私の昔からの知人は、ほとんどがTwitter民である。
だから私も自然とTwitterばかりを使用してきたのだが、リアルで言うところの私の周辺は、LINE使いがほとんどだ。
世間で広く認知されているLINE
いろいろアカウントハックの問題が未だに残っているLINEだが、私のリアルな周辺ではLINEが極々当たり前のツールとして使用されている。
正直、会社の公式な連絡ではないものの、社員同士の連絡もLINE経由というものがあったりして、LINEを使わないという選択肢が徐々に少なくなってきている実態がある。
そんな状況から、私としてもLINEをインストールしていたのだが、そういう連絡ばかりが流れていき、私自身があまりLINEを使っていないという事実にぶち当たった。
まぁ…Twitterがあるため私自身は困る事はないのだが、それでもインストールしたアプリケーションを有効活用せずにそのままにしておくのももったいないと考え、ちょっとLINEでリアルタイムな事をつぶやいたりしてみた。
まぁ、他愛のない事をそのままにつぶやくだけのものだから、面白くも何ともない。
ただ、LINE固有の機能であるスタンプが使えるため、リアルタイムな出来事をちょっとつぶやいたりする際に、スタンプで感情を表現できたりするというのは、Twitterにはない面白さかも知れない。
何時になったらアカウントハックが改善される?
LINEを使っていて一番問題に感じるのは、未だにアカウント乗っ取りが解決されていない事である。
PC版LINEアプリを使う際に4桁の暗証番号を採用し、モバイル機器でその暗証番号を適合させないと使えなくした…という対策はあるものの、そもそもその対策はPC版を使う前提の話だし、その対策もたった一度の確認のみだから、効果がどこまであるのか疑問である。
結局は利用者がパスワードをこまめに変えていくというのが最も単純かつ効果的な対策なのかもしれないが、まずもって流出しつづけるパスワードの方を何とかしないことには、こんなものはいたちごっこになるのは目に見えて明らかである。
この辺りのセキュリティ、流石に全く対策なしという事はないだろうが、技術的な事がわからない人を対象とした対策を講じないと、悪評は消える事はないだろう。
LINE IDは危険?
このLINE、基本的にはスマホ内の住所録等から電話番号やメールアドレスを検索して、それと合致する人を登録する仕組みになっているのだが、その他にもいくつかユーザー登録できる仕組みがある。
その一つがLINE IDと呼ばれるものなのだが、このLINE IDはちょっと危険とする話もある。
というのも、おそらくだがロボットプログラムでLINE IDを軒並み検索して、ヒットしたLINE IDをとにかく登録、そのままいろんなメッセージを送りつけてくるなんて事があるらしい。
確かにLINE IDを登録して公開しておけば、そのIDでユーザー登録できるという便利さはあるものの、それは所謂セキュリティフリー状態なわけで、あまり好ましい状態とは言えない。
私はLINE IDそのものを登録していないので、こうした被害は皆無だが、LINE IDを登録した人は、とにかく公開設定にはしない方がよいだろう。
もう一つの手段
ではどうやって電話帳以外からユーザーを増やすのか?
もう一つの方法がそれを解決してくれる。
それがQRコードである。
LINEには自分のQRコードを表示する機能があり、そのQRコードを読み込んだ端末が該当QRコードのLINEユーザーを登録する事ができる。
この場合だと、ネット上にQRコードを公開したりしない限りは、自分がリアルに知っている人でないと登録できない事になる。
ネットに表示する場合でも、私のような小規模なBlogの場合、よほど何かのパターンでQRコードを表示したページを見つけない限りは、登録する事ができない。
QRコードはどんな感じかというと…
こんな感じである。
ま、これで見知らぬ人が沢山登録してきたら…自業自得と考えるしかあるまい。
ちなみに…LINEは自分の本名で登録しているため、これを登録すると本名がわかるという(-_-;)
まぁ、LINEは正直使っていてちょっと面白いな、と思っているところである。
スタンプは感情表現として顔文字以上にわかりやすい側面があるし、それに有料も含めて好きなスタンプを利用出来るというのもおもしろい。
Twitterも限られた個人宛にメッセージを送ることができるが、LINEはそれらをも含めたSNSツールとして一つ完成されたものを感じる。
ま、セキュリティの観点から敬遠されがちだが、既に多くのユーザーが利用していて、しかもテクニカルな人よりも一般層に定着している事から、それらの問題も徐々に解決に向かっていくだろう。
それに期待しつつ、利用し続けてみたいと思っている。