神山健治監督作品の“009 RE:CYBORG”だが、ようやく予告編01の動画が公開となった。
石ノ森章太郎原作の未完の名作“サイボーグ009”をリメイク…といっていいのか、それともリテイクといっていいのかはちょっと分からないが、神山テイストで新たに綴られる新章である。
その映像のリアルさは、すべてを3DCGで製作しているから…なのかもしれないが、神山監督独特の演出がリアルさにさらに磨きをかけているのではないかと私は思っている。
10月27日に公開される際には、またいろいろと話題になる事だろう。
話題と言えば、今回のこの“009 RE:CYBORG”は、その発表当初からいろんなタイアップ企画がいろいろあり、それでも話題を呼んだ。
正社員サイボーグ003はある意味非常においしい企画だったように思えてならない。キャラクターの特性を活かしたセンスはさすがと言うべきか。
こうしたCM企画は他にもある。
ペプシコーラのCMで、これは加速装置編。
そしてこれがスカイダイブ編で…
これがそのスカイダイブ編のフルバージョンになる。
こうしたCMに起用される事で、作品のアピールになるのと同時にスポンサー商品もインパクトのあるものになるというのは、ある意味昔からある商法だが、最近だと新劇場版ヱヴァンゲリヲンが同じような展開をしている。双方にメリットがあるのだから、一石二鳥である。
こうしたCMやPVのセンスもさることながら、私は今回の“009 RE:CYBORG”を最もセンス良く表現している動画はコレではないかと思っている。
このセンスは実に素晴らしい。
009という作品を現代という時間軸に合わせた本作品ならではの見せ方である。
009を知っている世代から、全くしらない世代にまで、今回の神山監督作品は幅広い層に受け入れられる作品になっているのではないかと期待している。
しかし…島村ジョーが「俺ガンダム」でフランソワーズがガハラさんってのがねぇ…まぁ、実に見所ある作品になってるんだろうと思う。いやまぢでw