遂に来た、という感じだろうか?
World of Warships
このタイトルが発表された時、その名称はまだWorld of Warshipsではなく、World of Battleshipsというタイトルだった。
しかもそれは2011年8月の事で、既に4年近くが経過している事になる。
そう、名乗りを上げてから、既に4年。実に長い年月の果てに、ようやくこの日、オープンβテストを迎えることができたのである。ちなみにオープンβテストが開始したのは7月2日だから、現時点で既に3日は経過している事になるのだが。
今まで何度もクローズドテストを行ってきているが、限定的な人たちでしか参加ができなかったが、今回のオープンβテストはもちろんWargaming.net IDさえ持っていれば誰でも参加できる。
Wargaming.net IDの取得方法は、以下のサイトから無料で取得する事ができる。
World of Warships 公式サイト(アジア)
http://worldofwarships.asia/
無料で取得したら、4GB近くあるクライアントソフトのインストールから始まる。
但し、実際にインストールが終わっても、今度は更新プログラムでアップデートする事になるのだが、総インストールデータ量は15GB程度になる(ウチのHDDでの実測だと15,886,743,526 バイト=14.7GB)。
まぁ…最近の3D系ゲームではこの程度は普通と言えるだろう。FF14は蒼天のイシュガルド適用後で19.4GBになるのだから。
繋げてみた
実際にプレイする所まではまだ行っていないのだが、とりあえず起動確認だけはやっておいた。
インストール直後では画面サイズも小さいので、設定でほぼフルスクリーン状態にした。“ほぼ”というのは、私はフルスクリーンモードではプレイしないので、下のタスクバーを除いた部分で最大の窓の大きさのウィンドウモード、という事である。このWorld of Warshipsは、自動的に解像度の中にそのサイズが出てくるので、それを選べばウィンドウモードの最大ウィンドウプレイが簡単にできる。
私は基本的に日本軍でしかプレイするつもりがないので(日本人プレイヤーの場合はほとんどそうなのではないかと思うが…)、日本の艦船にしか興味を示さないのだが、一応オープンβテストでは日米で80種くらいの艦船から用意されているようである。
操作方法は…私の嫌いな「WASD」による移動によるキーボード&マウス操作になる。ゲームパッドに対応しているといいのにな…と思いつつも、おそらくゲームパッドでは照準合わせなどが難しいといった問題も出るのではないかと思う。
となると、やはりゲーミングデバイスとして左手用コンソールなどがあると便利なのかもしれない。
ゲームのシステムとしては、3すくみ方式となっている。戦艦が最強とか、空母が最強という事ではない。
おそらくこの動画を観ればシステムがよく分かるのではないかと思う。
良く出来たシステムとは思うが、そもそも海戦というのは集団戦であり、空母単体でどうにかできるものでもないし、戦艦だけでどうにかできるものでもない。ましてや駆逐艦だけでどうにかできるものでもないし、結局はマルチプレイあって始めて事を成せるとしか言い様がないのだが…。
一応、12人vs12人という総計24人での紅白戦が基本らしいので、プレイする時には自分の軍勢の様子を見て自らから役割を把握しないと、戦闘が始まっても効率良く戦う事はできないように思う。
艦これブームで参加者は多い?
艦これ、私が思っているよりずっと長期に渡って人気が維持されていて、ちょっと驚きなのだが、この艦これ人気で、このWorld of Warshipsも参加者が多いように思える。
もちろん、艦これがなくても元々海戦モノが好きという人もいるわけで、そういった人からすれば、本作はまさに僥倖と言える。…いや、偶然的でもないが。
艦これの人気で、リアルの軍艦にも人気が出ているのが現状だが、本作の中であまりにもリアルに徹する考え方を持ちすぎるのは些か危険かもしれない。
何しろ「3すくみ」システムなので、リアルな考え方で解決できる戦闘能力ではないのである。特に魚雷に関して言えば、日本が使用していた酸素魚雷は他国で使われていた魚雷から比べて桁違いに高性能だったと言われている為、同じ駆逐艦同士を比較してしまうと、日本の駆逐艦が圧倒的有利になってしまう。
しかしゲームである以上、そうした差は付けにくい為、リアルとはかけ離れたものになるのは仕方のないところである。
結局はゲーム。そういう考え無しにプレイすると、納得のできないものになりかねない。
それに…本作は陸地からの航空機支援などもないため(確かそのはず)、そこにも問題は出てしまう。
それに航空戦力の強さのバランス取りも各国で釣り合いのとれるものにしないといけないため、そういうところでの調整は多分に入っているだろう。史実のままにしてしまうと、大和級などとんでもない耐久力になってしまう。
まぁ、いろいろ御託を並べても仕方が無い。
ゲームとして楽しめれば良いわけで、海戦が好きな人は多分楽しめるものになっているだろうと思える。
ただし…海外製ゲームなので簡単なゲームと考えているとそのハードルの高さに驚くかも知れない。結構難しいゲームなので、心してかかるように。
私は…FF14やりながら出来るかどうか…プレイしたいんだけれど…。