2011年2月23日、Microsoftは一般向けにWindows7のService Pack 1を公開した。
古くからのWindowsユーザーは、まずMicrosoftのアップデータをそうそう信じたりはしない。不具合が出た場合に戻せなくなる可能性が高いからだ。
いつもの私なら同じようにService Packといえどもすぐに導入したりはしない。
だが、今回のWindows7に関しては、速攻で入れてみた。
理由は単純で細かいバグフィックスが中心だからだ。
もし大きな変化があるService Packなら、私も同じように様子見を決め込んだことだろう。
で、SP1にした事で変化した事は何なのか?
実は一般人に恩恵を与えそうなのはバグフィックスという点ともう一つ、AVXだけだろうと思われる。
AVXとは、Sandy Bridgeから搭載された、SIMD演算命令セット「Advanced Vector Extensions」の略で、今現在このAVXに対応したアプリケーションは皆無だろうが、徐々にそれがスタンダードになっていくだろうと思われる。
インストールそのものはすんなり…と言いたいところだが、実はそうでもない。
とにかくインストールプログラムが900MBを超える大きなものであるため、すんなり…というワケにはいかなかった。
最終的に、インストールが完了するまでに約1時間ほど必要だった。
これは環境によって大きく変わると思われる。
今回のService Packでのみ対応したバグフィックスもあるようだ。
大きな進化こそないものの、手堅いセキュリティなど確実性のあるアップデータであるため、警戒している人にもぜひ導入して戴きたいところである。
ちなみに…
私の場合、Service Pack 1を入れてから調子が悪くなった等の話は一切ない。
たぶん問題ないのではないかと思う。