DisplayPortというHDMIと対抗するディスプレイ規格。
知名度もあまり高くなく、このBlogでも一回説明したっきりだが、知名度が高くないのは対応製品がまだそんなに流れていないから。
HDMIだって最初から有名だったワケでもないし、知名度がここまで上がってくるまでに随分と時間がかかっている。
ただその規格スペックを考えると、よりPC向きなのがDisplayPortであり、対応製品が出てくればHDMIよりもPCサイドでは主力になってくるのではないかと私は見ている。
今週のアキバで、そのDisplayPort対応のNVIDIAチップ搭載ビデオカードが展示された。
近日入荷としているのは展示しているTWOTOP秋葉原本店で、予価は23,980円だそうである。
AMD製ビデオカードでDisplayPort対応製品がすでに発売されているが、正直AMD製ビデオカードだと知名度を上げるに至りにくいのではないかと思う。
NVIDIA製ビデオカードがDisplayPortに対応となると、ゲームユーザーの目が向けられるわけで、普及はより広範囲にわたると言える。
あとはDisplayPort対応のモニタが出てくれば、という所だが、これも三菱やEIZO製品が対応してくれば一気に広まると思う。
というか、EIZOブランドで早いところ出てくれないかと私も思っている。
DisplayPortはDVIとの互換性はHDMIよりも高いわけで、従来のシステムでも簡単に搭載できると思われる。
もしEIZOブランド製品でDisplayPort搭載モニタが発売になれば、その知名度はより高くなり、搭載率が上がれば普及率は自ずと上がっていくだろう。
良い感じのスパイラルが起きてくれれば良いのだが…まだ先は長いかもしれないが、これからの主力になってくれる事を切に願うばかりである。
2008/02/23 • no comments