朝、氷点下に近くなる我が家周辺でのバイク通勤は、正直厳しい通勤形態である。
だが、車とバイクの燃費の差は著しく大きいため、維持費を安く上げるためにはバイク通勤は必須と言える。
そんなわけでセルスターターとなったKSR110は、その後私の通勤の足としての役目を果たしているわけだが、前述したように朝の気温は氷点下近くになる為、バイクの始動性の悪さは前にもまして酷い有様。
セルスターター化によってキック連続の小島よしおモードからは解放されたものの、一旦エンジンがかかってからのアイドリングの安定度は低く、アイドリング途中でエンストなんてのは極々当たり前の事。
まぁ、バイクという乗り物から考えれば、そうした問題は当たり前のものなのかもしれないが、せめて少しでもアイドリングが安定しないかと思い、先日、イリジウムプラグを購入した。
購入したのはデンソーのIRIDIUM POWERというプラグで、型番はIUF22というもの。イリジウンムプラグはNGK製もあるが、とりあえず直感でデンソー製にした。
で、今日取り付けてみた。
これが今まで取り付けられていたノーマルのスパークプラグ。
先端がキツネ色に…なってないよなぁ、コレ。
まぁ真っ黒という事もなく、若干こげ茶色だから、ちょっと色黒なキツネという感じか?(爆)
ただ、電極の先端はかなり太い為、見た目ですぐノーマルだという事が分かる。
走行距離600km程度でこの先端だから…良いのか悪いのかわからん orz
で、これが取り替えるデンソーのIRIDIUM POWERである。
先端の電極は比べるまでもなく細い。
この細さが強力なスパークを生み出す秘密とも言える。
で、取り替え作業だが…実に簡単。
まずノーマルに取り付いているプラグコードを引っこ抜き、標準搭載されている車載工具の中にあるプラグレンチ…というか、プラグを回すための工具とレンチを使って取り付いているプラグを外す。
次に、取り付けるIRIDIUM POWERの電極と反対側に取り付いているターミナルナットを取り外す。コレ、付けたままだとプラグコードが入らない。
そしてIRIDIUM POWERを取り付け、手で回す。
手で限界まで回すのだが、結構奥まった所にあるため、プラグ工具でくるくると回していく。
手に抵抗を感じたら、ちょっと力を入れてクッと回す(力入れすぎないように。指先に力をちょっと入れる程度)。
それで回らなければ、今度はレンチで工具を1/3回転だけ回す(←ココ重要)。
デンソーのHPには、どれだけの力でプラグを取り付ければいいのかを開設したページがある。
トルクレンチがあれば指定されたトルク量で、なければこのページにある回転数を目安に締めこんでやればいい(購入した箱にもデータは記載されている)。
ちなみにIUF22はネジ径がM10なので1/3回転。時計でいうと0時から4時の角度だけ回す。
もし再締め付けなら1/12回転、つまり時計で言うと0時から1時までの角度である。
そして最後にプラグコードをIRIDIUM POWERに取り付けて完了である。
昼間に交換作業をして、そこでテストしたため、正確にどの程度始動性が向上したかはわからない。
ただ、簡単にエンジンが回った事は確かで、手応えはあった。
なので今度は朝やってみて、どれだけの違いがあるのかを見てみたい。
あと、ネットでイリジウムプラグに交換する事に意味・効果がある、と言っている人は、低速トルクが太くなるなどと言っている。
なのでそれも確かめてみたい。
とりあえず、通勤に乗って行く事は間違いないので、明日にでも確認してみようと思っている。
それとマフラー交換も実はもう出来る状態にある。
ガスケットも手元にあるし、あとは交換だけ…なのだが、ちょっと気になる事があって止めている。
どうもノジマのファサームのアップタイプは、熱でカウルなどが溶けるらしい。
なのでスペーサーをかまして浮かせてやらないといけないような話を聞いた。
このあたりをどう解決するか、今悩んでいるところ。はてさて、どうしたものか?
まぁ、今はとりあえずプラグの威力を確かめてみたい。
明日にでも報告はできるだろう。