THE IDOLM@STER(以下アイマスと略)の新作、PSP版“SHINY FESTA”の初週売上枚数が119,132本(2012年10月22日~10月28日(メディアクリエイト調べ))だったようだ。
2位のPS3ソフト“DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION”の67,002本を大きく上回る結果でアイマスの強さを裏付ける結果となった。
但し、この“SHINY FESTA”の本数は3種発売されているものの合計数であるため、ダークソウルの強さも依然健在と言える。
とはいうものの、やはりSHINY FESTAのみ10万という大台を超えてくる辺りはさすがと言うべきか。
ゲームとしては生粋の音ゲーと言える出来映えのようだが、アイマスファンなら音ゲーというジャンル抜きにしても、見所は多い。
というのは、至る所にアニメ映像とCG映像を盛り込んである為、ゲームプレイの中でも画面の動きがハンパなく小気味よいのである。
ゲームの基本もしっかり押さえられ、なおかつリッチに動く画面は見ていて飽きないし、キャラクターの魅力をより引き立てるポイントになっていると言える。
発売前に買おうかどうしようか随分と悩んだのだが、私は結局買わなかった。
理由はPSP画質というのが納得できなかったのと、今更UMDディスクというのに戸惑ったからだ。DL版もあるにはあるのだが、DL版には特典が付かない為、それすらも見送った。
せめてDL版にも“The world is all one!”のDLCコードの特典を付けてくれれば購入を考えるのだが…。
物理的な特典物に関してはDL版だと不都合というのはよくわかるが、配信データの特典ならDL版にも付けてくれればいいのに…と思う。Sonyは本気でDL版サービスを拡充する気があるのだろうか?
個人的にはこれら3本を1本に集約したPS VITA版が出てきてくれる事を祈りたい。
いや、別にPS3版でもいいんだが。
どちらにしても私としてはPSP版である事がこんなにも残念だと思える作品はない。
おそらくアイマスファンなら同じ事を考えるだろうと思うのだが…。