21世紀に入って11回目の大晦日である。
今年一年、私としてもいろいろな事があったが、それを10大ニュースとかに纏めようとしたら、とても10個では収まらなかった。
なので、そういった10大ニュースとかいう形に纏める事はやめた。
ただ、その際にちょっと気づいたのは私のニュースの大部分が、私個人の生活の変化をいうのではなく、何か買い物をした、という事の方が大きなニュースになってしまうという事である。
…物欲に縛られた人生。
多分、私の人生とはそういう人生になってしまったのかもしれない。
2012年、私はiPadというノートPCに変わるアイテムを始めて導入した。
この使い勝手は私にとって革命的であり、これからの時代を牽引する情報端末の在り方だと本気で思った。
実際Windows8でも似たようなアプローチがある。多分、私の感じた方向性は間違っていないのかも知れない。
2012年、私は8年使ってきた車を買い換え、N Boxというハイトールの軽自動車に乗り換えた。電気自動車やハイブリッドカーが増えてきている今にあって、まだそちらに進む事なく、低燃費型のガソリンエンジンのみの車に焦点を当てたのは、まだハイブリッドも電気自動車も買い時と私の中で判断しなかったからかもしれない。
2012年、5年以上使い続けたPCをリプレースすべく、Ivy Bridgeへの乗り換えを決心した。
Core 2 Quadから更なる省電力型を目指し、Ivy Bridgeへと乗り換える際、そしてついにHDDからSSDへとシステムストレージをも乗り換えた。
時代が私にそうしろと伝えた…というと、運命じみたものを感じるのかもしれないが、実際は「もっと速度が欲しかった」というだけの理由である。但し、それに伴う低価格化が進んでいたというのも理由になるだろう。
そして、その大きさもATXからmicroATXへと切り替えた。実を言うと、私が自作を始めた一番最初は、microATXから始まっている。つまり、ある意味私は今年の最後に、原点回帰した、という事が言えるのかも知れない。
2012年、変化が伴う際にかならず買い物がついて回った。
2013年、きっとそれは何も変わらないだろう。
私は物欲と共に生きる事をきっとこれからも続けるだろう。