いよいよWindows8インストールモデルも対応したので入れてみた。
信用できるのか?
Windows10、世間では随分と移行している人が多いような記事を見かけるが、実際どうなんだろうか?
正直、Windows7と比較したとき、私は画面の見た目とか含めてもWindows7の方が実は好みだったりするのだが、それでも全ての動作が軽くなっているという話もあるし、世間の流れというのもあるし、結局はその動きに逆らえないかな、と。
なので、SonyがいよいよWindows8プリインストールモデルのWindows10移行を案内していたので、VAIO Duo 13をWindows10へとアップデートする事にした。
まず最初に、リカバリーメディアを作った方が良い、とだけ言っておく。
実は私は作らなかったのである。
だが、いつ何時何があるか解らないのがMicrosoftとSonyである。…両方ともかよ(爆)
なので、こうしたシステム全体の事に触れる改変の時には、ぜひリカバリーメディアを作る事をお薦めする。
リカバリーメディアそのものの作成は、多分1時間ほどかかる。あらかじめ取っておいた方が、スムーズにWindows10アップデート作業が進むことになるだろう。
それともう一つ、Windows8.1のアップデートは最後まで当てておく事。これも必須と思った方がいい。
ココまでやっておけば、いよいよWindows10のアッブデートへの道を進むだけである。
Windows Updateから
Windows10 Updateの予約をしている人であれば既にWindows10へのアップデートモジュールがVAIO Duo 13内にダウンロードされているハズである。
だが、実はこの予約をしていない人であっても、実は既にアップデートモジュールはダウンロードされていて、特定のフォルダに格納されている。
だから、今回の私の様に突然Windows10へアップデートしようとか考えたとしても、実はWindows10へのアップデートはダウンロードから始まるという事はない。
あとはシステムからWindows Updateを実行するだけである。
実行すると、システムはもう喜び勇んでWindows10へのアップデートを開始する。
何せ、モジュールが既にダウンロード済みだから、仕事が早い早い(爆)
おそらく、1時間もかからない内にWindows10へのアップデートは完了してしまった。今回、私としてははじめてクリーンインストールではない形でOSをアップグレードしてみたが、何の設定もしなくていいというのはラクチンである。
とりあえずWindows10へのアップグレード(アップデートと言っているが、この時点ではアップグレードだと思う)を終わらせた後は、Windows Updateを当てて最新状態にする。コレ、常識。
で、次にSony謹製のVAIO Updateを行い、VAIO特有のプログラムを追加で入れる。メーカー製のパソコンではこういう操作が必要なメーカーがいくつかある。それも実行した方がいい。
ここまで出来て、ホントの意味でWindows10への移行完了である。
VAIO Duo 13において、Windows10へとアップデートすると、いくつかの問題が出るという話ではあったのだが、果たしてそれらはどうなったのか?
とりあえず検証
まず、VAIO Duo 13をWindows10にする事で出来なくなる事の一つが「マルチタッチが効かない」というものである。
だが…試してみたところ、何の問題もなく動作した。おそらく、VAIO専用ドライバによる動作ができなくなり、替わりにWindows10標準のドライバで可能にしている、という事なのかもしれない。
同時に、念の為にタッチパッドも確認してみるが…問題なく動作した。
おそらく、インターフェース周りで出来なくなったという事はないのかもしれない。
次に「動画再生時に右半分が崩れる」という問題だが…これも問題なし。X-Realityという高画質化機能がWindows10のビデオ周りと競合するのかもしれない、と思っていたのだが、どうもそれも修正されているようである。
他に、VAIO Duo 13にプリインストールされている「Note Anytime for VAIO」が正常動作しない、というのがあるのだが…コレは報告されている通り、問題が出た。
使う事はできるのだが、一度編集中にスリープに入ると、復帰後にノートの内容が表示されない、という問題があるのだが、マトモにこの問題が出た。一応、アプリケーションである「Note Anytime for VAIO」を再起動させるとこの症状は戻るのだが、バッテリー動作のみで使っている状況だと、結構頻繁にスリープに入るため、この問題は地味に堪える問題である。
他には「インテル エクスペリエンス・センター」が動作しないとあるが…コレはそもそもそんなに大きな問題にはならないだろう。Windows10の標準機能が動作さえしてくれれば特に問題にはならない。
ひょっとして…使える?
ここまでいろいろ検証してみて思ったのは、想像以上に問題がないという事。
既にSonyはVAIOの開発等から手を引いているため、今後はドライバなどが余程問題がない限りは新しくなる事はまずないだろう。
という事は、基本的には今後このまま使い続ける事になるわけだが、今の所大きな問題がほぼない。
インストールしているOffice 2013とも何ら問題なく連携できているし、使い勝手さえなれてしまえばWindows8.1時代より快適に使える化も知れない。
ただ、問題はその「使い勝手が慣れるか?」という所。
Windows8.1もそうだったが、かなり独特な仕様の所がある為、ココさえ乗り越えられれば使えるOSと言えるかもしれない。
ま、とりあえずしばらく使ってみない事にはわからない。
半年後、どういう評価になっているか、ちょっと楽しみである。