迷い続けるPC環境。
今の環境をどうするか?
現在使用しているPCはWindows7をそのまま使用し続けているのだが、最近Windows10へのアップグレードが半強制的になってきて、Microsoftが速やかにユーザーのWindows10へのアップデートを進めたい思惑がひしひしと伝わってくる。
だからといって私がそれに従うというわけではないのだが、個人的にはWindows10への環境移行はどこかのタイミングでやらないとダメなんだろうな、という事は朧げながら感じている。
これはWindowsを使っている人間であれば避けて通れない所があり、今後を考える上でそのタイミングは考えておかねばならない事ではないかと思っている。
そのタイミングだが、単にOSの載せ替えというだけでなく、ハードウェアの一新も検討は続けている。
狙いはIntelのSkylakeシリーズへの乗り換えだが、今のタイミングだと既に次期シリーズを視野に入れた方がよいかもしれないし、また2016年中にはAMDが新シリーズを展開するという予定もあるから、現時点で次のプラットフォームを何にするかはまだ決めかねている。
問題はその次シリーズが各社いつごろ出してきて製品化するのかがまだ見えない事で、これによって私のWindows10移行がかなり遅れる事は間違いない。
予算投入のタイミングもあるため、非常にやりづらい。他にも予算を投じなければならないものもあるから、この読めない予定は全てを狂わせる事になる。
じゃあ、いっその事今使っているPCをWindows10へ移行するか?
検討はしたが、Windows7でないとマズイ部分もなきにしもあらず。
しかし、少なくとも2016年7月には無料でのWindows10へのアップグレードパスは絶たれる事になるため、移行するかどうするか、移行するとしてもどのような形態にするかなど、迷う事は多い。
新ハードは単価が高すぎる
自作市場が以前ほどの規模になっていないというのも一因かもしれないが、最近の新ハードに関わる各パーツはその単価が異様なまでに高騰してきているのは、実に財布にとって痛い話である。
以前ならばマザーボードは1万円台後半で既に高級仕様だったが、今ではその1万円後半でもミドルクラス前半という感じ。
またCPUにしても、競争理論が働いていない為なのか価格が高すぎる。以前なら3万円台前半でミドルハイクラスが買えたのに、最近では4万円台が当たり前である。
唯一単価に変動を感じないのはメモリとストレージだけである。ストレージはSSDの価格が気がつけばとんでもなく下がっていて、今では手の出しやすい状況である。
だが、メモリとストレージの単価がどんなに下がっても、他パーツの価格が高騰していては全体の価格は上がる一方である。
今の時代、こだわりの逸品を自作する時代ではなくなり、大量生産品を購入するしか方法がないのだろうか?
このようなコスト高が、私の新ハード移行の障害になっているわけだが、どちらにしても時期が悪い。
今年7月までのWindows7からのWindows10アップグレードパスに間に合わせるだけの物的なアドバンテージと魅力が、今のパーツ群に感じる事がないのである。
まぁ…魅力があったとしても価格で乗れないだけ、とも言えるが、コストに乗れない時点で魅力がある、という事にはならない。
Windows10の不具合
私はまだVAIO Duo 13をWindows8.1から10へとアップグレードしただけで、他の事は試していないのだが、Windows7からWindows10へとアップグレードした事で、いろいろなトラブルに見舞われる…なんて事はないのだろうか?
ネットで調べて見ると、昨年末あたりまで結構致命的なエラーが出てアップグレードすらできないなどの問題が出たりしているようである。
しかもそのトラブルの大半はWindows8シリーズからのアップグレードではなく、Windows7からのアップグレードの様である。となると、結構これがまた私としても考え物であり、アップグレードしようという気を失わせてしまう。
やはり、これはWindows7からWindows10へのアップグレードパスは無料だからという誘惑に屈する事なく、最後までWindows7で通した方が良いのだろうか?
現時点では、Windows7環境をそのまま残すという手ももちろん選択肢の一つと思っているのだが、WindowsXPと同じでいずれネットワークに繋いで使えなくなる事は間違いない話。このライセンスを活かすのか、それとも殺すのかは、まさにこの判断にかかってくる。
それだけに、このアップグレードの判断は結構悩みどころだったりするわけで…。
2019年中までに新PCを
Windows7は、現実的な話で言えば2020年1月14日に延長サポートが終了する。
つまり、その時点まではMicrosoftからセキュリティパッチ等が配信され、問題があったとしてもそれで対応が出来る。
しかし、2020年1月14日を過ぎると、たとえWindows7側にセキュリティホール等の問題が見つかったとしても、もうMicrosoftからセキュリティパッチ等の配信は行われない。
WindowsXPの状況を見ても、おそらく問題となるのはセキュリティホール等ネットワークに関する問題しか出ないと想像できるが、仮にそうだとしたらオフラインで使用する事は出来る、とも言える。
この状況を理解した上で、私にとって最もベストな答えは、Windows7はそのままにしておいて、2020年…いや、2019年中には新PCを新設、そのままメインPCをそちらに移しつつ、現PCをそのまま温存する、というものである。
ライセンスは一つムダにするかもしれないが、このライセンス自体は仮想化ソフト(例えばVM Ware)上でのWindows7のライセンスとして使用する事が出来る可能性がある。
現時点では、もうコレしかない、という結論である。
ただもちろん問題もある。
それは、今の生活環境で2019年中に新PCを用意出来るか? というものである。
私の事なので、新PCに求めるスペックは決して低いものではないだろう。そうなればコストの問題が必ず出てくるし、時期の問題も相変わらず出てくる。
こうした問題をクリアできるという確信が現時点で持てないのが最大の問題。
果たして、クリアする為には、最悪コストの問題くらいは解決できるように準備する必要がある。
他にも予算を投じる必要のあるものがあるだけに、この問題は今後も大きな余波を与えそうである。
うちも、去年ノートパソコンがお亡くなりになってから、古いデスクトップとドスパラパットでしのいでいるので、買い替えタイミング計ってますが、自作のパーツコストが上がってるのは気になってました。
配信とかに使うから、エイリアンウェアの真ん中あたりを買ってしまうか…と、未だ悩んでる最中ですわ。
ちなみに、去年、ドスパラタブレットをWin10にアップデートしてネットが使えなくなるトラブルに遭い、速攻ロールバックしました。
あの当時は、マックロソフト…もとい、Microsoftの適応機種です!というチェック結果を間に受けた結果、アップデートで動かない始末。
まぁ、自分がちゃんと調べてないのも悪いんですが、あのあとは、アップデートする気にはなれませぬ。
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配信だけを考えるなら、最近はPCレスという手もあるんですよ。
機材そろえる場合、案外その方が安上がりだったりするんですよね。
ただ、PCをよく使う人からするとわかりやすさはPCを使う方がわかりやすいので、結局マシンパワーをある程度持っているPCでやった方が…と考える事が多くなります。
基本的にはCorei5、メモリ8GB、SSD256GB(HDD1TB以上)、GeForce GTX 960(Radeon R7)クラスのビデオカードがあれば、ほとんどの事で困る事はないと思います。
あとは自分でどれだけの付加価値をその上に載せるか? という事になるので、これを主軸に考えると良いと思います。
まぁ…どこかの誰かさんみたいに「Intelはイヤなんぢゃ~」とかいうと、CPUまわりから少し突っ込んだ話をしなければならないので、もうちょっと複雑になりますが…そこはお好み次第でw
ちにみに、今Windows10へのアップグレードを行うと、問題なくアップグレードできる可能性はありますよ。
昨年末に大型アップデートがあったので、対応デバイスが増えている可能性があります。
それでも最低限メーカーに確認は必要でしょうけどね。
どちらにしても、今の時代はネットに繋げてナンボなデバイスばかりなので、特にタブレットはWindows10へアップグレードした方が良いのではないかと思います。
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