マザーボードのBIOSのバージョンをアップしたら、起動時に1回だけ失敗するという状態になった…と先日書いた。
実際、BIOSを16.04にした時からそんな起動状態が続いている。
COMMANDOの、16.04というBIOSは新しいIntel CPUに対応するもので、PenrynコアのQX9650に対応するBIOSでもある。
だからと思って導入したのだが、結果としてマズイ状況になった事は残念極まりない。
COMMANDOというマザーボードは、コンデンサもタンタルコンデンサを搭載し、非常に安定した高級マザーボードだけに、こうしたちょっとの問題は残念に思えてならない。
で、このまま不具合を抱えたままというのもアレなので、とりあえずBIOSのバージョンを戻そうと試みたのだが…
なぜかアップデートユーティリティはダウングレードできない仕様になっていた。
DOSレベルで書き換えればダウングレードできるようだったが、むしろDOSレベルでそうした操作をする方が危険…と判断し、ダウングレードは諦めた。
その代わり…といっては何だが、念のためにもう一度同じバージョンのBIOSを入れ直してみた。
BIOSユーティリティでは、どうも現在使用しているBIOSバージョンよりも新しいものに関しては何ら問題なくアップデートできるようで、古いものだとアップデートユーティリティそのものが動作しないようになっていた。
ただ、同じバージョンだった場合は正常に動作するようだったため、おかしな挙動を直すべく、同じバージョンをもう一度入れてみた。
すると…
何か、起動時の問題は解決してしまった。
これだからBIOSはよくわからない。
ひょっとしたら何か前回のBIOS書き換え時に問題があったのかもしれない。
BIOS書き換えは、やはりどういうカタチであっても要注意という事なのかもしれない。
何はともあれ、問題解決。
起動できなくなるかも…という心配とはおさらばた。