ソフトバンクがソフトバンクアカデミアという、孫正義氏の後継者を発掘・育成する一種のセミナーに参加する一般募集を開始した。
ソフトバンクアカデミアの基本は、現ソフトバンクグループに所属する者が受講できるのだが(270人)、今回30人をソフトバンクグループ外から募集するようで、現在はWebサイトから応募できる。
応募の内容やどんな事をするのか等については、Webサイトを見てもらいたい。
概要だけ言えば、松下政経塾のようなものである。
要するに、優秀な指導者や経営者を育成するための私塾であり、松下政経塾は政界などに進出する人物を多数輩出している。
ソフトバンクアカデミアは、おそらく松下政経塾とは異なり、情報で革命を起こすような優秀な経営者の育成をメインにしているのではないかと勝手に私は思っている。
実際、経営者の感覚というのは一般社員の感覚とは異なる事が多く、一度でも経営というものを経験した事があれば、その意味がよくわかる。
私もかつては代表取締役を経験した事があるが、規模の大小はあるにせよ、人を雇用し、人材を活用するという事の本質を知ると、たしかに一般社員とは見えてくるものが違うという事を最近はよく感じる事がある。
ソフトバンクアカデミアは、そうした経営者感覚の究極の形を教える場になるのではないかと思う。
実際、このアカデミア出身者がソフトバンクの後継者になるのかどうかは定かではないが、可能性としては高いのではないかと思う。
我こそは! と思う人は、Webサイトで応募してみるのもいいのではないかと思う。
2010/07/28 • no comments