いよいよWindows10まであと2週間を切った。
それでも対応は順次
Windows10がWindows7/8.1ユーザーを対象に無償アップグレード可能となるまで、いよいよ2週間を切った。
しかし、7月29日当日から全ての人を対象にアップグレードが行われるのではなく、段階がある事も同時に発表された。
よって、実際にアップグレードが可能になるまでにはまだ時間はかかりそうであり、本格的にアップグレードが行われるのは8月に入ってからと言える。
私の場合、自作機は8月にアップグレード可能となるだろうが、既にこの自作機のWindows10への移行は現時点で保留とする事を決めている。
Windows10へアップグレードするつもりりなのは、VAIO Duo 13という事に決めているのだが、こちらはメーカー製という事もあって、まずメーカーがどのように対応するかという事を確認してから行うようにしようと思っている。
7/15現在、SonyはVAIO Duo 13に対して以下のようにWindows10情報を公開している。
・簡易動作確認情報 → 8月掲載予定
・アップグレード方法、ドライバ、ユーティリティ → 10月掲載予定
Sony VAIOサポート
http://www.sony.jp/support/vaio/windows/10/index.html
上記で私はVAIO Duo 13と言ったが、Sonyでは「Windows8プリインストールモデル」という位置付けで情報を記載している(私のモデルはWindows8モデル)。
この情報を見る限り、8月にまず適用ドライバ等なしの状態で8月にアップグレードした情報を公開し、まず動作するのかどうかを開示するようだ。
その後、対応ドライバやユーティリティを10月に公開する…と予測される。
つまり、安心してWindows10に移行するのは10月、という事になる。まぁ、それも問題なく動作するとして、の話だが。
とりあえずそう考えると、Windows10への移行も2~3ヶ月かかる、と考えるしかなく、私の場合でも早くて10月、遅ければ年内、といった感じになりそうである。
パッケージ版の発売は遅れる
もう一つ、Windows10で解っている事は「パッケージ版の発売は遅れる」という事。
つまり、夏に出回るのは基本的にアップグレード版…というか、アップデートによる提供のみであり、販売はまだ行われない、という事である。
個人的にはこのパッケージ版を待っている、というのが本音なのだが、現時点では秋ぐらいに発売されればいいなぁ、という感じである。
ちなみにメーカー製PCに搭載されるプリインストール版のWindows10の提供もこの夏ではあり得ないと言われている。話ではWindows10がプリインストールされたメーカー製PCも冬発売のものから登場、といった感じになるらしい。
なぜ無償提供のWindows10が先行して発売版が遅れるのか? といった疑問は当然出てくるが、その理由は明らかになっていないようだ。従来だったら逆だったハズだと思うのだが。
前にもこのBlogで話題にしたが、私がメインPCをWindows10にする時は、おそらく今のPCの環境を残したまま、新PCを導入した時になるだろう。単純に言えば相当先、という事になる。
Windows7は今の所延長サポートが2020年1月14日まで継続する(実はメインストリームのサポートはもう終了しているのである)。その前にはWindows10へと移行するつもりではあるが、あと4年半という期間の中で、新しいOSでの環境を構築してしまわないといけない。
そう考えると、OSが変わるというのは実に重い話だな、と改めて思ってしまう。
願うなら、Windows10以降はこうした『環境を構築しなおさないといけない』という事そのものがなくなってもらいたいものである。