三菱のMDT242WG-SBだが、やはりというべきかオリジナルのMDT242WGの枠テカが不人気のせいでかなり人気があるようだ。
もともとパネル品質や機能に関しては全く非の打ち所がないモニタだけに、この枠テカが無ければ…と考えていた人は多い様子。
限定数2,000台は多分簡単に売り切れてしまうのではないかと思われる。
同じ三菱のRDT261WH(LG電子製25.5型H-IPSパネル使用)が月産2,000台であるため、おそらくこのMDT242WG-SBも同じほどの生産数と思われる。
なので、ほぼ一ヶ月かけて生産して限定数を揃えてくるのではないかと思うが、あまりの人気であっという間に捌けてしまうようであれば、いっその事サテンブラックを通常モデルにしてしまえばいいと思うのだが…三菱さん、検討してもらえませんかね?
私と同じように、まだ見ぬMDT243WGの存在を気にしている人もいるようで、そういう人はこれまた私とおなじようにパネル調達の事を気にしているようだ。
ただ、現状P-MVAパネルは生産中止になったものの、A-MVAパネルが生産中止になったという話は聞かないため、MDT242WGがこのまま継続して販売される事に問題はないのかもしれない。
もしそうだとするならば、今年の冬までは次機種の投入はない…と考えてもいいかもしれない。
次機種は、おそらくDisplay Portを標準で搭載しているものになるだろうが、時期的にDisplay Portはまだ早い段階。
つまり、購入する時期として今MDT242WG系を購入するのは決して間違った買い物ではない、と私は思っている。
ライバルと目されるEIZOのFlex Scan HD2452Wは、ゲーマーに対してのアピールを強化しているのか、キャンペーンをやったりしている。
レインボーノイズ問題が気にならない人なら、コチラをセレクトする意味もあるだろう。実際、価格.comのクチコミ情報で同パネルの他製品で気にならないという人の書き込みもある。
ただ、やはり一度付いたケチは最後まで尾を引くモノであり、EIZOのS2411Wの定点ドット欠け問題やSamsungのS-PVAパネルのギラツキ問題を気にする人は、おそらく三菱のMDT242WG系をセレクトするだろう。
と、いろいろ考えてみてもMDT242WG-SBが売れない理由が見つからない。
筐体が、不人気のピアノブラックからつや消しのサテンブラックに変わっただけの製品だが、裏付けのある性能と見た目のリファインは、相当にクリティカルヒットなのかもしれない。
もしどうしてもサテンブラックのMDT242WGが欲しいのならば、早めに予約した方がいいだろう。
2008/06/02 • コメントなし