ネットブックというジャンルを制覇しているのは、今のところIntelのみと言っても過言ではない。
AtomというCore2ベースの省電力コアがそのベースとなっているのだが、Atomほどのパフォーマンスと省電力を合わせたコアが他にない…つまりライバルがいない事がその最大の原因といえる。
ノートPCというジャンルが、今ネットブックというジャンルに押されているため、ノートPCの価格そのものがかなり下落している。
これもAtomの低価格が原因なのだが、今やネットブックの価格は5万円台を下回る勢いで、これではネットブックというジャンルに参入していないAMDからすると、ノートPCがネットブックに押されている以上、PC業界でのシェアがどんどんと低下していく事になってしまう。
impress PC Watch 笠原一輝のユビキタス情報局
この記事によると、AMDもいよいよネットブックへと参入していくようである。
Yukonというコードネームを持つプラットフォームコアのようだが、驚きはその価格。
どうも20ドル以下でOEMメーカーに提示しているようで、試作機を作っているメーカーがOEMメーカーに説明している価格が399ドル、つまり4万円を下回るかもしれない価格をターゲットとしているらしい。
いろいろな問題もあるようだが、消費者サイドからすると歓迎すべき対決が2009年に行われるかもしれない。
ネットブック、買おうかどうしようかと迷っている人は、今しばらく待ってもいいかもしれない。
2008/12/22 • no comments