年末からいろいろと検討し、結局買い物失敗かという私のPC事情を一挙に解決するため、結局マザーボードを購入する事を決定した。
残念ながらCore i7シリーズに移行とはならなかったが、LGA775を採用しながらもDDR3メモリを搭載可能というP45マザーボードを探し出し、それを購入した。
ASUSのP5Q3 Deluxe/WiFi-AP @nというマザーボードで、無線LAN機能まで付いているという贅沢仕様である。
そのほかの仕様を見ても、LGA775最高峰と言えるほどの機能を満載したマザーボードで、標準的に使用するマザーボードとはちょっと言い難い仕様である。
なぜこんな仕様のマザーボードを選んだのかというと、それはやはりDDR3メモリが使用可能という所に尽きる。
Intelのマザーボードは、P35チップセットの時にDDR3仕様にした結果、ユーザーがあまり飛びつかなかったという歴史がある。当時はDDR3メモリが非常に高価で、自作ユーザーは基本的にDDR2メモリを好んで使っていたため、P35チップセットのマザーには飛びつかなかったのである。そこで登場したのがDDR2メモリも使用可能なP45チップセットで、P45チップセットを搭載したマザーボードはその殆どがDDR2メモリを使用するものとなっていった。こうした背景から、P45チップセットはDDR3メモリが使用可能なのにもかかわらず、その殆どがDDR2メモリ仕様なのである。
そんなワケで、このマザーボードは意外にも貴重で、また珍しいシロモノなのである。
この稀少マザーボードと同時購入したのがDDR3メモリ 8GB分、そしてCPUクーラーである。
DDR3メモリはDDR3-1600仕様のもので、2GBを4モジュールという構成である。
また、CPUクーラーに関しては新規に購入する必要はなかったかもしれないが、手持ちのCore 2 Duo E6700を有効活用するために、今使っているクーラーをそちらに回し、今使っているCore 2 Quad Q9550にサイズのKABUTOというクーラーを取り付けることにした。
メモリを冷やす必要がある事から、上から下に向けて風を起こすタイプのCPUクーラーに切り替えたかったというのもある。
あと、新規にOSを入れるという事でWindows7 Ultimateの64bit版を購入した。
64bit OSは初めて使うが、殆どのソフトは動作するようだし、また仮に動作しなくても変わりのソフトの見当は付いている。
問題が出てもいいように対策は考えてある。
基本的に購入したものはコレだけだ。
コレに手持ちのパーツと年末に購入したモノを組み合わせれば2台のPCになる。
ちょっと問題があるとすれば、2台目の電源まわりぐらいだが…まぁこれは使い方で変わってくるため、多分問題はないだろう。派手に3D系のゲームでもやろうものなら電力不足になるかもしれないが、そうでないかぎりは大丈夫なハズである。
とりあえず明日には購入品が届く予定。
明日は既存ケースの解体と新規パーツの組み込み、そして待望の新OSのインストールと、かなり忙しくなりそうだ。