毎年9月中旬に世界的カメラの祭典「フォトキナ」が行われる。
今年のオリンパス系の噂を現時点でいろいろと考えてみる。
E-M1のシルバーモデル?
オリンパスから登場すると言われている新型機は2種あるようだ。
一つはPENシリーズの後継機でE-PL7と噂されている。
Lの記号が入っているとおり、PENのフラッグシップ系ではなく、Liteバーションの新型である。
そしてもう一つだが、これが噂段階でいろいろな話に発展している。
ある噂ではE-M1の更なる上級機とも言われているし、別の噂ではE-M1のシルバーモデルとも言われている。
他にも4K動画対応モデルだという噂もあり、これらの噂が複合しているものだったりする。たとえば、E-M1のシルバーモデルのファームウェアを4K動画対応のものにして発売し、既存のブラックモデルのファームウェアをも上げて既存も出るも4K動画対応とする…という噂である。
信憑性という話で考えれば、単純にE-M1のシルバーモデルが発売される、というだけのように思うのだが、この辺りは現時点で具体的な話がなかなか見えてこないため、ハッキリした事は誰も言えない。
また、ある噂ではE-M5の後継機として新型が発売される、というものもあったが、この噂の信憑性は他のものよりは低いようだ。流石にE-M10が登場した後のE-M5の立ち位置は、棲み分けが難しいため、どちらかというと今後発売されるであろうE-M10の性能が向上しE-M5後継機になっていくのではないだろうか?(あるいはE-M10が吸収され新型E-M5として統合されるかだろう)
カメラ本体よりもレンズが欲しい
マイクロフォーサーズとして、カメラ本体の進化もたしかに必要だが、今はそれ以上に必要なのがレンズの拡充である。
マイクロフォーサーズという規格があるおかけで、実際の所オリンパスだけでなくパナソニックもレンズ資産に貢献してくれているわけだが、今一つ、オリンパスのレンズとして「コレ!」というものが欠けていたりする。
特にAPS-C系のカメラでは広角側が苦手と言われていて、その分野ではマイクロフォーサーズが優位に立てると言われているようだが、そうした広角側のレンズを充実させる事は、この規格が他規格に対して際立つ部分なのだが、ぜひともその中核を担うオリンパスには交換レンズの開発を頑張って欲しいところである。
まぁ…望遠も欲しいには欲しいのだが。
とりあえずかなり以前から40-150mm F2.8 PROレンズが登場するという事が言われていた為、コレの発売日は発表があるものと思われる。
全域F2.8という、有り難いスペックだが…まぁ、価格も当然それなりにするものになるだろう。
でもこういうものがラインナップに加わる事で、マイクロフォーサーズとしての魅力はますます高まるハズ。
このレンズに限らず、こうした展開を望みたい所である。
PROレンズの登場が待たれる
パナソニックはLeica銘のレンズを出す事で、その高品位レンズを際立たせている。
これに対し、オリンパスは辰野クォリティのPROレンズを投入する事で、他レンズと差別化していくわけだが、現時点でPROレンズは私が持つ12-40mm F2.8 PROしか存在しない。標準ズームと言われる画角のレンズしかないわけだが、このPROレンズが広角、望遠、標準の全ての分野で展開されるのがもっとも望ましい形だと言える。
オリンパスの単焦点レンズはPremiumレンズとして構成されていて、そのコストパフォーマンスは素晴らしいものがあり、またその表示品質もズバ抜けている。Leica銘のレンズと互角以上に戦うことのできるレンズを実際には投入しているのだが、既存発売品の中にはOM-Dシリーズが投入される前のレンズがあったりと、製品として新しくリニューアルする必要のあるレンズがある。そういうのを見直して再発売したりすれば、更なるレンズシリーズの拡充になると思うのだが…。
どっちにしてもフォトキナはカメラファンとしては無視できないイベントであり、今年の9月まで、ひたすらいろんな噂が飛び交う事になるだろう。
その噂に一喜一憂するのも、カメラ好きの楽しみの一つなのかもしれない。
OLYMPUSのカメラは、画質はフラッグシップシリーズのOM-D、よりライトユーザーにはPENシリーズと言った棲み分けになるんだと思う(E-PL5辺りはライトユーザー用とは思えない性能だけど、ライブビューメインなので)。
PEN用として開発されたレンズもかなり高性能かつ小型軽量で安価(例外もあるけど、他社と比較して)だけど、OM-D用に画質にこだわったラインナップが現状足らない(特に広角域)。
恐らくはPROレンズがそれにあたるんだろうけど、まだ一本だけと言うのは寂しい限り。
コンデジサイズ並みのE-M10に着けるには厳しいサイズのレンズ群になるだろうけど、E-M1なら小型軽量で高画質のシステムを構築できるだろうし、その選択肢が広がるのは歓迎したいですねー。
眼レフを持ってみるて、ミラーレスの機動力や手軽さをより実感しました。
他のデジタル一眼より素子が小さいので(Nikon1、PENTAX Qを除く)、マウントアダプターさえあれば色んなマウントのレンズを装着出来てしまうと言う遊びも出来るし、もっと沢山の企業が賛同して広がっていって欲しいですね。
さてさて、フォトキナではどんな製品が飛び出すか、楽しみですわー。
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何となくだけど、オリンパスはOM-DとかPENというカメラ本体の種別でレンズを分けていないと思う。
PROレンズは「防塵・防滴」という絶対的な特徴を持っていて、もしOM-D用にPROレンズが作られているのなら、OM-Dシリーズの全てが防塵・防滴でなければ変な話になると思う。
それにPENシリーズだって本家PENシリーズだけでなく、Liteが存在するし、それぞれの立ち位置で考えれば、レンズはそれと連動していないのでは?
多分、レンズはPro、Premium、Standardと、レンズだけで区分し、ひょっとしたら光学特性はProレンズ並だけど防塵・防滴でない、新しい区分のレンズ群が生まれるかも…とか私は考えています。
…販売本数を考えたらあり得ないかも知れないけど(-_-;)
個人的にはStandardのレンズでも結構イケると思ってます。F値が大きい、という人もいますが、コンデジから比べれば良好な結果は得られるし、写真というものを多角的に楽しめるレンズである事に違いはないと。
というわけで、私は望遠ズームをStandardで揃えようかと考えてます。
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