Amazon.co.jpの電子書籍端末に新型が登場した。
その名はOasis
Oasisと聞くと、富士通のOASYS Pocketを思い出す…といったら、どんだけ古い人なんだ、と言われそうだが、Amazon.co.jpより電子書籍端末の最上位機種である「Kindle Oasis」が発表となった。もっとも特徴的なのは、その重量が131g(Wi-Fiモデル)という事であり、これまでのKindleよりも平均で30%薄く、20%以上軽い。本体材質はポリマー樹脂フレームを使用、剛性を上げつつ軽量化している。
また、バッテリーも従来から大きく変化した部分で、本体内蔵だけでなく、付属のバッテリ内蔵カバーによってデュアルバッテリー化している。カバーのバッテリーは本体のバッテリーの充電を行う仕組みになっていて、この状態だと駆動時間は数ヶ月間となっていて、従来の数週間という駆動時間を大幅に向上させている。残念だが、現時点では本体だけでどれぐらいの駆動時間なのかは不明。
ディスプレイは6型の解像度300ppiで、モノクロ16階調のE Ink電子ペーパー仕様。これはKidle Voyageと同じ仕様だが、内蔵フロントライトを再設計していて、LEDを10個搭載している。従来よりも画面上の明るさが均一で、輝度も向上している。
ストレージ容量は4GBとこれもVoyageと同じ。搭載している無線LANはIEEE802.11b/g/nをサポートしている。
また、本体には加速度センサーが内蔵されていて、左右どちらの手で持っているかを本体が自動認識する。これによって、ページめくりボタンの機能も自動対応し、左右どちらの手で取り扱っても快適に使用する事ができる。
本体サイズは従来より長辺が短い143mmで、横幅はちょっと長くなった122mm。厚みは最薄部が3.4mmで最厚部が8.5mmとなっている。
カバーはレザー仕様
さて、このKindle Oasisだが、私個人としては魅力的…とは思わない。
いや、本体だけなら魅力的なのだが、問題はそのバッテリー内蔵カバーにある。
専用のカバーはレザー仕様で、本体のハンドグリップと組み合わさるように合体する。
つまり、変則的なKindle Oasisの厚みの内、薄い部分にカバーのバッテリーが合体するイメージだ。
私が問題とするのは、カバーがレザーであるために、いずれは劣化するという事が気になって仕方が無い。
もちろんバッテリーも劣化するのだが、おそらくバッテリーの劣化より早くカバーの痛みや劣化が訪れ、見た目が悪くなる事が容易に想像できてしまう。
こういった仕様でありながら、Kindle Oasisの価格は最上位機種らしく最安値でもWi-Fiモデ35,980円にもなる。
正直、これだけの価格を出してまで買う、という人がどれだけいるのだろうか?
私としては、このKindle Oasisの登場で、型落ちのKindle Voyageが少し安くならないかな…と、目はそっちに向かってしまっている。
何しろ、Kindle Voyageと性能的に大きく変わった場所はバッテリーと重量なワケだが、重量でいえば、Kindle Oasisも本体とカバーを合わせればKindle Voyageとロクに変わらないワケで、だったら価格差やカバーの件を考えればKindle Oasisはないな、と思うワケである。
というわけで、私自身はこのKindle Oasisはそんなに売れない、と予想するが、もしカバーの耐久力がとてつもない仕様なら…或いは売れるのかも知れない。
らしくない?
文書がとんでいってるような…
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あー、昨日テキストエディタで書いてて、それをコピー&ペーストでBlog記事にしたんだけど、どうもその際に妙な手を入れれて、変な状態になってたみたい。
とりあえず修正はした。
…最近疲れてるのかもなぁ。
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