ガンダム関係の商品はとてつもない訴求力を持つ。
私が前々職に就いていた頃はその訴求力をよく目の当たりにしたものである。何しろ○○周年記念とかキリの良い年になると、今まで発売していた商品と同じような商品でも、○○周年記念と銘打ってリプレースするだけで飛ぶように売れるという、実に強いコンテンツぶりを発揮していた。
そしてそれは今なお変わらず、いや、以前よりもさらに強くなった感じがする。
今や、オリジナルコンテンツのガンダムだけでなく、それを使った派生商品ですらシリーズ化する程である。
PS3版“機動戦士ガンダム EXTREME VS.”もその一つで、これはカプコンが発売しているガンダムゲームの“VSシリーズ”の10周年作品にあたる。
オリジナルはPS3互換基盤のSYSTEM357で稼働するアーケード版だが、それが2011年12月1日にPS3版として発売された。
そのPS3版が2012年12月13日にBest版として発売される事となった。価格は3,800円。
さらにこのBest版の発売と同時に第4段のDLCが配信される。
アーケード版で展開しているEXTREME VS. フルブーストに収録されている“Ξガンダム(クスィーガンダム)”と今後フルブーストで実装される予定の“ガンダム試作3号機”が各500円でBest版発売と同時に配信開始となる。
また、今まで配信していた第1~3弾のDLCをまとめた“コンプリートパック 第1弾~第3弾”も2,000円で配信される。機体2機分お得なパックと言える。
しかしガンダムというコンテンツの強さは異常とも言える。
ちょうど今、劇場版で新作が放映されているヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qも作品シリーズとして強いと言えるコンテンツだが、コンテンツの層の厚さはガンダムが一つ上を行っていると私は思っている。
結局はどちらの作品も成功した例ではあるが、ガンダムは既に30周年を超えたロングセラーであり、今も新シリーズが作られるという強さ。コレを超える作品はそうそう出てくる事はないだろうと思う。
そういえば、ガンダムORIGINのアニメ化ってどうなった?
ガンダムユニコーンの第7作目が作られてから展開するのかな?
世界に
目を向けて1stガンダムのキャラクターデザイナー安彦良和氏が連載していたガンダムORIGINがアニメ化するという話は、ある意味1stガンダムのリ
プレース作品。それだけに期待する人も多いと思うのだが…。あれから情報が出てきていないような気がするが、どうなってるんだろう?