昨日、マザーボードの入れ替えを行い、その際、今まで使っていたCPUクーラーが、たったネジ1本使えなくなっただけで本体が使えなくなり、リテールクーラーを使用するハメになるという問題が発生した。
リテールクーラーの性能を信じないわけではないが、当然のように過負荷がかかった際の動作問題は以前よりはずっと懸念すべき材料であり、念の為にFF14のベンチマーク:キャラクター編を走らせてみた。
ところがコレで思わぬトラブルに巻き込まれる事に…。
ベンチマークの設定は以前の最高設定と全く同じ。違いはフルスクリーンモードにしたぐらいである。その結果はというと、スコアが8,000を超えた辺りで突如ブルースクリーンになり、PCがハングアップした。
止むを得ず、強制リセットして再起動してみたら…起動ドライブの空き容量が3.5GB程度しか残っていないという事態に。
私のPCは128GBのSSDを搭載しているのだが、メインメモリを32GB搭載している事から、空き容量が最初から切迫していた。組み上げた直後くらいから23GB程度しか空き容量がなく、その後いろいろなデバイスを使うことで17GB程度の空き容量しか確保できていない状態であった。
それがイキナリ残り3.5GB…ブルースクリーンが表示されただけでこんなに空き容量が少なくなるのはオカシイといろいろ調べて見たところ、エラーダンプが13GB程度もある事が判明。ブルースクリーンの結果にそんなにも使うのかは不明だが、明らかに変な事が起きている状態だった。
エラーダンプが手元にあってもどうすることも出来ない為、すぐさまこのエラーダンプをディスクのクリーンアップで削除するが、なかなか消えてくれない。消えない理由は全く不明だが、何度かやっている内に何とか消えてくれたため、現在では空き容量18GB程度を確保する事に成功した。
おそらくコレで以前の状態に戻ったと言えるのだが、少なくともFF14はこのままプレイできる状態かと言うと不安がどうしても残ってしまう結果となった。
ここで自分のPCの情報を整理。
少なくとも、以前のCPUクーラーを使用していたときはこの設定で動作していた。
交換したマザーボードが故障しているのか? という問題も視野に入れるべきだろうが、通常使用している分には少なくとも以前と違うエラーが出たりはしていない。
残り容量の問題にしても、以前と変わらない。
となると違いはCPUクーラーしかないわけで、素直に冷却が間に合っていない、と考えるのが妥当と言える。
…以前使用していたCPUクーラーはサイズの忍者参リビジョンBという製品。
120×120×160mmで重量は1.38kgにも及ぶ巨大CPUクーラーである。リテールとは…比較にならない冷却能力と言える。
リテールファンに変えてからはクロックアップ等一切していないのだが、GPUの放熱やその他の要員でケース内の温度が上がってくるとリテールファンだけでは冷却仕切れないのかも知れない。
やはりココは新たにCPUクーラーを入れるしかないのか?
そこで今ちょっと欲しいなぁと思っているのが、水冷CPUクーラーである。
画像の水冷CPUクーラーは、ZalmanのReserator3 Maxという、メンテナンスフリーの水冷キット。Reseratorシリーズの最新版である。
初代のReserator1は、2004年に発売された、別名“青い巨塔”と呼ばれた水冷キット。
Reserator1 画像検索
http://j.mp/1deTRIq
本体色が青いのが初代Reserator1で、黒いのがReserator1 plusという製品。
とてつもなく巨大なタワータンクの水冷キットで、コイツは定期的なメンテナンスを必要とする水冷キットだが、時代は進み最近ではメンテナンスフリー化した簡易キットが主流。
水漏れの心配はまずなく、小型である為、ケースの背面にあるファンと交換してラジエーターを設置し、ケース内の排気で冷却、冷やした水でCPUを冷却というシステムになる。
非常に小型である為、取付けも面倒ではないので、ある意味理想的な冷却システムなのだが…やはり水冷という所に一抹の不安があるのは事実だ。
ちなみに私が使用しているPCケースでは、背面ファンは120mmであるため、このReserator3 Maxは取り付け可能だ。外したファンもケース天井に移設して排気に使用する事が出来る為、相性は抜群と言える。
価格は13,000円弱と、最近の水冷キットとしてはちょっと高めだが、水冷キットとしてZalmanというメーカーは絶対的な安心がある。
やはりコレを導入すべきなのか?
FF14のベンチマークが止まった理由が、熱問題だとするならばそれでいいのだが…問題はSSDの空き容量にあるようならまた話は変わってくる。
マザーボードの交換をしてようやくストレージ問題から解放されると思った矢先の出来事だけに、まだ散財しなければならないのかと考えると些かやるせない気持ちになる。
さて、予算つぎ込んで実験すべきか?
それとも今はおとなしくしているべきか?
それすら悩む必要が出てきたというこの状況、如何にして脱出すべきか?
思い悩む日は続く…。
熱問題でしたら、まずCPU温度を確認されてみては如何でしょう
FF14 のベンチを回しながらチェックすれば原因かどうか分かると思います。w。
返信
CPU温度を確認すべき…コレ、よく分かってるんですよ。
でもね…もう一回あのベンチ回してブルースクリーンを出すって事に抵抗があってですね…(>_<)
危険を承知でやってみるべきかなぁ…。
空き容量が足りなくなってブルースクリーンってケースってあり得るのかなぁ…。
とこんな感じで彷徨い続けているわけです orz
返信
一応、おそるおそる温度を計測しつつ、リトライしてみました。
条件は…こんな感じ。
・オーバークロックなし
・ウィンドウモード:1920×1080
・最高品質
これで…スコア9404、という結果でベンチマークが完走しました。
気になる温度条件ですが…
CPU:最大73℃
GPU:最大82℃
CPUは最も負荷のかかるタイミングで73℃で、平均的には70℃未満の64~67℃くらいを行ったり来たりという感じ。
逆にGPUは常に82℃という感じでした。
…これだけ見ると熱問題は問題なさそうだなぁ。
ただ、折角のCorei7 3770kだから、もうちょっとテコ入れしたければ大型クーラーもしくは水冷ユニット必須という感じでしょうか。
ちなみに計測したのはHWMonitorというツール。
直に温度計とか付けられないので、ソフトウェア計測でしかありません。
信憑性を問われると厳しいですが、目安にはなるかな、と。
さて…CPUクーラーはどうしようかね…。
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