6月に入り、梅雨入りも目前になってきた。
カメラのメンテナンスを本格的に考える時期に来たかな、という感じだ。
とにかく乾燥させる
カメラはとにかく乾燥させる必要がある。レンズなどにカビが発生する可能性があるからだ。
ただ、私の知り合いの一人に聞くと、神経質になる程じゃない、という話もある一方、レンズはとにかくカビないようにしないとダメだ、という人もいる。
実際問題どっちなんだろう? と考えてしまいがちだが、実は悩む必要など最初からないのだ。
確実にカメラを守りたければ、とにかく乾燥させるしかない。
過剰と思われるくらいにまで乾燥させておけば、カビからは確実に守れる。
…もっても、その他の弊害がないかどうかまではわからないが。
というわけで、私はとりあえず防湿ボックスに乾燥剤を入れて、その中にカメラ本体とレンズを入れている。
安物の防湿ボックスだから、おそらく密閉性で言えば結構ザルではないかと思う。たしか…一つあたり1,000円もしないぐらいの価格だったハズ。
中に入れる乾燥剤に関しても、いつぐらいに交換しようか全く考えていない。まぁ…半年たったら、そろそろ考えなきゃいけないのかもしれないが。
もし、適確に「こういう条件で乾燥剤は変えないとダメ」とか情報を知っている人がいたら是非教えて欲しいものである。
レンズの手入れ
レンズは非常に高価だ。
私が持っているレンズも、定価10万円を超えるもの、定価7万円を超えるものがあり、おいそれと買い足すなんて事ができないシロモノである。
だから、前述のカビ問題もそうだが、レンズに関してはアブナイと感じるならレンズを確実に守れると感じられる対策をした方がいい。
また、カビ以外のレンズの手入れとして、付いてしまった指紋の除去や汚れの除去、ホコリの除去などのメンテナンスがある。
これらについては、大型のブロワーとクリーニングクロス、そしてレンズペンがあれば問題はないだろう。
但し、私自身もどこまで必要か?という事がよく分かっていない。
ブロワーは、大きければ大きいほど風量が多くなるため、個人的には小さいものよりは大きいものの方が良いと考えている。
ブロワーはこびりついた汚れなどは取れないが、自然付着したホコリには効果的だし、場合によっては多少なり静電気を帯び吸着したホコリを飛ばす為には風量は多いほど良いだろう。
クリーニングクロスは、もっとも基本的なメンテナンス道具になるが、そもそもクロスを使わなければならないぐらいのレンズ汚れになると、個人的には手がつけられない状態なのではないかと思える。なのでクロスはもっぱらレンズ鏡筒などのクリーニング用途ではないかと思うのだが、レンズとてしつこい汚れはあるだろうから、万が一を考え、相当に柔らかい材質のものを選びたいものである。
まぁ、最近はクリーニングペーパーがあるため、クロスを買わずにペーパーで対応するのが良いかも知れない。…いや、クロスとペーパー、両方あるのが理想だろう。
ある意味最強
レンズペンは…ある意味最強のレンズクリーナーかもしれない。
正直言って使った事がないため、具体的な事が分からないのだが、カーボンでレンズ上の汚れを取り、そのカーボンを除去する事で綺麗にするらしい。どこまで汚れを吸着してくれるのか分からないため、使ってみるしかないのだが、繰り返し使えるという利点もあり、結構便利らしい。
しかもこのレンズペン、先端の角度によって、レンズ用、フィルター用、ファインダー用とイロイロある。
画像のものはそれら3種がセットになったもの。
コレ一つあれば、手軽にクリーニングできるというから、便利なものである。
もちろん本体も忘れずに
レンズの事ばかり書いたが、もちろんカメラ本体やレンズ鏡筒のメンテも重要だ。
特に素手で触る部分は間違いなく汚れている。
カメラ本体のスイッチ類などは、クリーニング液を付けて綿棒などで掃除すると、汚れが明確にわかるはずだ。
特に私が所有するOlympusのOM-D E-M1は防塵防滴という、使う環境を選ばないカメラだが、そういう過酷な環境で使えば間違いなく汚れる。
メンテさえしていれば、そうした環境で使っても、次に使うときに困る事はない。
もっとも…私の場合はそんな使い方すらできないのだが…。
とにかく道具を揃えないと…
私の場合、前述の道具類をまだ一つも用意していないのが問題。
早い所道具を揃えてメンテに入らないといけないのだが…。
通勤時にカメラ系大型量販店でもあればいいのだが、私の場合そうした事もないため、結局通販に頼ることになる。
でもこうしたメンテ道具は使い勝手が重要であるため、できれば実際のものを手にとって買いたいところ。
さて、どうしたものかいな…。
何はともあれ、コンパクトデジタルカメラ含めてカメラを持っている人は、6月という梅雨時期に備えてメンテナンスをした方がいいだろう。
気に入ったカメラを長く使う為には、必要な事であり、手をかければ手をかけただけ、カメラは期待に応える絵を撮り続けてくれるハズだ。
私はデジカメ初心者なんで、レンズをカビないように乾燥させたり、週1回は使っても使わなくてもクロスで拭くといった、その辺のお手入れ記事見れば載ってるようなのを、取りあえずやってます。
レンズペンも買いました。
ブロアーがちいさいのを買ってちょっと後悔してるものの、取りあえずのお手入れ用品は揃ったかな…?
私もハクバの防湿庫(プラ製のやつ)を買ってあります。
それに100均で買ったマイクロファイバータオル(黒)を敷いて、そこに本体とレンズを格納してます。それが良いのかどうかは手探りですがw
初めて手にしたレンズ交換式のカメラと、レンズ。大切にして長く使いたいですね。
その為にも、形からでも手入れや保管に気を使って行きたいと思ってます。
特に、本体より高いレンズには気をつけないとw
私が持ってるのには防塵防滴が付いていないので、梅雨の時季は気を使いそうです。
返信
私はプラ製の防湿ボックスに、エアパッキン(プチブチ)を何層か重ねて入れてますよ。主に対衝撃用として。
ブロアーとマイクロファイバー、あとレンズペンを急いで買わないとなぁ…と考えてますが…やはりネット通販使うしかないのか?(-_-;)
ちなみに、カメラ本体やレンズ本体にいくら防塵防滴性能があったとしても、互いをセットしていない時は防塵防滴の意味がないので結果は同じです。
まぁ…防湿ボックスに乾燥剤入れて、そこで保管してるだけでも結構な効果はあると思います。
ただ…乾燥剤ってどれぐらいの頻度で交換するんだ? それがわからん(-_-;)
返信
乾燥剤について調べてみました。
私が使ってるのはハクバのキングドライって商品。
安価でどこでも売ってる奴です。
乾燥させれば良いんでしょっ!?
…って思ってたんだけど、乾燥し過ぎもカメラ機材には余りよろしくないのだとか。
30%前後が理想なのだそうです。
(カビが好むのは60%以上)
キングドライはそれを考慮して、低湿度になると吸湿力が落ちるようにナイロンで包み込んでいるんだそうです。
それによって、庫内を湿度30~40%に保てるのだとか。
交換時期ですが、振ってみてサラサラしなくなったら交換時との事です。
予備がないので一つ幾つか買っておかないとなー。
返信
やはり乾燥させすぎもダメですか…。
といっても、そんな簡単に湿度30%以下にはならないと思ってます。
どうしてもボックス内湿度が気になる人は、湿度計付きのボックスを買うしかないでしょうな。
とりあえず乾燥剤の交換時期が見えてくれば、カビからはカメラとレンズを守れそうなので、参考にします。
とりあえず手持ちの乾燥剤を振ってみます。
返信