コーエーが、珍妙なタイトルのゲームを発表した。
その名も“AKB48の野望”という名のソーシャルシミュレーションゲームである。
確かにコーエーらしいけどさ… orz
このタイトルはもちろんコーエーの看板タイトルの“信長の野望”からきている事は誰でも分かる事だが、問題はこの企画が立ち上がった経緯。
impress GAME Watchの記事によるとコーエーテクモゲームスの襟川陽一代表取締役社長が、昨年度のAMDアワードにおいて受賞した秋元康氏とパーティ席上で言葉を交したところから始まったらしい。そこで交わされた話で、秋元氏も「デジタルエンターテイメントコン
テンツ積極的に取り組みたい」と言うことがわかり、さらに「信長の野望」シリーズのファンだったようで、それなら「ぜひとも一緒にやりましょう」と盛り上がったから、らしい。
…嘘くせぇ(爆)
いや、事実だったとしても、こじつけっぽい事この上なし。
AKB商法に乗ったコーエーテクモとしか私の目には映らんよ(-_-;)
そして私がもう一つ問題視したいのが、その設定。
設定そのものは良いとしても、登場するキャラクターがAKBのメンバーなのに、名前なんかがオリジナルで別で用意されているという事。それなら何もAKB48の野望というタイトルにせず、単にキャストとしてAKBを起用すれば良いだけの話じゃないか。
プレイヤーはどうせ“たかみな”とか“ゆきりん”とか“まゆゆ”とか俗称(通称?)でしか呼ばないのだから、登場人物の名前はみんなそうした本人達の名前とかを使えばいいと思う。コンテンツそのものがひねりのないドストレートな企画なのに、変な所でひねってるから、露骨に嫌みしか感じられない。
そういう風に感じるの…私だけか?(-_-;)
そしてもう一つ。
プレーヤーは推し巫女のために戦う…という事らしいが、どんなだよ?と。
もともとAKBはアイドルなんだから、日本全国(もしくは世界?)のファンを取り合う、アイマスっぽい雰囲気でもいいように思う。何も無理矢理戦う設定にしなくても…。
それとも何か?
姫さまを担ぎ上げて戦う騎士って設定でプレイヤーを自己陶酔させようとかしてるわけか?
…意味わからん orz
そして私が何より許せないのが、こんないい加減な企画でありながら、AKBだけにそれなりに売れてしまうという事。
…ま、勝てば官軍、負ければ賊軍って事なんだろうが、勝馬に乗るにも程がある。
ソーシャルゲームのイヤな所は、パチンコ商売のような儲け方をするという事。これはもうゲームという名を冠して欲しくない話である。
…別にAKBが嫌いって言ってるわけじゃない。
私がこんな事を言うのは別の意図があるからであって、好き嫌いの問題ではない。
ま、それをこんな所で言った所でどうにもならないのだが、金儲けのニオイしかしない企画はとかく嫌いである。
ヒットする=売れる=金儲けとなるから仕方のない話なのだが、私はヒットする=売れる=人々に楽しんでもらう、というスタイルとは根底が異なると思っている。
今のAKB商法からは人々に楽しんでもらうという要素がゴッソリと抜け落ちてしまっているようにしか見えない。
それが、AKBの中の人の意図なのか、それともAKBの周りの人の意図なのかはわからない。だが全体を通してそんな雰囲気しか感じられない為に、嫌悪感を感じるのである。
ま、私が何を言おうが売れるものは売れる。
これで沢山お金を落としていく人も、自分で好きで落としていくのだから仕方のない話である。
ん? …そう考えると、この商法のスパイラルって、ある種ものすごく高度なエコシステムなのか?
どっちにしても、楽しみと思う人は今すぐ事前登録だ。
私は…もちろんスルーだが(-.-)y-~~
巫女に対する侮辱である
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どんな判断基準だwww
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