CeleronがとうとうDual Coreになった。
Celeron Dual-Coreという名称で発売され、プロセッサ・ナンバE1200(クロック1.6GHz)がアキバに初登場した。
実売価格は7,000円前後で、最安値が5,980円。
製造プロセス65nm、FSB 800MHz、2次キャッシュ512KBといった主要スペック及びEM64TをサポートするところなどはシングルコアのCeleron 400シリーズと同じ。
しかし新たに省電力機能のEIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)がサポートされる。
もう…なんか廉価CPUという感じがしないのは私だけだろうか?
Athlon 64 X2 4000+(2.1GHz,L2 512KB×2,TDP65W)が7,300円前後で出回っている為、純粋にコレに対抗する製品という事になるが、クロックを見る限り、Athlon64 X2に性能は軍配が上がりそう。
それにAthlon64 X2は一次キャッシュはCeleronよりも多く搭載している。
小さな差でしかないかもしれないが、ココは大きな差になると私は見る。
ただ、CeleronはLGA775 Socketのマザーボードで使用できるため、マザーボードの選択肢の幅は広いというメリットがある。
この価格帯だと性能よりも全体的なコストの方が問題になるだろうから、Celeronにも十分対抗できる余地がある。
性能をそんなに気にしなければ、Dual Coreでさえ格安で作れてしまう世の中になった。
あと数年後…Quad Coreで同じ事を言うのだろうか?
2008/01/20 • no comments