父親の納骨の為、私の生まれ故郷である石川県金沢市に出かける事になったのは、昨日の内容通り。
NBOXに全ての荷物を載せ、いざ中央道を西進、その後長野道に入り北上、松本まで一気に走り抜けた。
時速は100km/hをベースに±10km/hで走り続けたが、イマドキの軽四はこれだけの速度を出していても、エンジンの回転数は3,000rpm程度で走り続ける。
ビートに乗っていた頃は、100km/hで走ろうものなら普通に6,000rpm以上は回っていたはずである。
同じ軽四でも、ここまで違うかと思うほどの違いである。
ま、NAとターボの違いもあるわけだが、どちらかというとセッティングの問題。
燃費を稼ぐには回転数はあくまでも少な目にする…それが定石である。
松本で高速を下りた後は、ひたすら上高地に向けて走る。
別に上高地にいくわけではないが、そこを通過点として安房峠を越え神岡町まで進み、そのまま富山へ入り、そこからまた高速で金沢へ。
走行距離にして約328km、移動時間にして約5時間の行程。
これが私のパターンである。
但し、時間に関しては母親の体の調子などを考慮し、最大7時間と読んで出発している。
松本から上高地あたりまでの道は、一般道ながらその道筋はパターン化されている。大型輸送トラックなどの王道的ルートでもあるため、そういった車の後ろについていけば迷う事なく走って行ける。まぁ…もともと迷う要素など皆無ではあるが。
上高地を過ぎると安房峠を越える事になる…といっても、今は安房トンネルが出来ているから峠越えなどしなくてもいい。有料道路だが峠越えするよりずっと楽な道になった。
トンネルを抜けて、そのまま国道471号線を北上していくと、国道475号線とぶつかる交差点に出るため、そこを左折、そのまま西進する。その後の行程は既に一本道。迷う事なく神岡町まで進む事ができる。
神岡町を知らない人は…まぁいるとは思うが実は結構有名な所。ここにはスーパーカミオカンデという、水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置が作られている。ココでニュートリノという素粒子の実験観測が行われ、宇宙の初期に物質がどのように作られたかという謎を解明する実験が行われている。
スーパーカミオカンデ 公式サイト
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/
東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/
サイエンスファンの人は上記サイトでより詳しい情報を見て欲しい。
そんな神岡町を抜けると国道41号線にぶつかる。これを右折、北上し富山市内に向かえばあとは北陸高速道で金沢まで走るだけ。言葉にすればたったコレだけの事である。
結局かかった時間は6時間弱。思っていたよりも早く到着した。
父親の納骨自体は明日に予定されている。
とりあえず初日はこんな感じ。
この道のりを帰りも走る事になる。少しでも走りやすい天候と状況になる事を祈りたい。
2013/10/19 • no comments