韓国産動画プレイヤーであるGOM Playerのアップデートで、ウィルスに感染する恐れがある事が発覚した。
便利で手軽な動画プレイヤーだけに、使用している人も多いのではないかと思うが、正式なアップデートでの出来事だけに、事態は深刻な気がする。
アップデートサーバを乗っ取られた?
今回のウイルス騒動は、GOMプレイヤーのアップデート時に、本来アクセスしなければならないハズのアップデートサーバに繋がるのではなく、踏台サイトへ繋がってしまう所に問題がある。
この図を見ると、明らかに一度は正規サーバが不正アクセスを受け入れた事がわかる。
つまり、どう考えてもGOMプレイヤーの大元であるGRETECHのアップデートサーバにおける管理責任は問われるだろう。
何故不正アクセスを受けた時に、この問題に気がつかなかったのだろうか?
まぁ、起きてしまった事を今更言っても仕方が無いが、アップデートを行う仕組みを持っている以上、この問題はかならず付いて回るという事である。
対策は?
現時点でウィルスに感染していないと断言できる人は、今すぐ現時点でのGOMプレイヤーをアンインストールし、新たに最新版をインストールする事で問題は解決する。
だが、実際問題、影響を受けているかどうかが、ハッキリ解らないところに問題がある。
一応、その確認方法が下記サイトに記載されている。
株式会社ラック
正規のソフトウェアのアップデートで、不正なプログラムが実行される事案について
http://www.lac.co.jp/security/alert/2014/01/23_alert_01.html
ここに記載されている確認方法をとってみて、まず自分が感染しているかどうかを確認した方が良いだろう。
問題は感染していた場合だが…アンチウイルスソフトによる駆除しか方法はなさそうである。
被害に遭ってしまっている人、被害に遭わなかった人、どちらにしても、とりあえずウィルススキャンはやっておいたほうがいいだろう。
正規に使っていてのこの問題。
今後、このような事がない事を祈りたい。