かつて、私はMac使いであった。
実のところWindows95を触るより先に漢字Talk7.5系を使っていた。
その後、多目的の観点からWindows95 OSR2のノートを併用したが、メイン機はPower Macintosh 9500だった。
前々職に就いて半年ほどでやはりWindowsをメイン機にしないと仕事として不便になり、安いバイト料(前々職は最初の1年はバイト扱いだった)の中から自作費用を捻出し、Celeronの300MHzをクロックアップして450MHzとしてWindowsの世界に突入した。
仕事として使ってはいたが、個人的にはやはりMacの使い勝手の方が好きだったし、洗練されていると思っていた。
そこから時は流れ、結局Windows1本に絞り込んで使い始め、Windows2000でようやく普通に使えるようになったと実感し、WindowsXPでマトモになったなという実感を得た。
ただ、その同時期にMacはMacOS Xへと移行し、より使いやすくなっていったのだが、その時には私はMac使いではなくなってしまっていた。
本当は新しいMacが欲しかったのだが、そうそう買えるほどリッチではなかったのである。
私がMac使いだったころ、Windows95やその前のWindows3.1を使っている人に、「Macintoshの方がイイよ。Mac使いなさいよ」とMacを広めるMac使いの人が多かった。当然、私もその一人であった。
こういう人達の事を“Mac Evangelist”と言うのだが、今でもEvangelistは存在するんだろうか?
ちょっとそんな事を考え、思い出したのにはワケがある。
新型Mac Bookのユニボディを体験すると、Evangelistだった頃の自分を思い出したのである。
ユニボディとは新型Mac Bookのアルミ削り出しボディの事である。
今回の新型Mac Bookは、13インチのローエンドモデルであっても樹脂製の筐体ではなく、高級感あるアルミ削り出しのボディに包まれている。
その剛性の高さはWindowsのノートとは全く異なるもので、触っているだけで高級感に溢れている。
13インチのMac Bookの上位機種であれば、キーボードにLEDが仕込まれていて暗くなるとキーボードの刻印が光るというギミックも組み込まれている。
今までのようなプロ使用と一般使用との差が極端に少なくなっているのである。
そんなMac Bookを見ると、ちょっと欲しくなった。
MacOS Xは、調べた限りでは使いやすそうであったし、ゲーム以外の用途であればWindowsよりも使い勝手は良さそうな雰囲気である。
それに何故なのかは知らないが、同じ事をWindowsとMacOS Xでやろうとすると、ハードウェアスペックはMacの方が下なのに動作は快適というケースが多い。
昔はPowerMacのRISCチップがその原因なんだろうと思っていたのだが、今のMacのコアはIntelのCore2なのだから、やはりソフトの出来の問題なのかもしれない。
兎にも角にもMacというハードは触ってみればすぐにでも良さが分かる。
それを知っているだけに、今回のMac Bookを見ると欲しいと思えてならないのである。
まぁ…そんな金などあるわけもないのだが orz
今回のmacはイイですねぇ。
性能云々は置いといて、軽量高剛性な一体成型ホディは実に美しい。mac使った事無い私でも欲しくなります。
よくぞ一体成型で作ろうと考えたものです。(^_^;)
ノートPCのNSXですな。
…破損したら全取り替えな事も…?w
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今回のMac…というか、今のIntel MacにはMacとしての使い勝手の他に、BootCampでWindowsマシンにできるというメリットがあるのです。
なので、カッコイイWindowsノートPCが欲しいと思ったなら、Mac BookをWindowsマシンにしてしまうという手があります。
…Macとして使った方が快適だろうけどw
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