今日、父親が入院した。
数日前から、マトモに座る事もできない状態になっていて、いよいよ介護の時代到来か? と思っていたのだが、今日になって「背骨が痛い」とか言い出し、結果救急車を呼んで緊急診察してもらったら、背骨の第一腰椎が圧迫骨折していたという…。
実は、この経緯に行き着くまで、我が家ではケンカが絶えなかったのである。
というのは、父親のグータラぶりが凄まじく、身体を動かすのが面倒だとか辛い事はイヤだとかで、動けるのに動かないという日々が続いていたのである。
そんな状況で、父親がトイレか何かで動いた際に、部屋内で転んだのである。圧迫骨折はその時に起きたと考えられ、そこから数日、寝たきりの状況になったわけである。
日頃、グータラぶりが凄まじい父親である為、寝たきりになった事に対して「日頃から運動しないから、いよいよ筋力がなくなって座る事もできなくなった」と家族の反応は冷ややかであり、私自身もそう考えていた。
しかし、昨日になってあまりにも痛いと言い出したため「どこが痛いのか?」と聞くと「背中
」としか答えず、筋肉が痛いのか骨の痛みなのか、その辺りのニュアンスすら聞けない状態だったため、圧迫骨折の発見に至らなかった。
それが今日になって「背骨が痛い」と言い出したものだから状況は一変。車に乗せる事も出来ないため、救急車の登場と相成ったわけである。
レントゲンで圧迫骨折だという事が判明したが、その骨折の程度は軽度という事らしい。背骨内の神経を多少圧迫している事から痛みがきていて、治療法はもうこのまま固めるしかない、という話である。だから絶対安静にしなければならず、即入院が決まった。
圧迫骨折の状態から骨を固めた後だが、運が悪ければ歩けなくなる…という話だが、状況からそれは避けられそうである。ただ、それも絶対に避けられるという話ではなく、全ては事後経過を見てどうなるか? という事であった。
ま、コレばっかりは結果を待つしか方法がないから慌てても焦っても仕方が無い。今は結果を待つだけである。
と、父親がこんな状況になった同日、私も別の件で他の病院に行っていた。
定期的に診察を受けているのだが、そこで問題が発生。
私は以前から脂肪肝といわれていたのだが、ここにきて普通の脂肪肝ではなく、脂肪肝炎の可能性がある、と言われた。
血液検査でその可能性が見えたようで、次回の定期健診の際にもっと詳しく調べる事となった。この脂肪肝炎、進行を止めることができないと、肝硬変へとステップアップし、その後高い確率で肝臓癌へと進行するのだそうだ。
今のウチに食い止める必要がある為、私自身はその体制作りを考えねばならない。
…なんか、ウチは呪われているのか? と思いたくなるような状況である。
ただ、私は父親のようにグータラにはなりたくないので、体制が整えばすぐさま実行に移そうと思っている。
なんか効率よく身体を動かせる方法ないかなぁ…。
多分、水泳が一番いいんだろうけど、さて、どうしたものかね?