突然だが、あれだけHaswellまで待つと言っていた私だが、Ivy Bridgeに乗り換えることを決意した。
もちろん衝動的にそうしたワケではない。ちゃんとした理由はある。
実は…家族に相談したところ、一言言われたことがある。
「金がある時に買った方がいいよ…」
この一言は私にとって重かった…確かに半年待ってHaswellが出る時、今ある金が手元に残っているという保証はないのだ。
さらに、先日Windows Home Server 2011のPCを検討した際に、最近のパーツ類を一通り再確認してみたところ、ある程度価格を抑えながらも、メインPCの入れ替えが10万円強でできそうな雰囲気だった事もあって、それならば…とIvy Bridgeに乗り換える事を決意した次第である。
で、タイトルでは決意してアキバでパーツを買う…という流れのように見えるが、実はそれは間違い。アキバに行く前に、ネット通販でパーツの大部分を購入してしまった。
というのは…ネット通販の方が安い(爆)
しかもこの年末で送料込みで安いのである。なので、アキバには通販では買いにくいものを購入する意図をもって出かけてきた。
まずは決めた構成を先に言っておくと、以下な感じ。
CPU:Intel Core i7 3770K
マザーボード:ASUS Maximus V GENE
ケース:Fractal Design Define Mini
電源:Antec EarthWatts EA-650 Platinum
大枠はこんな感じ。
あとはメモリを32GB、HDDは今のPCのものを流用するのと同時にOSは128GBのSSDに入れる事にした。ちなみにOSはWindows7を再インストールする事にした。
今回のポイントは、ケース、マザーボード共にmicroATXにした、という事。
いつもなら、私はその拡張性の為にATX一択になるのだが、最近はチップセットでいろいろな機能を内包しているため、追加するものがあまりない事から、省スペース化の為にmicroATXにしてみたのである。私が拡張スロットで追加する機能は、HDMIキャプチャ、ビデオ機能、追加のLANポートの3つである。なので最低でも3スロット(但し、ビデオカードが2スロット用なので幅的には4スロット分)あれば事足りるのである。
それと、もう一つのポイントは電源を80Plus Platinumにしたという事。Antec製650wのPlatinum電源が激安だった為にセレクトした。これで多少のオーバークロックによる電力消費量増加にも耐えられると予測している。
そしてこれが最後のポイントだが、HDDを今のPCから流用といいつつも、大部分のHDDはUSB3.0接続の外部HDDストレージにしようと思っているという事である。裸族の集合住宅という製品を同時購入していて、これには5つのHDDが搭載できる。なので従来のHDDのウチ、使い方がちょっと特殊なものは内蔵するものの、それ以外は外付け化しようと考えている。
ま、内蔵HDDも、ケースに6スロット分の枠があるため、必要となればそちらにも増設はしていく。
で、今日アキバに行ったのは、知人と会う為でもあるが、ネット注文しなかったものを購入したいというのもあって行ってきた。
一つはIntelのLANカード。3,000円くらいだが実際にモノを見たかった為、店頭で購入する事にした。
もう一つはCPUとCPUクーラーの間に使用するグリス。熱伝導効率の良いグリスが欲しいと思って、これもモノを見て買おうと思ったのだが、その熱伝導製品に関して、今回はちょっと気になるものを購入した。
株式会社ワイドワーク 熱伝導シート
https://www.widework.co.jp/page12
グリスではなく熱伝導シートというもので、両面粘着タイプでもっとも伝導率の高いものを購入してみた。
グリスでなく、このシートをCPUとクーラーの間に接着して使用するのだが、どれほどの効果があるものなのか…気になる。
今まではシルバーグリスなどを使用していたのだが、ちょっと高級なシルバーグリスでも12w/mkという熱伝導率に対し、今回私が購入したシートは20w/mkという熱伝導率を持っている。効果があることを期待したい。
まぁ、新PCに関しては、実際に組み立てる際にまたBlogには書こうと思っている。今までの私のPCにはないポイントで検討している事だけは間違いない。
まずは注文したものが届いてからの話。後日報告する事にしよう。