今週の秋葉原の特価品で、ついに1TB級のSSDが4万円を切るという価格になった。
さらに512GBクラスでも2万円を下回るという状況で、価格下落がここまで進んだか、という状況。
今、ひょっとしたらお買い得かも…
先日、ウチのメインPCのSSD容量が危機的状態にあるような話をした。
実際、残り容量が10GB程度と、それでもそれなりの容量を確保はしているものの、128GB中の10GBだから、既に10%を割り込んでいる。
これは、メインメモリを32GBを搭載しているから起きる現象で、もしメインメモリが8GBや12GB、16GBぐらいしか搭載していなければ、残容量は20GBくらいは残っている可能性もある。
しかし、メモリを大量搭載する、というのが自作時のコンセプトの一つだったため、致し方ない所。当時、12,000円超で128GBという容量だったから、他の選択肢はなかった。
しかし、現在の128GBのSSDは、大凡7,000円を下回る価格設定になっている。
256GBで12,000円強、今週の特価に至っては、512GBで19,980円と、その価格下落は尋常ではない領域に到達してしまった。
もし、今PCを自作しよう、と考えている人や、メインHDDをそろそろ交換した方がよいかも…と思う人は、今の機会にSSD化するのが良いのかも知れない。
現在の価格は、それを後押しするには十分な価格に落ち着いている。
狙うなら256GBか?
価格的に2万円という価格を出せるなら、256GBより上の容量を狙う事は可能だが、ストレージにそこまで出す事はできない…と考えるなら256GBのSSDがお薦めかもしれない。
概ね、13,000円くらいで購入する事が可能だし、それぐらいなら私のように容量的に苦しむ事はないだろう。但し、マイドキュメントの保存先の変更やブラウザのキャッシュなどは別の所に指定した方がよいかもしれない。
ただ、未だにSSDの耐久性に疑問を持つ人もいるだろう。
実際問題、最近のSSDの耐久性は、通常使用においてHDDと変わらないと言える。但し、それはWindowsXPではない事を前提として、である。
最近のWindows Vista以降は、SSDを使用している場合に、その書き込み方をSSDに合わせた方法に切り替えている。つまり、同じデータを同じ場所に繰り返し記録するのではなく、新しいエリアに書き足して、以前のデータを削除するというやり方だ。こうすることで書き換え回数の減少を極限まで減らしているのである。
だから、HDDとはそもそも書き換え方が違うわけで、全体的にまんべんなくデータを記録し、なるべく同じセル内にデータの書き換えをしないようにしている。
この方法でSSDを運用すると、通常毎日PCを稼働させていても5年以上…いや7年以上運用しても耐えられる計算になると言われている。
既に耐用年数10年に迫るのがSSDという事だから、私はもうSSDだから…という迷いはない。
もしSSDにまだ迷いがあるようなら、少しSSDの事を調べてみると良いだろう。時代はかなり進んでいるのである。
何はともあれ、価格がこなれた今はSSDへの乗り換えチャンス。気になる人はいろいろチェックしてみると良いだろう。