡単に解約できてしまったことに驚いたが、ここまで進めて急に不安になってきた。
コレ、解約できたという確認はどうするんだろうか?
一週間程度で解約できるとのことらしいが、ホントに解約できたかの確認ができないではないか。
ネットで電話解約のその後の確認について調べるも、どこにも情報が乗っていない。コレ、確認できないというオチなのだろうか?
悩んでいても仕方が無いので、次に三井住友カードの解約を行うが、こちらはVpassのサイトから解約手続きをすることができた。
カード番号など情報をWebサイトで入力して携帯電話番号を記載すると、後日確認の上SMSメッセージが届くらしい。で、その連絡も来たのだが、何と、既に解約済みだったと連絡が来た。
アレ? 私解約したっけ? と思ったが、解約することが目的だったので、とりあえずコレでヨシとした。
こちらはSMSメッセージで状況報告が来ることを考えると、安心できるところがある。手軽さはオリコカードの方が手軽かもしれないが、確認ができる分、三井住友カードの方がやりやすいように思う。

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パンデモニウム攻略開始

遅れること約4ヶ月でようやくパンデモニウムに突入。

今更な攻略

FF14のプレイに関して言えば、コンテンツが公開された直後からガンガン攻略する人もいるが、基本的にはプレイする人の自由なタイミングで、また遅れて参戦する人であっても特に気にすることなく攻略可能というのが基本的なスタイルではないかと思う。
これもMMORPGという、継続的なサービスが前提にあるゲームならではの話なのだが、ここ2年の間、私はかなり遅れてコンテンツ攻略する事が多い。
理由は母の介護生活があるからであり、他人とマッチングしてプレイする事が難しい環境にあるからだ。いざ攻略が始まった後に、母がの呼び出しがあると、他の人に迷惑を掛けてしまうので、ソロプレイではないコンテンツは案外と敷居が高い。
そんなワケで、5月30日には辺獄編が始まった万魔殿パンデモニウムというレイドコンテンツに関して、今まで開始する事ができずにいた。
本当はこのレイドコンテンツで入手できるアイテムを使って装備の更新をしたりする事で、ILの高い装備を準備したりするのだが、それができなかった事でメインクエストの進行にも難儀した。
ま、それは別の方法で何とか乗り越えたので、メインクエストは現在最新のところまで追いついているのだが、レイドコンテンツを手付かずにしておくというのも寂しいので、何とかパンデモニウム攻略を始めたかったので、今までそのタイミングをずっと見計らってきた。
日曜日の昼間、ようやく一定の時間で自由時間を得られたので、今やらずにいつやる? と遂にパンデモニウム攻略に乗り出した。

マッチングのチャンス

今まで、パンデモニウムの攻略が進まなかったのは、前述した通り母の悔悟生活による自由時間の得られ方があまりにも不定期だったからだ。
この不定期なタイミングでコンテンツファインダーでマッチングを開始すると、マッチングするまでに時間がかかり、結果自由になる時間をさらに削ってしまう結果になる事が多かった。
ところが…今ちょうどFF14の10周年記念イベントをやっていて、パンデモニウム攻略時にモグモグコレクションのアイテム「希少トームストーン」が得られる事から、比較的マッチングしやすい状況にある事がわかった。
いよいよ攻略開始
というわけで、限られた時間にどれだけ進められる化? という問題がありつつも、マッチング開始してみたところ、2~3分の待ち時間で突入することができた。こんなに早くマッチングできるのは、活況だった頃以来ではなかろうか。
この機会に、できるだけパンデモニウム攻略を進めていきたい、と考えている。

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インベスターZ、読了

投資を学ぶ意味で読んで見たが、それなりに成果はあったかと。

とりあえず読了

当Blogで、私が現行NISAを開始するにあたって、金融を理解するためにインベスターZというマンガを読んで見るという記事を書いた事がある。

この時も、ちょっと読んでみた感じで「初期の今から投資を学びたい人の理解を進めるために丁度良い教材」という言い方をしたが、その後読み進めていき、その認識に大方は間違っていないものの、ちょっと様相が変わった部分もあったという事を書いておきたい。
知識ゼロの状態から持ち上げるには間口の広さを考えてもよいのかもしれない。基本的には、主人公がいろいろな投資に挑んでいく内容なのだが、株式投資、FX、不動産投資と進めていくのだが、その端々でいろいろな専門用語を使ってそれらが何であるかを説明しているので、投資というものの基本的な知識を得るには確かに申し分ないものではないかと思う。
だが、その投資のやり方に関しては、おそらくこれを参考にしたら、即座に不当たりを出してしまいそうな気がしてならない。
何だかんだと、結構ギャンブル的な手法で切り抜けていくので、世の中こんなに甘くねーよ、と思ってしまうのである。
ただ、基本的な考え方はちゃんと説明されているので、参考程度に読んでしまって、あとは冷静に投資に向かい合うという読み方が正しい読み方のように思える。

企業の歴史

このインベスターZを読んでいて、一番タメになったと感じたのは、株式投資をする企業の歴史を知る事が結構重要という事である。
起源が何で、どのような業態で始まり、その後どのような業態を始めたのか、或いはどのような業態に変わっていったのか、その語会社そのものはどう変わっていったのかなどを知ることで、今現在どんな分野に進出しているのかを知り、その行っている事業の先進性を見ていくというのは、投資を行う上では絶対に必要な事だと感じた。
もっとも、企業の株を現物で買わなければ、こうした企業の情報など意味はないのだが、少なくとも株式投資をする上では、その企業の情報は知っていて然るべきであり、そこが浅いとその企業の先進性を見抜く事などできるわけもない。
そういった、当たり前かもしれないが、投資をしていく上で必要な基本的な事などは、このマンガからでも得られると思う。
技術とか知識とか…そういうレベルのものでなく、あくまでも考え方というレベルで、この本は参考になったと思っている。
また、このインベスターZでは、経済というものがどういった経緯を辿ってきているかという話しも出てくる。そういった近代の経済の動きを知るという事もとても重要で、どういった曲面でどの企業がどういった立ち位置で動いていたか、なども意味のある事として学ぶことができる。
これは歴史という意味でもタメになると思った。

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カメラとして考えれば

考え方を変えると、案外iPhone15 Pro Maxは良い選択なのかも。

使い方を考えると

私はiPhone15シリーズに買い替える事を既に考えているが、とりあえずスタートダッシュする事に拘りを持っていないので、購入するとなると年末年始か年度末になると予想している。
その頃になると、ケースや保護フィルムも大凡出揃っているハズなので、選択肢もいろいろあるという目論見もあるので、この選択は間違っていないと自分では思っているのだが、実は未だに購入するモデルに関しては決め切れていないところがある。
iPhone15の無印は、その内部性能は既に前モデルのiPhone14 Proに匹敵するものがあり、液晶(OLED)のProMotionや常時点灯といった機能などを求めなければ無印iPhone15を購入するのがもっともコスト的に安いという選択になる。
またカメラ機能に拘りを持つという事や、チタンの軽さを求めるとなると、どうしてもPro以上の選択肢となるわけだが、ココさえ決断できれば、あとはサイズの問題だけ…とiPhone14の頃は言えたのだが、iPhone15シリーズはそれだけに留まらない違いが出てしまっているので、そこが迷う一因になる。
最近では普通の技術らしいが、良く出来た技術だと思うというのは、iPhone15 Pro Maxのみ、ペリスコープ5倍望遠レンズを持っていると言うこと。
正直、私は3倍望遠でも十分と当初は思って板野だが、ペリスコープ5倍望遠の焦点距離が120mm相当と聞くと、別の考え方が生じてしまった。
というのは、デジタル一眼カメラを持ち歩く事を考えると、スマホだけで120mmの望遠撮影ができるとなると、カメラを持たずともある程度満足のできる望遠撮影ができる事になる。
これは日常生活の中で、手軽に望遠撮影が出来るという事を意味する。デジタル一眼カメラと望遠レンズを購入し、持ち歩くことを考えれば、恐ろしくリーズナブルかつ手軽に、また荷物を少なくして行動できる。
そう考えると、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの価格差は、むしろ安いぐらいのお得感が生まれる事になる。

サイズが大きいという問題

だが、iPhone15 Pro Maxはサイズが大きいという欠点がある。
画面サイズで言えば、6.1インチと6.7インチという、たった0.6インチ差しかないが、対角線での0.6インチなので面積にすればそれなりの違いになる。
サイズ差は縦幅13.3mm、横幅6.1mmの違いがあるので、このサイズ感を許容できるかが一つの基準になるだろう。
もう一つの基準としては、重量がある。
今回、チタン材を使用したことで、19gほど軽量化されているとはいえ、Pro Macは221gという200g越えの重量になるので、今までPro Maxを使ってこなかった人は地味にこの辺りが違和感の大元になるような気がする。
このサイズと価格を許容できれば、性能的には断然Pro Maxの方が上になる。数年使用する事を前提に考えると、投資額としては悪くない選択肢ではないかと思う。

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iPhoneのストレージ容量に迷う

iPhone15シリーズに機種変更する事として、その容量は?

端末変更で変わる容量

私が現在使用しているiPhoneXの容量は256GBである。
これには理由があって、iPhoneXは64GBと256GBしか選択肢がなかったためである。
64GBでは私の用途として足りなかったので、256GBを選ばざるを得なかったのである。
中間に128GBがあればそちらを選んでいた事は間違いないが、結果、256GBを選択した事で、現在は100GB程度のデータの使用量なので、256GBで正解だったという事がわかる。
実際、写真などはiPhoneXにした事でより多く撮影するようになったし、アプリもより沢山インストールすることになった。使わなくなったアプリは一度整理したが、そろそろまた整理しなければならないかもしれないが、それでも動画を撮らないわりに100GB近くまで使用している事を考えると、もし動画撮影をしていたならば、確実に256GBでもちょぅどよかった、と言えるぐらいになっていたかもしれない。
では、このiPhoneXのストレージ容量をベースに、仮にiPhone15 Proを導入するとして、ストレージ容量はどれぐらいが適正になるかを考えてみる。

iPhone15シリーズだからこそ

iPhoneXの時と比べて、今のiPhoneで消費するデータ量は格段に増えていると考えられる。
それは動画などの解像度が上がっているという事や3Dスキャンデータなどが加わったりすれば、消費するデータ要領は拡大の一途となる。だから同じ使い方をしていても、今後は今まで以上にデータ消費をしていく事になる事は容易に想像が付く。
普通は256GBもあれば十分なんだろうねこうした背景から、iPhone15シリーズの要領を決める事になるのだが、さて、256GBで足りるだろうか?
現在約100GBとして、256GBならあと150GB程度は残る事になる。
ただ、今まではあまり動画を撮ってこなかったという事もあるし、これで動画を撮り始めれば、データ使用量が増えることと合わせると残150GBは心許ないかもしれない。
となると、その上の512GBとなるが、これだと確実に余るだろうという事も想像が出来る。
中間の386GBというのがないのが実に残念である。

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iPhone15シリーズ、発表

驚くべき進化かと言われれば、実はそうでもないのかも。

無印か、Proか

iPhone15シリーズが発表となった。
予想通りと言えばそれまでだが、iPhone15シリーズで噂されていた内容がほぼ踏襲されていたのではないかと思われる内容である。
価格に関して言えば据え置き…と言いたい所だが、iPhone14シリーズから言えば、無印シリーズは5,000円の上昇、Proシリーズは10,000円ほどの上昇となった。
為替レートを考えれば、もっと上がっていても不思議ではないが、そこまでの影響はでていないという感じではある。
詳細は各種ガジェット関係サイトに譲るが、発表された内容などを考えるには、まず乗り換えるとしたら無印かProか? の二択が考えられる。
その二択の後に、ノーマルかPlusか? という二択があるとは思うが、個人的に言えば無印かProか? の二択の答えは簡単に出る。
結構微妙かもしれない私なら間違いなくProを選択する。あまりにも無印の性能がProと差が付きすぎている。
プロセッサの性能云々の話ではなく、USB Type-Cに切り替わったコネクタ性能の差で、無印を選択する意味がないと私は判断した。
というのは、私はここ最近、最低でも4年は同じスマホを利用するので、4年後の姿を想像した時に、今の無印iPhone15はあり得ないと考えた。
…ま、私の拘りからそう考えているだけだが。

チタン採用

また、iPhone15 Proの本体素材がチタンになったのも大きい。
ステンレスフレームだった時は、この重さは丈夫さの裏返し、と飲み込むしかなかったが、チタンになれば相当な軽量化になる。具体的には、iPhone14 Proは206gだが、iPhone15 Proは187gと19g軽量化している。たった19gと思うかもしれないが、体感はもっと大きなものと言える。
一つ残念なのは、厚みが0.3mmほど厚くなったということ。カメラ性能が上がっているとはいえ、Pro Maxでないかぎりペリスコープ型カメラにはならないので、厚もを従来通りと思っていたら、何故か7.9mmから8.25mmへと増加していた。
この増加が何を意味するのかはまだわからないが、チタンにしたから厚くなったのか、それともバッテリー容量を増やせると考えて厚くしたのか…。
実用上は0.3mmの厚み増はあまり影響はないとは思うが、昨今いろいろなものがミニマム化している時代にこの厚みというのはちょっと残念ではある。

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500Hzの恩恵は?

DELLから最大リフレッシュレート500Hzのモニタが登場。

ハイレベルな表示性能

DELLから、オーバークロック時ではあるものの、最大リフレッシュレート500Hzの24.5型ゲーミングモニタ「AW2524HF」が発売された。価格は96,800円。
最大の特徴は1GtG min時最大0.5ms、通常時リフレッシュレート480Hzというその画面書き換え速度で、シビアなゲームにおけるリフレッシュレートに大きく貢献するその性能と言える。
私には部分的に過ぎた性能解像度はフルHDで、FreeSync Premium、DisplayHDR 400といった認証を取得、sRGB 99%の色域表現、表示色10億7,000万色、コントラスト比1,000:1といった性能を持つFast ISPパネルを採用し、ゲーミングディスプレイに求められるほほ全ての要件を標準以上に満たしている。
インターフェースとしては、DisplayPort1.4を2、HDMI2.1を1、USB3.0を4を持ち、USBハブとしての機能も持つ。
表示色が10億色を超えるところを見ると、10bitカラーの入力にも対応しているものと考えられるので、フルHDという解像度を許容できれば、相当に質の良い映像を得られるモニタと言える。

違いが果たしてわかるのか?

ただ…私的に思うのは、果たしてこの500Hzというリフレッシュレートの恩恵をどれだけの人が享受できるのか? という事。
標準性能でも480Hzのリフレッシュレートなワケだが、正直これでも常人には十分すぎる性能であり、オーバークロックする意味はあまりないのではないかとさえ思う。
どちらかというと、中間色応答速度が最短0.5msになるという性能の方が人によっては恩恵があるように思える。
というのも、通常は中間色応答速度(Gray to Gray)は1msという製品が圧倒的に多いからだ。本製品も通常性能は1msなのだが、オーバークロック時には最大0.5msと言う性能を発揮する。この違いは微妙な差ではあるかもしれないが、高リフレッシュレートをより有効に活用できる性能ではないかと思う。
ただ、それにしてもこれらの性能の恩恵を受けられるのは、10~20代の若者に限られるように思われる。人間の方がこれらの性能に追従出来ないレベルではないかと私は思う。
たしか以前に年齢別で高リフレッシュレートのモニタでプレイ環境に差が出るかという記事があった。

これによると正直言えば若年層、それも10代しか360Hzと240Hzの違いを識別できないという結果だった。
これは識別できるかどうかという実験だったワケだが、通常の話であれば240Hzもあればもうそれ以上のものと比較しても違いが分からないというのが結果である。
この実験は極論かもしれないが、私などはもう120Hz以上になるとそう大きな違いを感じないというのが本音で、どちらかというと色味の方の違いの方が気になる。
なので、標準状態でも「AW2524HF」は十分すぎる性能を持っていると言えるのでは無かろうか?

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二輪車車両区分見直し

125cc以下は全て原付という扱いにするとどうなるのか?

原付免許で125ccまで?

現在、排気量50cc以下の二輪車は道交法で「原動機付自転車」と定められている。
ところが、今これを警察庁で排気量125cc以下の二輪車についても一定の条件の下に原動機付自転車に分類してはどうか? と検討が始まっている。
なぜこのような検討が始まったのか?
実はこれには、大気汚染の問題が大きく関係している。
原油由来の石油類を燃焼して稼働する原動機、つまりエンジンを稼働させると、排気ガスというものが出る。これには有害な物質が含まれているのだが、それを排気浄化装置、触媒が内包されたマフラーを通す事で浄化するのだが、この浄化作用が働くには排ガスそのものの温度を上げ、触媒に一定の熱を加える必要がある。
ところが、50ccというような排気量が小さい原動機だと、触媒が暖まるまでに時間がかかりすぎ、昨今厳しくなった排ガス規制の規制基準を満たせない状況になってしまった。
各バイクメーカーが最近50ccの原付バイクの発売を辞めてしまった理由がここにあり、排気量が125ccならば、浄化装置の温度上昇にかかる時間を50ccの3分の1程度に抑えられ、規制基準をクリアする事が可能になる事から、原付という区分の見直しをする事で、新たな技術開発に繋げられると日本自動車工業会や全国オートバイ協同組合連合などの業界団体が動いたわけである。
原付一種が絶滅する…
原付免許を取得しても、乗れるバイクが見つからないという事が起き得ると、免許の意味がないし、昨今はバイクも電動化が進んでいく背景もあるので、それらを含めて新たな区分と見直す方が、産業としても良いだろう、という事である。

気になるその中身

問題は、125ccまでを原付とした時、その原付に課せられていた規制がどうなるのか、また125ccまでの原付二種が許されていた道交法ルールが、今後も活かされるのか? といったところである。
50ccまでの原付は、「法定速度が時速30km」や「2人乗り禁止」、交差点によっては「2段階右折」などの決まりがある。
ところが、51cc~125ccの原付二種には、これらの規制がなく、いわゆる小型自動二輪扱いで走る事ができる。
これらは、あくまでも最高出力の規制を考えない場合の話で、排気量が125ccであっても最高出力を4kw以下に制限すると、排気量50cc程度の速度性能になると言われていて、今回区分検討が進められているのは、この最高出力4kw以下の125cc以下の原付の事である事に注意したい。
要するに、最高出力制限がなければ、従来と同じというわけである。
なので今回の件を正しく考えると、以下のような事を検討しているという事になる。
2025年11月から運用される新しい排ガス規制の基準をクリアするため、道交法における「原動機付自転車」に排気量125cc以下・最高出力4kw以下の二輪車を加える、という事を検討している。
つまりはそういう事である。

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