JVCケンウッドは、JVCブランドでダイナミック型のカナル型耳栓型イヤフォン“HA-FXZ200”を発表した。超小型の8.8mmサブウーファと中高域の5.8mmユニットを組み合わせた製品で、個人的にちょっと気になるものである。
何より気になる点は、合計3基のダイナミック型ユニットが搭載されているという事。
もっとも、Sonyのバランスドアーマチュアユニットを4基内蔵した製品もある為、今更複数のユニットを内蔵している事が珍しいのではなく、ストリームダクトと呼ばれる内径0.4mmのパイプ管で低音を中高域ユニットの部分に放出し、音を合わせているという所が珍しいのである。
これがカットモデルで、真ん中にそのストリームダクトが見える。いろんな手法で音をミックスするものだと感心させられる。
スペックなどの詳細は、以下サイトで紹介しているため、そちらを参照。
impress AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20121018_566904.html
私はよくSony製のカナル型イヤフォンを使っているが、カナル型もかなり一般的になってきていて、私が使い始めた頃から比べれば、いろんなメーカーから発売されるようになってきた。
高級なものはもちろんモノも良いのだが、その価格も良い為、実に悩ましいものである。
コストパフォーマンスが最も良い製品は何か? という事を最近よく考えるのだが、ある意味、このHA-FXZ200もその中の一つの候補と言えるかもしれない。
視聴できる所があればぜひ聞いてみたい製品である。