先日から行われているE3 2010で、ニンテンドー3DSが圧倒的な話題に上り、またMicrosoftは新型Xbox360とKinectを大々的に発表、SCEもそれに追従するようにPlayStation Moveを発表し、各社次世代を見据えた話題を大きく展開した。
そんな派手な動きばかりが表面に出てしまったため、本来ならもっと話題に上るはずのものが結構地味に展開している。
それはファイナルファンタジーシリーズの事。ならば、確かにもっと話題にならないといけないハズだ。
まぁ、そのFFシリーズが地味に見えるほど、今年のE3 2010は次世代を見据えたものが目白押しという事なのだが。
で、そのFFシリーズ最新作である、MMORPG「FINAL FANTASY XIV」のベンチマークソフトが地味に公開中だ。
FINAL FANTASY XIV Benchmark ダウンロードサイト
いつもなら、公開間際にダウンロードしようとするとなかなか接続する事も難しいのだが、今回は簡単にダウンロードが完了。ほんとに地味に展開中なのかもしれない。
で、早速試してみた。
ミコッテがこんなにも高精細に!
今回のFF14、さすがに高精細なデモが展開する。
最初に試したのは1920×1080の設定。
結構グリグリ動いたため、これでもイケるかな…と思ったらスコアは2,600弱だった。
公式サイトで言えばこのスコアでも「普通」という結果だが、目指すはやはり3,000スコア。
そこで今度は解像度を1280×720にして試してみた。
すると何とか3,737スコアという結果。
Core2 Quad Q9550&GeForce GTX 260でもこの体たらくである。
これは相当手強いとしかいいようがない。
以前のFF11はビデオカード性能というよりはCPU性能の依存度が高かったが、今回のFF14では、おそらくビデオカード性能が大きく差をつけると思われる。
であれば、Windows7環境下であればDirectX11対応のビデオカードで、もっとスコアが伸びる可能性がある。
ウチもGeForce GTX 470くらいのビデオカードを入れろという事なのかもしれない。
というわけで、現行ビデオカードを持っている人はぜひ試してみて欲しい。
いろんな環境下でいろんな結果が得られるとは思うが、公式サイトで目標となる数値が記載されている。
4,500以上のスコアがでればハイスペックにもかなり耐えられるだろうし、5,500以上ならハイグレードな画質で快適にFF14をプレイできるだろう。
8,000以上となると…多分SLIやCrossFire環境でないと到達できないと思われる。
パワーユーザーなら目指すべき数値と言えるが、これも一つの指標だろう。
さて…私もどうやって金策してGeForce GTX 470クラスを手にいれるかな…先は長そうだ。