私が使用している無線LANルーターは、今はもう発売していないNTT-ME製MN8300Wという機種である。
発売した当初はそれなりの高機能機ではあったが、今見るとさして高性能というわけではなく、また発展途上にあったインターネットインフラの残照みたいな機種である。
これを購入したのは今から6年くらい前だったと思う。
さすがに、そろそろ次の事を考えねばならない可能性が高い。
日本のハードウェアの寿命を考えると、まだイケルという感覚はあるが、無線LANのセキュリティはWEPを使用しており、これがあまりよろしくない。
WEPを使い続けている理由は、純粋にNDSの為。
今はSSIDを使い分けて使用できる無線LANルーターが当たり前のように発売されているため、そうした機種へと転換していった方がいいと常々思っている。
が、いざ製品を見てみると自分的にコレというのがなかった。
それが今まで放置してきた理由の二つのウチの一つである。
しかし、とうとう見つけたのである。
NECアクセステクニカから発売される、IEEE 802.11n/a/b/gに準拠した無線LANルーター「AtermWR8700N(HPモデル)」である。
これは有線ポートがすべてギガビットイーサに対応し、かつ無線はすべての方式に対応、しかも合計4個のSSIDを設定できるマルチSSIDに対応、他、同時5接続までのPPPoEマルチセッションという機能を持つハイエンド機である。
これだけの機能があれば、何の不足もない。
価格的に1万3,000円程度というのは、今時としては高いかもしれないが、私が昔MN8300Wを買った時はたしか1万6,000円以上はしたはずである。
それから比べれば安いもので、性能と価格、共に申し分なしの一台である。
まぁ…先程、放置してきた理由二つのウチの一つに機能を上げたわけだが、もう一つの理由は予算がないという根本的な問題であるため、1万3,000円という価格設定が放置してきた理由を吹き飛ばすだけの理由になるかどうかはまた別次元の話である。
…なんか悲しい orz
2010/02/09 • no comments