以前に海外で公開された新型Boogie BoardをこのBlogで紹介したが、正式に国内発表が行われたため再度記事にする。
米国Kent Displaysによるデジタルメモパッド“Boogie Board”シリーズの新型“Boogie Board Rip”は、なんと充電可能になり、さらに専用スタイラスで書いたメモに限ってではあるものの、PDFデータにして保存可能。日本ではキングジムなどが代理店となって発売する。
発売は12月2日で、価格は14,800円。
メモに14,800円は高い…と思うかもしれないが、何しろ充電可能なのだから、それはもうほぼ無限に使用できるワケで、仮に5年使ったとした場合、1日あたり8.1円。100枚1冊のメモを1日9枚使ったとしたら、その時点で“Boogie Board Rip”の方が安くなる。
…社会人、特に事務職(特に営業)なら、多分一日あたりのメモ消費量はもっと多いかもしれないし、もっと少ないという人もいるかもしれないが、何よりゴミが出ないからエコである。
しかも今回の“Boogie Board Rip”は専用スタイラスで書いたメモはPDF化する事ができ、WindowsマシンとUSB接続すればそのPDFデータを取り込む事もできる。
単純にコストだけを追求すれば、紙メモの方がまだ上回るかもしれないが、エコで無限に使用できるという点で、この“Boogie Board Rip”は新世代メモとしては良く出来た製品と言えよう。
まぁ、そう言いながらも、私もまだ若干高いかな? と思わなくもない。これが1万円を下回る価格だったなら、大きな声で「安いっ!」と言えるのだが…。
スペックなどの詳細は公式サイトで確認して欲しいのだが、Windows用アプリケーションを使用する事でWindows上の簡易メモとしてタブレットのようにして使用する事もできる為、PC周りで使用するメモとして考えれば正に無限メモ。
紙というゴミを出さない観点なら、クリーン&エコロジーなメモである。
デジタルガジェットが好きな人は、昨日のポメラ DM100と合わせてコチラも検討してみてはどうだろう?
キーボードで気軽にテキストを残すDM100と、手書きで気軽にデジタルメモとするBoogie Board Rip…二律背反的デバイスが同じメーカーから発売されるとは実に興味深い話ではないだろうか。
従来品のブギーボード使ってます…と、似たようなことを昨日も書いたようなw
この手のシンプルなガジェットは好きなんで興味はかなりあったりします。
私の場合は高セキュリティの現場で働くことが多いので、情報を残せない方がより良いんですが、その場合は従来品を使えば良いので、単純に選択肢が拡がった感じですか。
ただ、価格が高いのがネックですね。
あと、年配の人にはちょっと見難いところもあるんで、コントラストが変わったらより良くなりそうですね。
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個人的にはもっと解像度が高いものが欲しいところ。
一番いいのは、PCのモニターがタブレットデバイスになり、画面にメモを残せる…というのが理想的。
Windows8で、タッチパネルUIを標準で搭載してくるらしいので、そういうアプリが出てきてくれれば目的のものは得られるかも。
ま、その場合モニターを買い換える必要があるわけだがw
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