iPad3の話が出てきたな…と思ったら、次なるiPad4の話まで出てきてしまい、もしその噂話が本当なら買うタイミングが難しいなと感じている。
どんな噂話かというと「台湾DigiTimesが業界筋の話として、Appleは2048×1536の高解像度ディスプレイを持つiPad3を3月に発売、そしてキラーアプリケーションを搭載したiPad4を10月に発売すると報じた」というもの。
さらに「iPad3は高解像度ディスプレイとバッテリー寿命が特徴で、iPad4は2012年後半に登場するAndroidタブレットやWindows 8タブレットに負けないようアップグレードしたハードウェアと統合アプリと共に発表される」ようで、もしこの話が本当ならiPad3が登場してから半年ほどでハード・ソフト両面で大きくアップグレードした製品が登場する事になる。
ただ、今まで1年内に2回の同型機投入はなかったし、可能性は高くないような気もするのだが、半年でハードウェアが全く異なってくるなんて事はよくある話。となると、全く否定できるものでもないワケで…。
というわけで、私の中でiPadを次こそ買おうという意思が大きく揺らいでいたりする。
で、タイトルのSandy Bridge-Eの話はどうした? という所に行くわけだが、私が次のPCアップデートをIvy Bridgeに絞り込んでいる事が関係してくるのである。
Ivy Bridgeは2012年の4月~5月頃には登場してくる。Intelの発売スケジュールはAppleよりはずっと早い時期に結構正確な情報が出てくるので、これはほぼ間違いないと思う。
つまり、私の新PCは早ければ5月頃に投入という線が濃厚なワケだが、そこに関係してくるのが予算。
今の段階である程度の予算を確保しておかないと、的確に5月投入という訳にはいかない。なので大きな収入が予測できる7月頃に新PC…という流れになるのが予算を考慮した最も濃厚な線なのだが、その流れは、既に購入したいと考えていたiPad3が春に登場しそれを押さえた場合の話…と昨年から考えていた。
しかし、iPad4が2012年末に登場するとなると、7月の予算を回さないとタイムリーに買うことができない。つまり、新PCに予定している予算をiPad4に当てる事を想定した運用を考えねばならない。
どちらか片方に集約すれば問題はないのだが、両方なんとかしようとすると、予算回りの計画を考えないと上手く行かない。
そこで考えたのが、春の時点で新PCを投入し、7月の予算を準備用として確保し、フレキシブルに対応する、という手段である。
そうなると浮上してくるのがSandy Bridge-Eという事になる。今もっとも高性能なコアだからだ。
その中でも注目なのが、Core i7 3930kである。
2月にはCore i7 3830が登場するという話もあるが、Core i7 38xx系は4コア8スレッドであるため、それならもっと低価格なCore i7 2700kを選択した方がコストパフォーマンスは良いだろう。
どうせなら6コア12スレッドという線で考えたい所であり、かといって最上位はコストパフォーマンスが悪すぎる為、狙いはあくまでもCore i7 3930kである。
性能は申し分ない。上位なのだから当たり前なワケだが、問題はかかる予算である。
何と言っても上位コアであり、コアそのものの価格もそうだが、組み合わせるパーツの価格も跳ね上がる。
それに私は次の新PCにはSSDを利用したハイブリッドHDDを考えていたので、そもそもチップセットとしてX79はISRT(Intel Smart Response Technology)をサポートしていない事から、購入対象から外していた。それをどうするか?
もし単体のハイブリッドHDDを買うとなると、一番可能性の高いのはRevo Driveであり、コストが一気に跳ね上がることになる。
そう考えると、とても予算的にSandy Bridge-Eに行く事はできそうにないのだが、ASUSのX79マザーボードで面白い機能を搭載しているものを見つけた。
ASUSのX79搭載マザーボードのほとんどは単体でSSDとHDDのハイブリッドRAIDに対応する機能を独自に持っているとの事。
それならばZ68の後継チップを待つ必要も無いし、Sandy Bridge-Eであっても問題はなくなる。むしろ、Ivy BridgeがSandy Bridgeと比較してGPU性能をより強化したコアだとするならば、元々外部GPUを使用する私なら6コア12スレッドのSandy Bridge-Eの方が性能的アドバンテージは得られやすいかもしれない。
というワケで、今Sandy Bridge-Eを見直している。
もともと購入対象外としてしか考えていなかったコアだった為、その性能から周辺パーツの事を全く調べていなかった。
ま、調べてみればわかると思うが、おそらく予算的に全く合わない話になるだろうと思う。ただ、その中にあって押さえるべきパーツだけを押さえ、価格を抑えるパーツを選び出せば可能性がない事もない。
要は要点となるポイントをどこにするか? という事である。
自作PCの醍醐味はまさにこの部分にあると言えよう。
結果的にIvy Bridgeに流れる…という可能性もある。
要するに今もっている予算をそのままIvy Bridgeに投入すれば良いワケなのだから。
限られた予算をどう使っていくか? 実に難しい話である。
あー、一度でいいから予算度外視でPC組んでみたいなぁ(爆)