今日、何気なしに使っているSIMフリー版第3世代iPadで、再びテザリングできないかなぁ…とネットで検索してみた。
私がSIMフリー版第3世代iPadを購入した時は、まさにこの部分に不具合があったのか出来ない仕組みになっていて、それはiOS6にアップデートしても同じ現象が続いていた。
しかし…今日「iOS6 IIJmio テザリング」と検索項目を入れてGoogle先生に検索してもらったところ…いつの間にか出来る様になっていた!
しかも今年の9月末に出来る様になっていたらしい…しらんかった orz
てくろぐ
http://techlog.iij.ad.jp/archives/525
上記ページはIIJのエンジニアの方のブログのようで、結構詳しく書かれている。
どうも普通の手段では可能にならないようで、従来通りAPN設定を入れても記録はクリアされてしまいテザリングができない。しかしAPN構成プロファイルをインストールする事で可能になるようで、上記ブログにAPN構成プロファイルのリンクが用意されていた。
早速、APN構成プロファイルをインストールしてみた所、確かに“インターネット共有”の項目が選べるようになった。
これで私の環境でも128kbpsという速度ではあるが、iPadを起点としてテザリングが可能になる。
通信データ量の多くない(であろう)PS VITA、PSP、3DSなどはコチラで通信するという手もある。iPhone5というデバイスもテザリングできる事を考えると、いろいろな組み合わせが考えられるようになった。
テザリングだが…ちょっと私自身思う事もある。
多分、技術的問題でそれができないのだろうと思うが、どうしてテザリングした後の、テザリング元端末は3G回線でしか通信できないのだろうか?
例えば、Bluetoothで複数端末をリンクして、テザリング元はWi-Fiでインターネットと接続する…とかできると、Wi-Fi環境下でも通信できるのだが…。
Wi-Fi環境があるなら、わざわざテザリングを使わなくても…と思うかもしれないが、例えばSoftBank回線の端末であれば、SoftBankのWi-Fiサービスには何の制限もなく入れるが、それ以外の端末ではSoftBankのWi-Fiサービスには入れない。なので私のSIMフリー版第3世代iPadを高速で快適に使おうと思ったら、SIMフリー版第3世代iPadをBluetoothでiPhone5と接続してテザリングしてやれば、SoftBankのWi-Fi環境下で使える事になる。
Wi-Fiも全てが無償公開されているワケではない為、テザリングという仕組みを介する事でそうした利用ができるようになればもっと便利になると思うのだが…やはりそれでは通信事業者が儲からない為できない、という結論に至るしかないのだろうか?
とりあえず、今はまだ全体の通信量を捌けるだけのインフラが整っていないという事もあって出来る事も少ないのかもしれないし、技術的な問題もあるのかもしれないが、これからより便利になっていく世の中が来ることを切に願いたい。