2010年以降の液晶テレビは3D表示へと向かっていく、というのは、ソニーがもっぱら謳っている事であり、アバターという映画が3D対応であってそれが世界的に興行収入がすごい事になっているのは世間的にも言われている事。
つまり、時代は3Dへと向かっている事は間違いのない事実であり、3Dはもはや未来の事ではない。
そんなわけで、コイツもとうとう3D対応になった。
“勇者のくせになまいきだ:3D”と名づけられたそのPSP用ソフトは、あの名作“勇者のくせになまいきだ”の最新作であり、それがとうとう3月11日に発売される。
ちなみに“勇者のくせになまいきだ:3D”の3Dは、立体視の3Dではなく、3つのダンジョン(D)という意味。
…間違ってはないが、なんか騙された気分になるのはきっと気のせいだ。
ゲームの中身に関しては深く触れないが、今回はとにかく“水”という要素が増えたことで、その戦略・戦術に大きな変化が現れる事間違いない。
詳しい事は公式サイトを見てもらえばわかる。そこに動画も用意されており、詳しく説明がなされている。
そちらをよく見て欲しい。
そして私が今回ちょっとびっくりしているのが、その音楽。
今回、なんと弦楽器との組み合わせが行われているそうで、結構豪華な仕様になっているようだ。
勇者のくせになまいきだシリーズは、リコーダーとか鍵盤ハーモニカなど、子供がよく使う楽器を中心にBGMが作られているのだが、今回は大人とのコラボという意味で弦楽器が加わっているらしい。
…なんか、強引なフリだともいえるが、8bit機でのゲームイメージというコンセプトは、ピコピコ音楽が基本であり、それを中心に捉えた音楽性で子供演奏というのが従来の基本コンセプトらしい。
それに今回は弦楽器である。
…オーケストラといえばそうかもしれないし、そうでないかもしれないという、なんかジャンルに困る音楽になっているのではないかと思う。
いろんな意味で話題作の勇者のくせになまいきだシリーズ。
それだけに今回の3Dはどこまで面白さが拡張されているのか気になるところだ。
ニコニコ動画などでも結構攻略している動画が公開されている。
従来作品から気になる人は、そういうところから見てみるのもいいだろう。