仕事とはいえ、いつもと違う事をするのはツライものである。
辻褄合わせ
本当はそんな事をして言い訳ではない。
だが、流れでそうなってしまった以上、振り返る事はできない。
そして繰り返すのが辻褄合わせである。
今日の監査では、その一つの中に、マネジメントレビューと呼ばれる品質会議の議事録を説明するところがあった。
基本的にいつもこのマネジメントレビューの全体的な取りまとめを私がする事が多いのだが、今年は昨年より会社に来た人の指示でいろいろ動く事になっていて、今回のマネジメントレビューは、基本的にはその人が全て解っているハズの状態であった。
ところが…いざ監査が始まると、その人は自分が取りまとめていたマネジメントレビューなのに全然違う内容で説明を始めてしまった。
同じ会社の人間のコメントであるため、それを全面否定するワケにもいかず、私も結局はその話しの流れに合わせて、いろいろ説明するハメになってしまった。
一度そうなると、あとはもう辻褄合わせの連続である。手元にある記録をねじ曲がった説明に合わせて説明をしていくしかなく、最終的には別目的で用意していた記録を、全く違う意味の記録に仕立て上げて説明するハメになった。
結局は監査員を納得させる事が出来たため、事なきを得たのではあるのだが、解っていない事をアタカも知っているように説明する人のおかげで、随分と苦労するハメになった。
これも世渡りが下手な私ならではの話という事になるのだろうか?
無事終了
とりあえず、今日は他の所も含めて特に問題となるところは出てこなかった。
しかし、本当の意味で問題がなかったわけではない。結局は辻褄合わせをした上で問題がなかったというだけであり、正規の手順を踏んだ話となれば、問題はまだまだ山積みである。
しかも今回問題となった部分に対しても、その修正案を提出しなければならない。こちらは修正のみ、と言っても、関連する文書全てを見直し、問題がないかを確認しなければならない。
今後も問題はまだまだ続きそうである。
監査はまだ半分に到達したのみで、あと2日分残っている。
ようやく半分、されどまだ半分である。