先日から比較的よく記事として取り上げるデジカメ。
周辺が熱を上げている事で私自身も使いこなしをより考えるようになった。
2冊目の本を購入
オリンパスOM-D E-M1を取り上げた本は何冊かあるが、2冊目の本を購入した。
1冊目は「今すぐ使えるかんたんmini」というシリーズの小型の本で、内容はというとマニュアルの延長上にあるような本である。
これはこれで必要な情報を掲載しているのだが、プロの作例や設定などを紹介している本があるといいなと思い、探してみたところそうした内容を記載しているムックを発見した。
日本カメラ社が発行元のムックで、数名のプロの作例や設定を紹介している。
参考になるのは、プロの設定。
プロが素早く操作する上で、そのプロが使いやすいと感じている設定の割当を紹介していて、ファンクションキーの割当などの参考にちょうどいい。
元々が使いやすいとは言え、流石にレンズ交換式のデジカメだけあって、簡単と言うには多すぎる機能を、どうやって使いこなしていくか、というのは、初心者にとって一つの課題みたいなものである。
本書は、そうした豊富な機能を使いこなしているプロの設定を掲載しているワケで、それだけでも「買い」と言える本かもしれない。
また、E-M1が発売された時期のM.ZUIKO Digitalのレンズの紹介や、他社レンズを装着できるマウントアダプターも紹介されていて、マイクロフォーサーズ規格になれていない人には非常に参考になる内容ではないかと思う。
組み合わせれば充実した内容かもしれない
前述の「今すぐ使えるかんたんmini」シリーズのE-M1版も、情報としては至極真っ当な内容で、マニュアルの延長上と言えどもカメラでの撮影に関しての情報が僅かながら掲載されていた。
だが、基本はオリンパスの純正品の話のみだったり、どこか公式ブックの感覚がどうしても抜けない内容だった。
このマニュアルの延長上的ブックと、今回の日本カメラ社のムックの内容を合わせると、E-M1というカメラの使いこなしがより見えてくる。
そういう意味では、この本はオススメできる一冊と言えるかもしれない。
E-M1を対象としているが、操作系が同じE-M10などもこの本は参考になるかもしれない。
ただ「今すぐ使えるかんたんmini」シリーズには、既にE-M10版が存在するため、そちらも合わせて用意すると良いかも知れない。
残念だが、これらの本は単体では今一つ…という印象が残るのだが、2冊の内容が合わさったときに中々にして良い内容になる感じがした。
OM-Dシリーズを持っている人は、書店などで内容を確認してみるといい。欲しい情報がそこにあるかもしれない。
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